―伝承―
どうも、祈りです!
まず読んでいただくことに感謝!
そして話題がありません!
どうぞ!(っ´ω`)っ
「アラン、終わったよー」
リーナさんが白竜の食事が終わったことを報告したのだろう、アランが料理をしながらうなずく。しかし、アランのエプロン姿、なかなか似合ってますね、ここでも料理男子なのかっ。
ちなみに俺は今ショウと共に荷車に残っていた荷物を家に入れている最中だ。
「二人も一旦中断して飯にするぞ」
「まってましたー!」
ショウが外から走って家に入ってくる。
「アラン、これ旨いっすね」
ショウがモグモグと食べながら話す。
ちなみにテーブルの上にあるのは、肉野菜炒め、魚の白身の刺身、そして米、こっちにも米ってあってよかったーと心底思う。
「料理男子っていいっすねー」
俺も後で教わろう。
「もともと独り身だからなぁ、それに商人は作れねーといけないしよ」
アランがドヤッとして答える。
「それと、顔合わせしてきたんだろ、仲良くしろよー?」
アランが忘れてた、みたいな顔して言ってきた。
「はい、よろしくお願いしますねリーナさん」
「よろしくッス」
二人そろって頭を下げる。
「よろしくねっ、あと、さんじゃなくてリーナでいいよっ」
やばい、いい笑顔、幸せだ。
「はい、リーナ?」
「はいっ!?」
何この英語の教科書で出てきそうな文章、あとやっぱり可愛いわ。
「アランってもともと一人だったんすよね、リーナとどこであったんすか?」
ショウが未だにモグモグしながら質問する。
「ん?ああ、二人と同じように武器も無しに歩いてたもんでよ、拾ったんよ」
ハッハッとまた笑いとばすアラン。
リーナは恥ずかしそうに顔を赤くしてるがすぐに冷静になる。
「始めての時はビックリしたよ、ドラゴン連れてるんだもん」
リーナ、それは俺も同じだ。
「そういやそのドラゴンってどこで出会ったんですか?」
俺の質問にショウがうなずく。
リーナも興味津々じゃないか、聞いたことなかったのかよっ。
「俺と白竜がであったのは生まれた時かららしいぜ、ずっと一緒にいるからな」
「いいなーそれ、うらやましいっすよ」
皆でうなずく、仲良くなりましたねこれ。
「ちなみにだがな、ドラゴンは木に実ってるんだ」
アランが真面目な顔で言う。
「まっさか、んなの」
「いや、それがあるんだなー」
ドヤッとするアラン、今回はなかなか腹立つ。
「この世界には<フリーズ・ログ>っていう空飛ぶ島があってな、その中心にある氷の木の実がドラゴンのタマゴっていう説があるんだよ」
どんな世界だよここは、と心で連呼する。
「信じられねーだろ」
アランの言葉にまたしても皆でうなずく。
「俺はフリーズ・ログを探して旅をして、いつしか商人になってたんだがな」
ハッハッと今度は苦笑する、夢は少年を大人にしたんだなーと思い、俺も苦笑する。
「そういやアラン、今度の旅はどこに行くんですか?」
俺達は護衛としてこの家に住ませて貰ってるわけだ、仕事をしないのに食べさせて貰うのは心苦しい。
「まぁ、今ある商品で腐るのを売り切ったら出掛けるぜ」
「あと何日くらい?」
リーナ、その声は反則だ。
「魚とか保存できないのは白竜にやるとして、5日は待ってくれ」
俺達はそれまで何をしようか、そう考えてると。
「ならミナトっ、ショウっ依頼受けにいかない?」
リーナが提案する、依頼とはどういうことか。
「そうするといい、腕を上げてこい」
「依頼ってなんすか?」
ショウが食べ終わったようで会話に入ってくる。
「護衛とかモンスターを狩るのよ」
なるほど、どっかのゲームみたいだな。
「数日で帰ってくる護衛、半日くらいで終わる狩り、依頼主から報酬も貰えるしっ、明日一緒に行かない?」
なるほど、リーナさんと行くならどこへでも。
「ショウ行けるか?」
念のためショウにも確認をとる。
「もちろんいいぜっ」
ショウも大きくガッツポーズをとって反応する。
「武器は前に渡したのを使っていいぜ」
ニカッと歯を出して言ってくれたアラン。
二次元みたいな現実に来た俺、もといた世界より明らかにイキイキしてるのが分かる。
俺はこの世界の二日目の夜を、やっとこの世界に馴染んできた。
毎日投稿をモットーにする祈りです!
空飛ぶ島に憧れてる祈りです!
けっこう疲れてます、すいません、話題がないんです。
ではまた明日っ、お疲れさまです!