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夢の跡

本日も拙作をお読み頂きましてありがとうございます。

 寡兵を分ける時には、真っ正直に突っ込んではいけない。

 これはスクトゥム帝国に潜入した時に得た教訓だ。

 だから、今回も小細工は満載だ。

 正々堂々?『あたしの辞書にない』とも、『なにそれおいしい?』とも言わんが、あたしが使う必要はない単語ですね!

 

 そんなわけで、事前工作をたっぷり済ませたあたしとメリリーニャは、闇森の北側をかすめるように飛んだ。

 トゥルポールトリデンタム魔術辺境伯領の表玄関ともいえるランシア街道ではなく、逆に裏玄関とでもいうべきか、南東のはずれともいえるセクトルクストースから領都のフェルウィーバスを目指すわけだ。 

 この空からの潜入、空を飛ぶためにも魔術を顕界する必要がある以上、魔力知覚能力のある魔術師の目をかいくぐる必要がある。

 だが、相手は魔術辺境伯。物理的戦闘能力特化型貴族の領内よりも、あたしたちの潜入がばれる可能性は当然高くなるからこそ、グラミィたち陽動組の小細工は必須だったのだ。

 

 もちろん、あたしたちだって対策をグラミィたちにまかせっきりで、何もしないわけじゃない。

 飛行ルートもほんとに闇森のきわ――そこそこ険しい谷や崖があるせいで、集落どころか人が足を踏み入れた形跡もなさげな山あい――だし、それも相当な高度で、魔術辺境伯領をいったんは完全に通過するように飛び、南東から逆方向に進入したりとかね。

 おかげで、ランシア山の上、フルーティング城砦から結構な高低差を飛んだというのに、雲や霧にはそれほど邪魔されずにすんだ。クラーワの低地とはえらい違いだ。

 高所から一度おおまかにそれらの位置を確認しとけば、避けて飛ぶのはそう難しくないのがありがたい。


 空の高みから見れば、歪んだ涙滴(ティアドロップ)というか、幅の広い勾玉というか、東にむかって幅が広がっていくトゥルポールトリデンタム魔術辺境伯領は、わりと豊饒な土地だという。

 大きな峡谷を埋め尽くすように広がる闇森の北東、峡谷の終点には巨大な高原が広がっている。

 たぶん、扇状地というやつなんだろうが、その半ばぐらいから流れ出た幾筋もの川は、北東へ流れるコーナス河――ランシア河の源流の一つでもあるらしい――となって、高原を削り断崖を作っている。また伏流水の幾ばくかは南へ流れ、イークト大湿原の水源の一つとなっている。

 その東側は、隣国トレローニーウィナウロンに接している。

 こうやって地形を見れば、たしかにトゥルポールトリデンタム魔術辺境伯もまた、ランシアインペトゥルス王国の辺境を守護する者なのだと納得がいく。


 などと、やたらのんびり眺めていられるのにもタネがある。

 メリリーニャと飛ぶ速度を揃えるために、通常より結界の翼をかなり大きく顕界しているんですよ、あたし。

 

 確かに、揚力を得るには、翼を大きくするか飛行速度を上げるしか方法はない。

 しかし翼を大きくすれば目立つし、飛行速度を上げれば危険度は跳ね上がる。

 この状況でどっちが必要かっていうと、……そりゃもちろろん安全性ですよね!

 隠密性ならいろんな小細工で上げられる。こうやって深夜に、それも月の欠けぐあいや雲の出かたを見計らって、より暗いときに魔力(マナ)知覚能力だよりで飛ぶとか。

 だけど、安全性は一定限度以上には上げられない。安全性優先にはお骨なあたしも同意するわ!


 そして、メリリーニャがあたしたちの上に墜落してきた時のことにも、いろいろ納得がいった。たぶん彼は今みたいに、いやそれ以上にゆるやかな飛び方をしていたんだろうね。

 だからこそ、フームスの警告で動いた、あたしとグラミィの対応も間に合ったんじゃなかろうか。


 ちなみにグラミィと飛んだ時みたく、メリリーニャといっしょに一つの翼でなぜ飛ばないのかといえば、その必要がないからだ。

 結界の翼は飛行速度や風の向き、強さに応じて刻々と形や大きさを変える必要がある。

 あたしだって、あたし一人の思考速度じゃおっつかない。樹の魔物であるラームスに、翼の顕界に必要な術式の一部を構築してもらうようお願いしたりする。

 たぶん、メリリーニャを含め、森精たちが空を飛ぶ時にも、同じ方法をとっているんじゃないかと思う。

 

 が、グラミィは生身で、しかも樹の魔物たちとの心話もやりすぎ注意を伝えてある。

 つまり、お骨な上に彼らを通じて、何度か混沌録にも自己崩壊の危険を冒してサイコダイブしたあたしほど、樹の魔物たちに深く踏み込んでないのだ。

 当然のことながら、彼らに借りられる能力もあたしより弱い。

 一人で結界翼を顕界し飛ばせるのは危なっかしいのですよ。


 そんなわけで、あたしがいろいろ魔術陣を刻んだ結界翼で彼女を守ってたという事情が、あの二人羽織状態にはある。

 だってあれ、自分じゃない人間の重心移動まで計算して対応しなきゃなんないんだもの。必要がないのにやるわけないじゃん。めんどくさい。

 

 ついでとばかり、あたしはメリリーニャが闇森から得た情報を眼下に広がる地形に重ね合わせた。いや、眼球はないから眼窩下ってことになるのか。言いにくいな。

 扇でいったら(かなめ)部分というか、扇状地でも闇森付近は、さすがになだらかな土地でも人が近づいた気配はない。樹の魔物たちではない、普通の木々しか生えてないんだけどね。

 その一方、扇の先端に近いゆるやかな傾斜地のあたりには、いくつもの村々が点在しているのが見えた。

 情報どおり。あそこがあたしたちの第一目的地となる。


 トゥルポールトリデンタム魔術辺境伯の領内にある村々は、上から見るとほぼ濃灰色だった。

 屋根が濃灰色の石で葺かれているせいだ。それもかなり整然と。

 同じ石葺きとはいえ、石の厚みも大きさも不定形だったグラディウスファーリーやクラーワのものとは、雲泥の差だ。

 多少のばらつきはあるものの、よくまあこんな同じ厚みの板状の石があるものだ。むこうの世界のスレートに近い材質なのかもしれない。

 そのせいか、板瓦っぽく見えなくもない屋根の続く家並みは、くすんだ白っぽい外壁の色と相まって、なんだかむこうの世界の街をちょっとだけ思わせた。

 これなら、着陸もやりやすそうだ。


 ぐるりとイークト大湿原の端でターンをすると、あたしたちはそれらの村の一つに近づいた。

 飛行速度を抑えることができるということは、着陸する時に殺さなければならない加速度、慣性、またそれらから生じるダメージも小さくできるってことだ。

 もちろん、ちゃんと着地できるだけの場所が開けていれば、だが。


 だからといって、畑の中に突っ込むような真似はしませんよ。

 そんなことやったら、耕されて柔らかくなってる土に突き刺さって抜けなくなりかけたり、そうでなくても作物を押し倒したり畑に穴空けたりして、修復が手間なんですから。

 愚者でも経験から学ぶんです。

 ……はいはいそうです、スクトゥム帝国に潜入した時、あたしがうっかりやらかしたことですよ。ええ。


 そんなわけで、あたしとメリリーニャが着陸したのは、とある村の中心地にある、わりと大きな建物の屋根だった。

 大きな建物は面積に比例するのか、高さも比較的あるものだ。

 だったら、大きさのわりに人気(ひとけ)が感じられない建物の、その屋根の上なら降りてくるところも、降りた痕跡もそうそう見咎められまいというわけだ。

 音に気をつければ、うっかり屋根に穴空けちゃっても、雨が降るまでばれないだろうし!

 

 もちろん、そんなことはないように着陸も慎重だ。

 屋根に降りるといっても直接ではない。先に結界の魔術陣を投下し、屋根の強度を高めた上で、さらにスピードを落としてもう一枚、衝撃が吸収されるよう静止陣を刻んだ結界を張ってから降りるという慎重ぶりである。

 そのままあたしたちは、静かに断崖を登ったラペリングの要領で地上に降りた。


 見上げれば矢切というのだろうか、三角屋根の下あたりに、穀物の穂の紋様が掲げられていた。

 なるほど、豊饒の女神フェルタリーテの聖堂だったのか。

 村中で一番大きいのが聖堂ってあたりは農村あるあるだが、ちょい非礼だったかしらん。

 一応、土足の骨で踏んじゃったのを合掌して謝ったあと、あたしとメリリーニャはその村を抜け、さらに足の骨を動かした。


 休息を取ることにしたのは、三つ四つ村を抜けたあたりである。

 幻惑狐(アパトウルペース)たちも地面に降りたいだろうし。

 ついでに、ラームスの種葉がまだ残っていたので、邪魔になりにくい境木のあたりにぱらぱら撒いておく。


 ちなみに、今回交渉ごとはいっさいメリリーニャに任せるつもりだったりする。

 あたしも一応ライブマスクっぽい仮面をかぶり、幻惑狐たちを連れるという、スクトゥム帝国で単身潜入行動してた時と同じナイガな恰好をしているので、彼らの力を借りて生身の人間に見せかけるぐらいはできる。

 だけど、やっぱり人間ぽく演技しているメリリーニャの方が自然だし。

 知ってるんですよ、出発前もぎりぎりまでトルクプッパさんやアルガと喋ってたのは、今風の庶民らしいしゃべり方に語彙をアップデートさせるためだって。


 ただし、あたしが彼を信用しきってるからの行動なのかっていうと、そうではない。

 メリリーニャと接触してから過ごした時間は、同じ森精のヴィーリに比べれば、はるかに短い。

 ま、長い時間いっしょにいれば、互いに深いところまでわかり合えるかっていうと、そりゃ人間同士だって難しいけど。

 それでもヴィーリが相手ならば、このような事態にどう考え、どう対応するか、思考パターン、反応の型というのがある程度読める。

 それが信用、安心の度合いにつながるわけだが、メリリーニャに対して同じ事はまだできない。彼に対する情報が、あまりにも足りないのだ。


 だからこそ、あたしは彼を同行者として選んだ。

 他にもいろいろ理由はあるのだが、対人間コミュニケーション能力も高い彼をフルーティング城砦やグラミィたちのところへ置いてったら、何をされるかわからない。あたしが手元に置いて監視を続けるべきだろう、ってのも大きな要因だったりする。

 

 メリリーニャの思考が読みにくいのは、彼が他の森精たちと違い、はっきりとした個性を持っているってこともある。

 闇森の森精たちは全体としての闇森の意志に従うが、闇森の内側から命名によって自我を切り分けられているメリリーニャに、それがどこまで通用するかはわからない。

 場合によっては闇森の思惑を外すために、あたしたちに危害を加えるような真似をされる可能性だってあるんじゃなかろうか、とね。

 同意する前に囮として、スクトゥム帝国の皇帝サマ御一行の前に突き出されるとか。

 そのくらいならナチュラルに普通の森精でもやりかねんからなー……。

 ま、それもあたしだけなら、軽い仕返しも兼ねて、双方まとめてしばきにかかるだけですが。

 だけど、グラミィや、ランシアインペトゥルス、他の国々の人まで巻き添えにされたらたまらんのだ。

 

 もう一つ。幻惑狐たちを一瞬で手懐けたのは森精あるあるだが、それはつまり、簡単にあたしたちから魔物の協力を引き上げることができるってことでもある。

 それになにより、これはヴィーリにも言える大前提なのだが、彼ら森精は無条件かつ無制限に、あたしたち墜ちし星の味方でありつづけてくれるというわけではない。

 彼らの助力に感謝こそすれ、依存したり、ましてや得られて当然のものとして受け取ったりしてはいけないのだ。

 

 空が明るくなった。日の出が近い。

 幻惑狐たちをくっつけて仮眠していたメリリーニャを起こすと、あたしたちは二人とも樹杖を持ってきた布でくるみ、いくつかの包みといっしょにまとめて背負うと、移動を始めた。

 葉がいつまでも勢いよくみずみずしい樹杖は、そのへんの木の枝を切って杖にしました、という言い訳を続けるのが難しい。

 少しでも不自然に思われないようにするためには、相手が違和感を感じて噂を広げるより早く異動し続けるか、ラームスたちを隠す必要がある。

 だが、農村地帯であたしたちは目立つ。近隣の人間ではないことがまるわかりだ。

 ならば、大荷物がトレードマークな行商人の二人連れが歩いているように見せかけるのがよかろうというものだ。


 ……だが、それはちょいとばかり甘かった。

 

 行商人スタイルならば、声を掛けてきた人はお客様ということになる。

 声を掛けられたら、荷を見せねばならんのよ。

 一応、メリリーニャの非常食も兼ねて、クラーワヴェラーレのククムさんから買いこんだ、かっちかちのチーズだの、ちょっとした食糧も持ち込んでた。かさばらない小間物も持ってきてたし、ボタンぐらいならばその場で顕界できる。メリリーニャの対人スキルも景気よく炸裂した。

 けれどお客さんになってくれた人たちの目がね、どうにもじっとりと湿度が高い、あまりにも高すぎるものだったんである。

 メリリーニャだけでなく、あたしに向けられた目すらそんな感じだったので、居心地の悪さに幻惑狐たちがきゅうきゅう鼻をならすほど。


「そこの素敵なご婦人、なんぞアタシらの顔についとりますかねえ?!」


 にっこり盛大に顔を崩したメリリーニャが、見るからに肝っ玉お母ちゃんといった風情の女性に尋ねると、彼女はあらやだと太い腕をむちむち振った。


「いやいや、黒髪の色男が二人もいるなんて目の保養でねえ」

「黒髪?黒髪だと、なんぞいいことがあるんですかえ?」

「あんたら、この領内に来たのは初めてかね?うちんとこでは、黒髪は運がつくというのさ。お偉い方に目をかけられたりとね。あんたらもきっといいことがあるだろうよ。……だったら、そのお裾分けでも欲しいねえって」

 

 言われてみれば確かに、ほとんどの人たちが茶系の髪だった。

 男性は長い髪をそのままびろーんと垂らすか、一つに結ぶだけなんだけど、女性は結い上げた上から、布をかぶったり巻いたりしているせいで分かりづらかったんだよね。

 でも、確かに金髪の人もいる。銀髪も――あれは白髪かな。赤毛の人だっている。

 だけど、黒髪はいない。

 

 これはちょっとまずったか。

 メリリーニャはもとから黒髪だが、あたしもナイガの恰好というので、スクトゥム帝国で一番多いという黒髪の(かつら)をかぶった上に旅装用の帽子をかぶっている。

 そして、鬘の替えはない。

 黒髪だってだけで、これだけじっとり見つめられるとなると、必要以上に目立っちゃいけない密偵的なお仕事としてはアウトすぎる。

 

 先を急ぐと言い訳に、適当なところで商談を切り上げると、あたしたちはさらに北西へ歩いた。

 まさか、髪の色に執着されるとは思ってなかったなあというので、あたしとメリリーニャは、人目が途切れたところで適当な布を互いの頭に巻いた。

 これで黒髪が隠しきれるかっていうと、微妙以前の問題だけどね。一瞬でもごまかせればいいやというやつだ。

 だけど領都フェルウィーバスに近づけば近づくほど、そんなことがどうでもよくなるくらいに、妙な違和感はどんどんとつよくなっていった。


 コーナスの河畔は高地を流れが削り、河岸段丘のようになっているのだが、そこをさらに広範囲に掘り崩した跡があった。明らかに人間の手によるものだ。

 だけど、河の流れを整える治水工事にしては、なんともおかしい。

 というか、逆に水が滞留する場所ができたせいで、その周辺の黒っぽい土が、さらに緩んでいるようにさえ見える。


 途中に見える農地は、奇妙にかっちりと分けられていて、色合いさえ違う。

 この三色染め分け状態の農地には見覚えがある。スクトゥム帝国で見た光景だ。三圃制がこんなところにまで波及してるんだろうか。

 ……いや、耕地面積が増えて生産量が上がり、結果領地が豊かになり、それが領民の幸せにつながるっていうんなら、あたしの気にすることでは欠片もないんだけど。

 しかし、その農地の端に、大きな切り株が掘り起こされずに残っているのをみれば、メリリーニャのように森精でなくても、その辺の土地がわりと最近切り開かれて、農地になったってことがわかる。

 だけど、農地や村内の土地というのは、それなりの理由があって、長年使用方法が決まってるものなのだ。

 確かに、そこにあった木立や林は、畑を広げるのに邪魔だったかもしれない。

 だけどあえて畑を広げず、わざとそこに木が生えたまんまにしておいた意味があったんじゃなかろうか?

 土留め用っぽい斜面の木まで伐るってのは、自然環境破壊やりすぎじゃね?


 また別の農地の端には、壊れた農具らしきものが放り出されていた。

 遠目には、大きな生物の死骸が、肋骨部分の天を向いた状態で放置されてるのかと思ったが。


 近づいてみれば、驚く事に総金属製――それも、錆びや金属そのものの色合いからして、おそらくは総鉄製だ。これ。

 こんなもん、よく放り出してるよなあ。

 金属の加工技術と鉱石の可能採掘量的に、金属、それも鉄製品ってかなりの貴重品になる。そらまあ金や銀のような貴金属には劣るだろうけど。

 当然、農具に鉄を使うといのはかなりの贅沢だ。

 摩耗の激しい鋤や鍬の刃などに、部分的に鉄を使うということはあるだろうが、こんなふうに全部を鉄で作るなんてことは、まずないだろう。

 しかもよくよく見れば、残骸は一つじゃなかった。

 

 馬ですら一頭では牽けないような、そうむこうの世界の大規模農業用トラクタにでも引っ張らせるのかというような、巨大な鋤。というか熊手。

 むこうの世界ではネコとかいってた一輪車みたいなもの。

 なぜか荷台を外して、逆向きに取り付けたような、なんともけったいな形だ。車輪つきスコップって感じだろうか。

 そういったものが、ぼこぼこに歪んで放り出されているさまは、夢の跡という言葉を思わせた。


 誰のどんな夢かって?


 異世界人の、NAISEIチートでうっはうはってやつだ。

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