―夜の町―
どうも、祈りです。
お手にとっていただき感謝です。
前書きに書くことがないです。はい。
では本編へどうぞ!(っ´ω`)っ
ライオウに俺達三人だけで挑むのは始めてだ。だからこそ特に変わった編成はしない。
俺が前衛でヘイト管理職だ、リーナは俺にヘイトが集まっている間に攻撃、ショウも弓で攻撃する基本型。
ライオウは深い傷を負っていた、俺達だけでも押しきれる!そう思った、もともと逃げれるような状況でもなかった。
すでに瀕死のライオウは出会った時から発狂状態、狩りの最後は普段以上に気を使わなければいけない。
乱暴に放たれる電撃、バラバラに見えてもいくつかは正確に後ろの二人捉える。
「あっち!くそ!」
「くっ...」
後ろから悲鳴が聞こえる、ライオウの口から放たれる電撃をまとった細長い針状の物質、かすったのか、もしくは刺さったのか。
まだヘイト管理が上手くいかない、モンスターはそこまで知能はないため前衛の技術がパーティ全体の攻撃、防御、安全性に直結する。
「くっそ!こっだ!」
ライオウの意識が完全に俺に向けられている、今なら俺についてくるだろう。仲間思いのあいつらのことだ、逃げるという選択はとってくれないだろうが、傷を癒す時間は稼げるはずだ。
そう思って木の間を走る。
案の定、ライオウは背後から電撃を放ちながら追いかけてくる。
今だ!
俺はウルクがこの前見せた一撃を真似した。ライオウは俺に向かって突進、加速度がついて威力はさらに増す。ウルクが突いたのはライオウの心臓部か少なくとも何かしらの臓器だろう。
ライオウの金色の体毛を掻き分けてプニプニした皮を引き裂いて腹の中心から少し左の位置に剣を突き刺した。
「ん...がぁは!」
大型モンスターに全力で体当たりされた反動。
俺は吹き飛ばされてる最中に気を失った。
頭がくらくらする。木製の天井、ここはどこだ。
「よう、目ぇ覚ましやがったか」
もう聞き慣れた声と何度も聞いた言葉。俺はMなのか?
「やるじゃねぇか、ライオウをほぼ単独で討伐したんだろ?」
「ん...ええ、相手も死にかけでしたしね」
「受付嬢が驚いてたぜ、あと謝罪してた」
Aランクの依頼になるモンスターをBランク依頼で遭遇させてしまったのだ、それは別に構わないが...周囲の目が痛い。
「超有望新人だからな、慣れるさ」
俺は飲み場のイスに寝かされていた、俺が顔をしかめたのが分かったのだろう、すぐに返答をしてくるあたりギールスはすごい人だと思ってくる。
「おい!ショウさっさとこい!」
周りを見たら開拓者ギルドの外は暗かった、夜まで気絶してたのか。
「おい!ミナト!さっさといくぞー」
ショウがここまで目をキラキラさせているのは珍しい。どこにいくんだよ。
「ったく、お前を黒龍に乗せるの大変だったんだからな」
さっきの視線の理由が分かった、翠嵐がこの町に俺を運んで、その光景を住民に見られていたのだろう、俺の名前が広まるのは有り難いが。
ギールスの後についてギルドを出る。
「んでどこにいくんだよ」
「ふっふっふー、どうせお前らリーナちゃんとアンナコトやコンナコトしてなぇだろ」
ギールスが左手で丸く穴をつくって、右手の人差し指を穴に出し入れする。ふざけるな俺の天使にそんなことできるか。ぶっちゃけやりたい。
「そんなお前らにご褒美としてDT卒業チャンスをくれてやる!」
「でかい声でそんなこと言わないでくれ」
一応俺は高校生だぞ、高校で卒業してる割合の方が少ないだろ...たぶん。第一俺は一途だからそんなことできん。
わりと大きめの町、アルテマから近いこともあって発展しているようだ。そのため色町に一部なっている。
「ショウと二人でいってくれ、俺は抜ける」
金払ってまでヤりたいわけじゃない、そういうわけでギールスから離れるわけだが...。
「宿分かんないだろ?」
この野郎。
「わぁったよ、ついてくだけだ、店には入らん」
「強情だなぁミナト」
「ショウは気持ちよくなってこいよ、俺は気分がのらん」
歩きながら俺らは何を言ってるのか。
「んじゃちょっといってくるわ」
「見られていた、ほんとにこないのかよ」
ショウはうきうき顔で、ギールスはまじで残念がってる。ギールス、あんたもうオッサンなんだから自重しろよ。
「一時間以内には戻るからな」
俺は何が悲しくて色町の路上で一人で突っ立ってなきゃいけないのか。
「はっは...」
泣きたい。
読んでいただき感謝です。
祈りです。
ミナトは一途です。
私も一途です。
どうせなら一途な人がいいです。(スルーしてください)
自慢になってないですが、高校生の時に先生からの評価が『健気な努力家』だった私です。
どうでもいいですよね。
ではまた明日、お疲れさまです。




