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後始末が一番大変です(その2)

本日も拙作をお読みいただきまして、ありがとうございます。

「どういうことだ?」


 シルウェステルの凝視に、あたしは指を一本立てた。


「あたしは星と共に歩む者(森精)たちが人間にとっての『善き隣人』――ただの都合のいい味方だとは思っちゃいない。だけど、闇森に足を踏み入れ、話をする中で、ある程度は彼らのことを理解できたと思う。特に、彼らの自己定義と、規律と、禁忌については」


 森精たちがクラーワに侵入してきた星屑(異世界人格者)の対応をするのなら、氏族長たちより、(まじな)()たちに直接話を通した方が効率もいい。それはわかる。

 が、もともと森精たちは人間を知的生物であるとは認識していても、自身と対等の存在とは見ていない。

 あたしやグラミィを彼らが認識していたのは、精神のみとはいえ、あたしたちが落ちし星(異世界転移者)という、この世界の異物だったからということもある。だけど膨大な魔力(マナ)量のせいもあったんじゃないかと思うのだ。

 それが証拠にアロイスたち、あたしの周囲にいる人間と会話をしてくれる森精はほとんどいない。人間と対等に話をし、密偵に近いことのできるメリリーニャの方が珍しいのだ。

 これは象が鼠を、いや蟻の個体を対等の存在とは見ていないようなものだろう。

 とはいえ、彼らも軍隊蟻の危険性を理解していないわけじゃない。一対一ではありえなくとも、人間の集団相手ならば、その代表者となら彼らは交渉もする。ヴィーリのように。


 ならば、呪い師たちを魅了するというのは、確かに森精たちがやりそうなことに見えるかもしれない。

 だけどこれまでヴィーリやメリリーニャが――森精の中でも特別な立ち位置である、人間との直接接触担当だった彼らが、魔力による魅了を人にしかけるのを、あたしは見たことがない。

 好感度を稼ぎ、交渉をスムーズにするには、ある意味対人関係構築において、最強の切り札ともいえるはずなのにだ。


 人間へのおおっぴらな魅了。おそらくそれは森精たちにとって、『やれて当然のことではあるが、やらない/やってはいけないこと』なのだろう。

 たとえて言うなら言葉を喋る子猫を虐待するようなものかもね。能力的に可能であることは周知の事実。だが彼らの倫理的には完全アウトというやつ。

 この推測の理由は、彼らの自己定義にある。


「彼ら森精たちの自己定義は、『この世界の管理者』だ。ただし完全放任主義の。ゆえに彼らの規律は『可能な限りの不干渉』だ」


 その管理方針は、あるがままに、自然に。

 たとえば環境の変化につれ、その地方の生態系や植生に異変が生じたとする。場合によっては絶滅する種が出る危険があったとしても、自然の流れによるものである限り、選択圧のままに絶滅させる。

 観察はする。だが手は出さない。何かしらの影響を与えてしまうと判断すれば、時に観測すらしない。それが彼らのやり方だ。


 実際、ランシアインペトゥルスにおいて森精たちの存在は、あたしとグラミィにヴィーリが接触してくるまで、半分神話の中の存在と見なされていた。

 スクトゥム帝国に対しては、その監視網すら機能しておらず、森精自身もさまざまに迫害を受け絶滅しかけていたほどだ。これらも人間という種への過干渉を避けるという彼らの方針が、徹底しすぎていたせいもあるんだろうとあたしは思っている。


 逆に、ヴィーリたちがスクトゥム帝国への対抗勢力的な行動をしてくれているのだって、それがラドゥーンたち(異世界人)という、この世界にとっての異物たる存在の関与による、近縁種間の不自然な絶滅闘争という面をあたしが言い立てたというのが大きいとあたしは見ている。

 そうでなければ、森精たちはスクトゥム帝国がさらにでろりと拡大し、他の国々を星屑の身体供給源にしていくのも、自然発生的な人間同士の生存競争と判断し、ただ見守り続けるだけだったんじゃないか。

 そんな気がしてならないほど、彼らの干渉は最低限の底を抜く。


 その彼らのやり方からすれば、あの森精のやり方は明らかに異常だ。

 いつから呪い師たちをあの森精が魅了していたのかもわからないが、彼の顔立ちや髪の色などは闇森の者らしい。

 が、ぶっちゃけほとんど見覚えがない。

 闇森にわりと通っていたあたしとすら接点のほとんどなかった、つまりは本来ならば人間との接触なぞする必要もなかったはずの個体が、呪い師たちを手駒としている。

 ということは。


 あの森精は、人間についての理解が浅い。


 たとえ星屑たちの流入の件があったから、その対応にかり出されてたにしてもだ。そこでわざわざ呪い師を魅了する必要はないのだよ。もともとクラーワ地方では、森精への崇敬の念は篤い。一言森精に直接命じられた、ただそれだけでも、呪い師たちは対価すら求めず動いてくれる。そんな気がする。

 だのに、よく知りもしないモノを無理に使役して何かをしようとかね。絶対ろくなものにはならないだろう。


「なるほど、たしかに人を魅了するというのは、そなたの言う星と共に歩む方々の規律とはさかしまのものであろう。わたしが知る限りにおける、あの方々の動きとも齟齬はある。かの魅了をしかけている者が、星と共に歩む方々の中でも未熟者だと見たのも納得する。が、それがなぜ魔喰ライの王への道と断言できるのだ?」

「なら一つ質問だ。シルウェステル。規律とはなぜ生じる?」

「秩序を守るため、であろうな」

「まあそういう面もある。いざこざを収めるため、もとより起こさないため、――そして、特定の行為などに禁止あるいは制限を定めることで、秩序を必要とする集団そのものが損なわれないようにするためでもある」


 つまり、森精の規律には、禁忌の裏返しという意味がある。そして世界の管理者たる森精たちにとって存在そのものが禁忌であるのは、間違いなく世界の破壊者、魔喰ライの王コリュルスアウェッラーナだと言えるだろう。

 下手をすれば、森精たちの規律はすべて魔喰ライの王を退けるためのものであってもおかしくはない。


 しかし、あたしはそこに疑問を感じた。


「そもそも、『魔喰ライの王』とはどういう者だと思う?」

「どう、とは」


 シルウェステルは口ごもった。


 魔喰ライの王コリュルスアウェッラーナは森精だった、というところまでは把握していたラドゥーンたちも、この疑問にはそれ以上推察を深めていたような気配はなかった。

 だが。


「よく考えてみよう。『魔喰ライの王』というものが成立するかどうか」


 魔喰ライ――自身が制御不可能な量の魔力を取り込み、頭のネジのはじけ飛んだ魔術師の成れの果て。

 王――統治者。統治とは管理の別名でもある。


 だけど魔術師だって、そうそう魔喰ライになりはしない。というかそもそも魔喰ライに成り果てた途端、敵も味方も皆殺しヒャッハーな挙動を見せる前に、全方位危険物としてよってたかって討伐されるのが基本ですよ。

 つまり、魔喰ライはたとえ存在できたとしても、絶対数が少ない。


 たとえ何らかの理由で魔喰ライが一度に大量発生したとしてもだ。魔喰ライは他者を殺し、魔力を奪い尽くすことでその激烈な餓えを、執着を満たそうとするばかりの存在だ。

 知性が多少なりとも残ろうと、他人と、いや他の魔喰ライと力を合わせて何かしようとするくらいなら、なけなしの知性を悪用して、その力を奪いにかかるのがヲチだ。

 ましてや集団をまとめ上げ、統治するなどという理性的な行動ができるわけもない。


 逆に、理性を失い、自らの欲求を満たすため人を襲う魔喰ライどもを、魔喰ライではない、理性ある者が束ねようとしたとしてもだ。

 魔喰ライが王を戴くわけがないのだ。

 たとえ力尽くで叩きのめされたとしても、それで魔喰ライがより強い者を上位存在と認識し、服従するようになるかというと……、人間から攻撃された野生の猛獣が、自ら人間に下り、家畜になるかと問うようなものだろう。

 ならば。


「『魔喰ライの王』という称号に生じるこの矛盾は、時系列の問題だろう。あたしはそう考えてる」

「……つまり、『魔喰ライになってしまった(統治/管理者)』を示すもの、それが『魔喰ライの王』ということか」

「そうあたしは推測してる。コリュルスアウェッラーナは、もともと星と共に歩む者の中心人物()であった。そう考えれば、この闇黒月(アートルム)が、魔喰ライの王の目と言われてきた理由も理解できると思わないかい?」


 もちろん、魔喰ライ化してしまってからでは、闇黒月のようなものが作れるわけはない。

 なにせ今や物理依存度極小状態のシルウェステルやあたしすら、存在の安定維持が可能なんですよ。精神世界と物理世界が地続きレベル。こんなもんをどうやって構築したのかと小一時間問い詰めたいくらいですとも。お互い正座で膝つき合わせてでも。

 ……下手すると、それこそ魔喰ライの王の封印に使われていた神器並に、大量の魔力と高度な技術が闇黒月には注ぎ込まれてんじゃなかろうか。


 いずれにせよ、闇黒月は、魔喰ライとなる前のコリュルスアウェッラーナが……、というか、その意を受け、もしくは賛同した森精たちが、力を合わせて作り上げたものなのだろう。

 つまりそれは、森精たちなら闇黒月のスペックや製造目的を知っていて当然ということになる。


 ……ま、まあ、それを部外者であるあたしにまでだだ漏らしするわけがないのは理解できますとも。

 魔喰ライの王が神器で封印できていれば、使用者権限を剥奪したのも同然だし、だったら対処方法を知ってる者が少ない方が秘密保持にも面倒が少なくてすむ、という考えも。


「だが、星と共に歩む方々は、なぜこのような監視手段を求めた?」


 シルウェステルが問うてきた。知れたことだろうに。


「ランシアインペトゥルス王国にも『王の耳目』はあるだろう。それはなんのためにある?」

「統治――法に従い罪を裁き、税を王に納めさせ、各地の争い事を鎮めるため。……まさか!」

「そういうことだな」


 あたしはシルウェステルにゆっくりと頷いてみせた。


「つまり、コリュルスアウェッラーナが魔喰ライとなったのは、人間の法なみに、世界への管理統制を厳格化する過程でのことだった。だからこそ星と共に歩む者はそれを禁忌と見なし、真逆の放任と不干渉にその行動をとどめている。――あたしは、そう考えている」


 実は、しっかり根拠もある。

 闇森の混沌録深部にまでアクセスする権限を森精たちにもらった時のことだ。たまたまあたしが接触した、樹齢千年以上はゆうに越えていそうなその樹の魔物は、ある森精の記憶を保持していた。

 そこにあったのは、才気煥発な森精の姿だった。自らの才知に(たの)むところ大であった彼は長ずるにつれ、安穏と過ごす同族の姿に苛立ちを示していた。

 自分ならば世界をよりよい方向に導ける。そう考えた森精は、賛同者を募り、魔術陣の知識を集め、南へと赴いた。

 その後だ。黒い月が昇ったのは。

                

 混沌録にサイコダイブするのなら、目的を極小範囲に搾り、そしてそれのみに集中する必要がある。さもないと自我すら喰われかねない。

 なのであたしが得た情報も少量であり、しかも他人の記憶から得たものだから、かなり主観が入ったものなのだが、それでも推論の材料にはなるだろう。


「どうやらコリュルスアウェッラーナは森精らしい森精だったらしいな。滅びに向かう生き物に心を痛めるあまり、この世界を構成する要素として、人間も魔物もすべて完全に管理下に置き、理想の世界を築き上げんとした」

「つまり、この闇黒月を作り、世界への管理統制を強めんとしたのは、滅びを阻止するためだったと」


 シルウェステルは、はなじろんだ顔になった。

 あたしも情報の整理と分析が終わったとき、過激環境保護活動家かよアンタはと内心突っ込まずにはいられなかったけどね。

 それもむこうの破壊活動なんて目じゃないような、下手すると大陸の二つ三つ砂漠化しててもおかしくない所業をやらかしといて、お題目はそれかいと。


 完全管理による理想世界の実現。

 コリュルスアウェッラーナの目指した理想は、たとえ魔喰ライと化さずとも、限りなく危険な考え方だ。

 なぜなら個々の人はそれぞれ意思を持ち、異なる欲を持ち、願いを背負う。

 生態相ですら自然のなかで無数の要因に影響を受け、変化する。

 どちらも生命維持に必要なリソースという定められたパイを、いかにしてロスなく獲得し分配し続けられるかという、完全正答のない命題のマラソンをこなしながら。

 すべてを統制などできるはずがないのだ。


「客観的な証拠は。あるのだろうか」

「ほとんどない」

 

 乾いたシルウェステルの声に、あたしは首を振った。


 ぶっちゃけ、最大の根拠たる混沌録の記憶なんてものは、人間に見せられるようなもんじゃない。そのまま見せでもしたら、SAN値直葬まったな死だろう。樹の魔物たちと共生し、その恩恵を受けている森精ならともかく。


 そのへんをうまく幻惑狐たちの協力を得て、上手い具合に編集して見せたとしてもだ。今度は魔喰ライの王コリュルスアウェッラーナが森精だった、という事を知ってしまった人間サイドがどう出ることか。

 異物と見なした相手を排斥さえすれば、すべてはうまくいく。そういう発想で行われた凶行など、むこうの世界の歴史には山と存在する。


 ならばと森精たちへコリュルスアウェッラーナについて伝えたとしてもだ。魅了はよしなさいと言ったところで、たぶん効果はないだろう。

 闇黒月が広範囲への監視装置として作られたことも、コリュルスアウェッラーナが彼らの一員であったことも、もともと彼らが持ってた情報だ。知っていてもおかしかない。

 おまけに、世界を管理し守護する者という自己定義自体は、厄介なことにコリュルスアウェッラーナも森精たちのそれからぶれちゃない。

 だったら逆に自分のやってることは間違っちゃいない、という論拠強化にこの情報が使われることだって考えられるのだ。

 あれですよ。ヤツは確かに失敗した。だがわたしは失敗しない。なぜならわたしは優秀だからだ、という論法。

 そして、すでに魅了が実行に移されているということは、その思想が、行動が、闇森において黙認されている、あるいは支持されている可能性すらある、ということになる。


「しかも、まずいことに、闇森は混乱している」


 森精たちの自浄作用を当てにはできない理由はもう一つある。

 闇森自体が谷あいにまで山肌を滑り落ちているのは見たとおりだが、当然、森精たちも、その半身たる樹の魔物たちも無傷でいられるわけがない。

 外部との結びつきが物理的に破壊されている以上、ダメージ回復までその動きは鈍くなるだろう。

 それは、情報収集能力の低下にもつながる。


 あの魅了森精が単独暴走なのか、それともその行動に賛同する者がいるのかはわからない――個人的にはあの個体だけの問題じゃない気がするのだが――、そのうち誰か一人だけでも、コリュルスアウェッラーナ同様に魔喰ライに堕ちでもすれば。


 コリュルスアウェッラーナの時代はどうだか知らないが、現在の森精たちは、樹の魔物たちを介して精神的群体としての結びつきが強い。

 下手をすればその繋がりを通じ、森精という種そのものが、すべて魔喰ライと化す危険すらあるだろう。


 彼らの行動方針が放任から干渉へと変わったのに、あたしの示唆がわずかなりとも絡んでいるというのなら。

 たとえ干渉への方向転換を森精自身が決めたのだとしても、干渉による積極的管理のメリットに、彼らが味を占めた結果の暴走が、あの魅了行為だとしても。

 森精たちが世界の管理者としての自己規定を読み替え、思うがままに世界をデザインし、理想の世界を作り出すべきだと、それだけの能力と権利があると傲慢にも思い込んでしまったとき。

 それは、魔喰ライの王の時代が再び甦ったのとなんら選ぶところのないものになるだろう。


 それでも自分の世界の中でやるのならば、ある意味ご勝手にと言えなくもない。

 が、闇黒月に関する知識がわずかなりとも闇森に残っている以上、彼らがコリュルスアウェッラーナの後継者となって、闇黒月も使用者権限を取得しないとも限らないのだ。

 それはなんとしてでも阻止しなければなるまい。


 ラドゥーンたちが言っていた。あたしたちのいた世界に魔術や魔法が絵空事として認識されていたのは、それらに関する知識や技術体系がうさんくさいオカルトめいたたわごととして捉えられていたのは、それらに基づく事象を発生させるだけの魔力が存在しなかったからだと。なぜならこの世界に吸い上げられていたからだと。

 それが真実であるならば、ヘイゼルが平行世界の自分自身をリソースとして喰らい続けた、この闇黒月が他の世界そのものを引き寄せ、魔力を吸い上げるための装置でもあったのではないかという推測ができてしまうのだ。


 これまた客観的な証拠というものはない。が、そう考えれば納得できるほどに状況証拠が多すぎるのだ。


 そもそも闇黒月のさまざまな機能は、どのような動力によって動いているのか、とか。

 あたしやグラミィ、平行世界のあたしたちが吸い寄せられたのも、そのひな形であるヘイゼルが偶然かどうかはわからないが、この世界に落ち込み、そして闇黒月に入り込んだためってのもあるんじゃなかろうか、とか。


 そして、その危険性に気づいているのが、あたしたちだけならば。

 止めなければなるまい。


「だが、対応できるのか」

「正直厳しいな」

 

 グラミィを還し、ヘイゼルを食らい尽くした今のあたしたちは、ゲームの終盤でスペードロイヤルストレートフラッシュを出し、大勝ちした直後みたいなもんだ。

 出し殻も同然な現状で、残った手札はたかがしれている。

 それでもなにかをしようとするのならば、できることはなんだ?そのためには何が必要だ?


 あたしは必死に考えた。

 いくつもの対策を立てては崩す。複数の策が連動するようにしかけを打ち、切れるところはぎりぎりまで切り、ないところに切り札を切れるようにリソースを節約する。

 それでも悪いが、クラーワやグラディウスには手を出さない。いや出せない。ランシアインペトゥルス国内に対してもだ。 

 その上で、切り札にできるものは、これしかない。


 あたしは望みを諦めた。この世界に落ちてきて、一番最初にしようとしていたこと――元凶ヘイゼルを殴っておくというのはできなかった。が、二番目にすべきと決めていたことも、完遂できなくなるとは思わなかったが。


 あたしは立ち上がると、シルウェステルに深々と頭を下げた。


「すまない。借りているあなたの骨は、返せそうにない」

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