―火種―
どうも、祈りです。
お手にとっていただき感謝です。
明日は友達全員が休みな日曜日です、なのでカラオケいってきます。
また懐かしいアニソンを調べておかなければ。
では本編へどうぞ!(っ´ω`)っ
シャンティガルの調査をするにあたってギルドのほうから護衛して欲しいという商人が紹介された。シャンティガルは発展の邪魔をしたいのか、商人の荷車を襲うからだ。
もし討伐に踏み切る場合はZランク依頼として20人以上のパーティを構築する必要があるが。
「気を付けてくださいね」
「任せとけってー、俺らがちゃちゃっと片しちますよ」
ギールスのやつは受付嬢にデレデレだ、ただの女好きだろう。かなり心配になる。
「ミナト、貴方は無理しなくていいですからね」
「え、ああ、どうした?」
リーナは本気で心配そうな顔をしている。天使に心配された。俺は頑張れる。
「ミナトが毎回自分で全部背負っちゃうから」
「ああ...ごめん」
たしかに俺は前衛として仲間を守るためにたびたび怪我をしている。守る側は必死なのだが、守られてる側は苦しいのだろう。
「なんだよ、俺もいれろー」
一人だけ無視されてるのが我慢できなかったのだろう、ショウが突撃してきた。
「うっせ、お前だけ大人の階段上りやがって」
「お前誘ってやって断っといてそれはねぇだろうがぁ」
「むしろリーナと夜を過ごしやがって、ふざけんじゃねぇ」
「ああ?ちょっと黙ってろ」
リーナを見ると顔を真っ赤にしてるわけだ、ごめんなさい。こういう初々しい反応が男をさらに盛り上げちゃうことには気づいてないようで。
「わかーったから、さっさと乗れよ」
いつのまにか受付嬢に逃げられたギールスの力強い手のひらは俺とショウ肩を掴んで荷車に押し込まれる。
「ん...なんすかこの臭いは」
荷車は鼻にくる独特の臭いに包まれている。
「火薬だよ」
アルベールから答えが返ってくる。荷車の中はわりと広く、奥に大量の物資を置いても護衛のメンバー全員が横になれるスペースを残している。
「火薬って何に使うんですか」
「分からない、兵器の開発はよっぽどの理由がないと禁忌に触れるからね」
その言葉でレリアを思い出す。レリアでは砲撃戦が行われていた、黒翼は禁忌を無視したと思うが、レリアも守るために禁忌に触れたということか。
「ギルマスもああ見えて鋭いから、この荷車に近づいたときすぐに気づいたよ」
「ギールスがどうしたんです?」
「シャンティガルが暴れる原因、北で何かよくないことが怒ってる」
話の内容からして大体分かった。そこにギールスが入ってきた。
「やっぱりだぜ」
「やっぱりでしたか」
「ああ、この商人、何を運んでるかギルドに隠してる」
ギールスがやったぜ、みたいな顔をしている。ギルドには自然を管理するために調査を行うが、商人の荷車にまで管理をするような権力は持っていない。
「さて、シャンティガルは絶対に来るからな、火薬だけ捨てとけ、気づかれないようにな」
ギールスが悪い顔をしている、その顔には謎の自信を含んでいた。
「んじゃ動きだしたら捨てとく」
「へいへいー」
軽い乗りでガトリンさん達が返事をかえす。
「いいんですか...そんなことして」
「いいんだって、もとからなかったって言えば」
はっきりいってこの臭いから解放されるならそうしてほしい。
「商人は絶対兵器を開発してる町で荷物をおろすはずだ、その町を潰す」
「えー...」
小声で何言ってるんですか。
「うおっと」
荷車が突然出発した。
「ったく、まじで気持ち悪い商人だぜ、声かけくらいしやがれ」
「...ほんとに町を?」
「町は言い過ぎたな、開発してるやつら殺ればいい」
正直乗り気はしなかった。だがこの自然との共存を理想とする世界の小さな火種は大火になる前に潰さなければいけない。それは理解できた。
読んでいただき感謝です。
小説を書くのが趣味になってしまった、祈りです。
もともと私の妄想を文字にしていこうと考えて始めたのですが、今では妄想が発展しすぎて手がつけられません。
私が新しい小説を書きはじめました。
〈温かい心を拾いました。〉というタイトルです。
妄想が妄想を作り出して、それがどんどん変な方向に向かったので新しいやつを書いてしまおう。
というわけでそちらも応援お願いします。そっちは不定期です。
ではまた明日、お疲れさまです。




