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兜の意味(その3)

本日も拙作をお読みいただきまして、ありがとうございます。

 泥人形を押し立ててとはいえ、突入隊の先頭に立つことは譲りません。

 アロイスには顔をしかめられたが、あたしは押し通した。

 いや、一行の中で、たぶん()ルウェステル()ランシピウス名誉導()が一番格上なわけだから、それが先頭切って突っ込んでくってのはどうかと、アロイスが躊躇するのも、わかるよ。それは。


 だけど、今さらなのだ。

 いろいろわけありだったとはいえ、魔物たちと組んで、ほぼ単独で斥候まがいのことをさんざんしてきたあたしですよ。

 それに、この状況じゃ悠長に身分がどうこうとか言ってられない。ならば毒はほぼ効かない、罠も見抜けるあたしが行くのが当然なのだ。


 最終的にアロイスも折れた。ラミナちゃんとツートップで進むこと、後ろと距離を取り過ぎないことという条件づきで、だけど。

 あたしが構造解析で罠の有無を確認しつつ、グラディウスファーリーの暗部であり、罠系の知識のあるラミナちゃんにも確かめてもらうという二重チェック体制である。堅実だね。

 あやうく拗ねそうだったコールナーには、それほど離れないのだから、あたしの後ろを守ってくれないかと頼んだ。たぶん単体戦闘力としては彼が一番だもん。

 で、その中でグラミィとアロイスにさらに挟まれるように、トルクプッパさんがいるというね。


 もちろん、それ以外にもたっぷりと安全策は練ってある。

 入口のが最後の夢織草(ゆめおりそう)の煙罠とは思えなかったので、突入前に急いで魔改造を施した魔術陣を生身組全員に渡してみたり。

 基本はアーノセノウスさんたちにも渡した結界陣なのだが、上半身をすっぽりと繭状に包むようになっている。

 二十秒ほどで消滅するように組んであるのは、緊急脱出用のエアバッグ兼用空気袋である。

 第二第三の夢織草の罠を発動させちゃっても、煙の混じらない空気で窒息しないですむゆとりを稼げるようにというわけだ。

 結界をぶつかっても怪我しないよう、柔らかいものにしたせいで、わずかな時間しか持たないが、アロイスやラミナちゃんなら、それで数十メートルは距離が取れるだろう。魔術師であれば煙を吹き飛ばせるだけの、風の魔術の一つも構築できるんですよ。パニックに陥らなきゃの話だが、そこは糾問使も経験してる面々もいる。大丈夫だろう。


 この結界陣、コールナーだけは体型があわないので、渡すべきかちょっと悩んだが、いらぬと言われてしまった。

 煙だったら吸わないように細かい水滴でたたき落とせるんだとか。なんてチートなんだ。


「魔物に毒は効かぬと言うそうですが、まさかそのようなことができようとは」


 アロイスは苦笑していたけれど、耐性があって対策万全とか鉄壁過ぎる。


 建物の中は、案外広かった。

 外は偽装で背が低く見せてあったが、入口の段差もうまくごまかしてあるようで閉塞感がない。倉庫というより納戸のような雰囲気だ。

 脳天に松明を刺した泥人形を先頭に、一直線に続いている入口の扉幅の廊下を、あたしたちは慎重に進んだ。


〔ここは倉庫なんですかね……?〕


 グラミィが訊いてきたのも当然。

 左右にある大きな扉には、『クローゼット』とか『食料庫』とか、そっけなく書いてあったのだ。

 アルム語で。


 アルム語はこの世界の共通語的な使われ方をしている言葉だ。むこうの世界でいうならラテン語みたいなものだろうか。

 だけど、この世界の言語が使われているからといって、この世界の人間だけが使っているとも思えないのだよね。

 そもそも、こんな湿地の中にあるってだけで、十分うさんくさいのよ。しかもバックドア的な街道へ抜ける道にすら罠があり、建物にも罠付きという、厳重かつ凶悪なセキュリティがしかけてるようなところ、たとえ中身が表記の通り、単なる食糧や衣類だとしても、ただの倉庫とは思えない。


〔だいたい、書いてあることが本当とも限らないですしね……〕


 それな。

 念のためにと構造解析を使うと、クローゼットには人の形のものがいくつか感知できた。

 ラミナちゃんに罠の有無の確認と解錠を頼んで開けてもらったのだが……。


「うわぁ」


 首を伸ばしてのぞき込んだグラミィが呆れ声を上げた。ラミナちゃんの目にもいくぶん唖然とした色があるのは、トルソーめいた展示台にとめつけられた、何種類かの武器と衣服のせいだろう。

 ……簡単にいうと、三次元1/1サイズのキャラメイク用テンプレ?


「用途はわかりませんが、当座の危険や探索の必要はないようですね」

(人の気配もないな)

「師がおっしゃるのでしたら確かでしょう」


 そういうとアロイスは、いつの間にか持ってきていたらしい、小枝を削りとがらせたものを、それぞれの扉の下に打ち込んだ。開けられないようにするための楔がわりというわけだ。

 ちなみに同じ要領で開けてもらった食料庫はというと、構造解析でも空間がないように感じられたとおり、みっちりと穀物らしき袋が積まれていた。


「これがすべてまともなトリクティムでしたら、我らがずいぶん楽になりますね」


 アロイスはすがすがしく笑うが、さらっと収奪する気ですかそうですか。

 まあ、実際に船団の食糧をかき集めるため奔走してくれているのは、アロイスの部下たち国の暗部の人たちだ。攪乱作戦しながらのハードワークが楽になると考えればいいことなんだろう。


 だが、問題はだ。

 廊下の突き当たりに空いた、大きな穴だったりする。


 いや、周囲には胸ぐらいの高さまで、柵がちゃんと設けられているんだけどね。

 にしてもこれはずいぶんと大きな穴だ。

 相変わらず泥人形を先頭にして、そろりそろりとあたしたちは近づいた。注意を引きつけるようなものを用意して意識をそらすのは、対人用罠に必須だとかどうとか。

 むこうの世界で聞いた話は本当かはさだかじゃないが、つまんない落とし穴とかにはひっかかりたくないですね。周囲にも用心するにこしたことはない。


 で、肝心の穴はというと。

 警戒しつつものぞき込んではみたものの。


「……何も見えませんね」


 全員身体強化能力もちなのだが、それでも生身組には真っ暗に見えるらしい。それは魔力(マナ)を生身の視力を強化する方に使っているせいなのか、それとも魔力での知覚も難しい距離にあるからなのか。

 いや、あたしは見えるんだけど、それだってここからでは、数カ所の横穴――というか、地下の階層っぽいもの――が見えるなー、とか。真下にまーるい鉄板がみたいなものがあるなーぐらいしかわからんのですが。


〔てゆーか、これあれですよね。エレベータというかゴンドラ〕


 たぶんね。

 たしか、むこうの世界でも、人力のエレベータなら古代ローマ期にもあったというから、もともと発想としてあってもおかしくはないだろう。

 そしてこの世界には、魔力という動力がある。

 なら、魔術仕様のエレベータなんてもんがあってもおかしくはないか。


〔ということは、どこかそのへんにスイッチが……〕


 きょろきょろしたグラミィをあたしは止めた。

 確かに動くかどうかの確認も大事だが、それよりもゴンドラが下層に行っている今が一番やりどきってこともあるのよね。


〔って、なにやらかす気ですか〕


 こういうこと。


 あたしは小さめの火の玉を作りだし、そのまま真下へ落っことした。

 見た目は良く似ているが、攻撃用の火球ではなく、炎系の基礎魔術である発火にアレンジを加えたものだ。燃料となるものがなくてもあたしが術式を維持している間は燃え続け、なおかつその顕界位置をあたしの知覚できる任意の地点に設定できる。


〔あー、なるほど。なんで松明があるのにわざわざと思ってましたけど〕


 ええ、燃えさしなぞを作って下ろすのはちょいとまずいという判断ですとも。


 よく、創作物には、マッチを擦って落っことして井戸の中を見る、なんてシーンがあるが、ここは一応建物の中である。下に可燃物がないという保証もないしね、いくら推定敵勢力のアジトであっても、唐突な放火はよくないと思うの。


そして、もう一つの目的はというとだ。


「どうやら、悪い空気が溜まっているようなこともないようですの」


 グラミィの婆口調にラミナちゃんの魔力がぴくりと揺らいだ。表情を制御することはできても、魔力を制御するのは感情そのものを制御するくらい難しいことなのだ。

 ……しかし、反応したってことは、ラミナちゃんもグラディウスファーリーのドルスムであったことを聞いてるのかね。シカリウス、いやクルタス王がどう説明したのか知らんけど。


「ならば、降りても危険はなさそうということでしょうか」


 トルクプッパさんの問いに、あたしは頭蓋骨を横に振った。


「まだ、なんぞ危険がありますかの?」

〔いやだってボニーさん。火が消えなかったってことは、空気が悪くなかったってことですよね?〕


 確かに、空気『は』悪くなかった。

 だけど、この穴の深さをよく考えてみなさいや。

 この建造物、穴から見える階層的に、今、あたしたちがいる一階部分よりも地下の方が何倍も大きいのだよ。

 この一階部分も心持ち掘り下げてあるせいか、見かけよりも天井が高いが、その掘り下げ分を考えても、かなり深いところまでこの建物は作られている。


〔そうですよね。それが何か?〕


 本気でわかんない?

 周囲は湿地なんだ。下手に通風口なんかつけようものなら浸水する。

 浸水の証拠になりそうな、水が落ちていたような跡、踏み躙ったりしたような足跡は、火の玉の光の範囲内では確認できなかったけどね。

 しかし浸水被害がないということは、この建物は気密性が高いということ。

 言い換えれば、換気されてなきゃ簡単にデストラップになる危険があるってことでもある。


 むこうの世界でもあったと思うんだよねー、窪地に溜まってた空気よりちょっと重いガスによる死亡事故ってのが。

 大気中にあって当たり前の二酸化炭素でも、この『空気よりちょっと重いガス』という分類に入る。

 ということは、夢織草の煙罠すら平然と叩き潰せるコールナーでも、こっから先は窒息死の危険があるわけですよ。


〔でも、換気がされてるから、そんなことにはなってないんでしょ?〕


今はね。

 けれど、ゴンドラのあるあたりは相当深い。

 そんな深いところにまで、なんでそんなに新鮮な空気が届いているのかね?


 考えられる理由は二つ。

 一つは毎度おなじみの魔術で風――水が顕界できるのと同様に、空気、というか気体も魔術で発生することはできるのだが、基本的に風関係の魔術で顕界できるのは『気流』である――が発生している、あるいは発生させている人間がいるから。

 一つは、今あたしたちがいるこの一階あたりから取り込んだ空気を、その深い地階まで届け、きっちり地表に戻すような空気循環システムが構築されていて、しかも現在進行形でそれが動いている――動かしている人間がいるから。


 そのどちらにしても、かなりの制御能力だといえよう。 

 火の玉は大きく揺らぐことはなかった。

 ということは、強い気流を一カ所で作り出し、その勢いで換気してるわけじゃない。

 酸素を含む気体を作り出しているか、それとも弱い気流を作り出し、それによってゆっくりと空気を循環させているということになる。なんというエアコン機能。

 

 前者は、どのような気体が呼吸に必要かという知識を持って、術式を構築しなければできないことだ。

 けれど、この世界の人たちに、呼吸に適さない『悪い空気』、病気をもたらす『瘴気』という概念はあっても、『いい空気』とはどういうものか認識しているかというと……正直微妙なとこなんですよ。たぶん『悪い空気ではないもの』ぐらいの感覚じゃなかろうか。

 当たり前にあるものって、気づかないんだよね。たしかむこうの世界でも酸素が発見されたのって近世だか近代だったかのはずだし。

 そんなことを言い出せば、この世界に酸素や二酸化炭素があるのかだって、あたしは確かめてないもんな。

 ただ、落ちし星(異世界転移者)って者もいる、動植物には近縁種と考えられそうなものだってある。いくら異世界とはいえ、すべての動植物が揃いも揃って、酸素呼吸ではなく、嫌気呼吸をするよう進化したとも思えない。

 なので、この世界の炎もたぶん酸素があっての現象なんだろう、と判断しているわけだ。


 話が大きくずれたので戻しておこう。

 魔術的エアコン、後者の方が実現可能性としてはありそうなんだが、こっちだって条件式を山ほどつけた魔術陣を発動させるか、術式の意味をきちんと理解している魔術師による顕界でもない限り難しいことだからね。


 なぜなら、術式は基本的に出力の記述が省略されているからだ。

 注いだ魔力の量が出力に直結するようにすることで、顕界までの時間を短縮してあるんですよ。

 魔力量の多い魔術師が求められる理由でもあるんだが、この仕様は実践的でもあり、なおかつ実戦的でもある。

 戦場にいくら高威力の攻撃魔術の使い手がいたとしてもだ。顕界前に魔術師を斃してしまえばいいだけの話になってしまうからね。


 だけど、制御という意味ではこの仕様、正直悪手ではある。

 構築するときに記述を補足した術式と、基本の術式を例えるならば……5メートル先の蝋燭の炎を吹き消すようなものだろう。

 記述を補足した術式は、炎の寸前まで届くストローで息を吹きかけるようなもの。

 基本の術式丸暗記では、道具もなにもない状態で同じ事をしているようなものなんですよ。

 そして、魔術士団でも基本の術式丸暗記という魔術師はけっこういたわけで。


 話がまたもそれたが、術式の意味をきちんと理解している魔術師が常駐しているにせよ、換気用の魔術陣が備え付けられてて発動しているにせよ、今、この建造物の中に人がいるというのはほぼ確定でしょうね。


〔いや、それだって、幻惑狐たちのおかげでわかってたことですよね?〕


 あの時点では状況証拠だったけどね。

 推定が確定に変わったってのは大きいと思うよ?

 

 ただ、さらに地下に降りるなら、さっきも行ったように換気の魔術陣なりシステムなりを止められたら、ここから先はデストラップになると思うべき。

 そしてあたしは正直スクトゥムの人間を欠片も信用していない。

 つっこんでったあたしたちを仕留めるつもりなら、足止め要員を用意しておいて、あたしたちが動けなくなったところで換気を止めてデストラップ化、味方もろとも一網打尽で窒息死とかやらかしそうな気がするのよね。


〔そこまで悪辣なことをすると?〕


 可能性はゼロじゃない。

 ま、疑えばどこまで疑えるってことなんだけれども。


 皺深い頬を強ばらせたグラミィの通訳に、アロイスたちも緊張した顔になったものの。


「師のご懸念は了解しました。ですが、対処法も考えておられるのではないですか」


 ……即座にそう返してくるあたりがアロイスである。


〔それだけボニーさんのやり口に慣れてるってことですね〕


 頼もしいってことにしておこうか。

 まあいいけど、あたしの考えた対処法はめっちゃシンプルである。


「『スクトゥムの魔術を使わぬようにすればよい』」


 頼んなきゃいいんですよ、向こうがしつらえた換気方法には。


 すごく頭の悪いことを言うならば、こちらの魔術師が気流を発生させる術式を限界していれば、それだけであたしたち、というかあたし以外の生身組が窒息する危険性は大幅に減るんである。


 とはいえ、魔術師はあたしとグラミィとトルクプッパさんだけである。

 仮に、この深い深い地階を全部探索する間、ずーっと気流を作り出す魔術を行使しろって言われたら、どんなに急いで走り回ったとしても、さすがにあたしも魔力が尽きると思うのよ。

 おまけにあたしたち全員が地階に潜った後で、その気流の基点にした場所に脱出口から出てきたスクトゥムの人間に夢織草を焚かれたりしてでもごらんな。目も当てられんわ。あたしには当てる目もないですが。


「では、どうしろとおっしゃるので」

(わたしが先行しよう)


 コールナー、いやあたしだけどっかに行くとかじゃないから。

 トルクプッパさんも血相を変えなさんなって。

 まずは話を聞いておくれ。


 あたしが考えたのは、このゴンドラの縦穴を、まずはあたしが降りるというもの。

 そしてゴンドラの見える最深部に至るまで、各層にいくつか魔術陣を置いてくる。

 魔力吸収陣と接続した気流発生陣は、正直そこまで強力なものではない。たぶん最深部はそれだけじゃ最上階との換気は難しいだろう。

 けれど、そのすぐ上階とゆるやかに空気が入れ替わるくらいの出力はあるのだよ。


(長時間の探索は難しい。ならば短時間の探索は可能にすればいいだけの話だ)

「なるほど。……いや安堵いたしました」

(考えもなく突出はせぬ。このような状況で)


 すると思ってたんかい。

 ジト目気分で見てやると、アロイスはただ口の端で笑ってみせた。

置いていかないって約束したら守りますよ、あたしは。


 魔術陣を置いてきがてら、ゴンドラを回収。

 そしたらそれに乗って全員移動しようというわけだ。

 なにせロープも……多少は持ってきてるけど、全員一斉に降下しようとしたら、足りるわけがないし。

 なにより、コールナーが降りられない。


 ただ、全員で――コールナーもゴンドラに乗ってでもついていくと主張したのでそういうことになった――移動するとなると、背後を衝かれた時が危険である。

 というわけで、困ったときのラームス頼み。


 あたしはラームスの若木をゴンドラ脇に一本置いた。

 レジナ周辺にも、リトスから流された樹の魔物たちの枝が漂着し、よく成長していたのである。

 あたしはそのうちの何本かにお願いして同行してもらった。

 すでに数本は外の湿地に植えてあるし、もともとラームスたちが同行しているあたしやグラミィだけでなく、アロイスやトルクプッパさん、ラミナちゃんはおろか、コールナーや幻惑狐たち枝葉を渡している。

 ついでに、グラミィたちにもいろいろと頼んではおいたのだが。

 これでうまくいったらお慰み、ってとこだろうか。

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