―辺境にて―
どうも、祈りです。
お手にとっていただき感謝です。
私、この物語の大きな問題を発見しました。
女性が少ない!(いまさら)
ほぼリーナしかいないじゃないですか!なんか、こういう物語って男性のほうが動かしやすいのが原因ですね。
努力します。
では本編へどうぞ!(っ´ω`)っ
時は数日巻き戻る。
アラン達四人はようやく洞窟を出た。
「はぁー...やっとでたかぁ」
かなり歩きなれてる四人でも、デコボコした暗い洞窟を歩き続けた疲労感、それに屈して地面に倒れる。
そこは森だった、未開拓の地だ。目の前に広がるのはどこか現実味に欠けた花や木、考えられないほど色鮮やかで毒々しい植物達の楽園。
「魔大陸か...」
大地に魔力が流れているこの大陸、他の大陸では見れない独特の生物がいる。逆算してここは魔大陸だと理解した。
―グルァァ...―
どこか迫力に欠ける聞き慣れた鳴き声。
「白竜!」
疲労感を忘れて長年連れ添った相棒に駆け寄る。
「!」
そこで相棒の異変に気づいてしまう。
「「白竜さん!」」
マルスとガイも駆け寄ってくる。無邪気な笑顔、それにどこか憧れてしまう。もうあんな後のことを考えずに笑うことなんて出来ないくらい大人になったのだ。
「白竜...お前、泳いで来たのか」
白竜は小さくうなずく、白竜の右翼が半分無かった。黒く変色しているあたり、黒翼の竜に焼かれたのだろうか。
これでは白竜に乗ってアルテマに向かうことは不可能だ。
この世界では人型にのみ驚異的な回復力が備わっている。それは人型がこの過酷な環境で生き残るために進化したためだ、身体能力で著しく劣っている人型がモンスターがうろつく世界で生き延びるためには知能だけでは足りなかった。
「アラン、すぐに人を探すぞ」
「分かってるさ、白竜ついてこいよ」
相棒が精神的にはやられてないようで少し安心した、人間は何か大きなものを失えば精神的に傷つく、本能的に考えてしまった。
「白竜さん!乗っていい?」
「いい?いい?」
ほんとにこの子供が戦争に出たのか、心配になるほど無邪気だ、むしろこっちの性格が素であって欲しい。アランは世話好きで子供好きなのだ。
それは白竜も同じようで、子供二人を乗せてついてくる。
「アラン、分かってるよな」
「何がだ?」
「もしここがレリアと繋がってるとしたら、ここは魔大陸の端だろう」
「そうなるな」
「なら魔大陸を踏破する必要があるだろ」
魔大陸は大地に魔力が流れているせいで海がとにかく荒れる、海人族と呼ばれる種族も近海にはいて、海を実質的に支配されている。そのため魔力の薄い海を通る必要があるのだ。そして魔力が薄い海路がこの大陸のほぼ反対に位置する。
「あー...また開拓者やって旅する、それでいいよな」
「それしかないよな」
グランデールの拳を合わせる、特に意味はない、士気を少し高める程度だ。
「おっしゃいくぜ!ついてこいよ!」
「「おっしゃー!」」
ドシンドシンと白竜がだす地響きと威勢のいい返事が返ってくる。
あー、なんかこの感じ最高だわ。アランがこの熱い空気に感動したのは白竜を除いて誰も気づいてない。
男四人の熱い旅はこうして幕をあけた。
読んでいただき感謝です。
前書きで女性がいないとか言っておいて、男性の旅が始まりました、むさくるしい。
男性の友情物語ってけっこう好きなんですけどね...。
女性を増やしてバランスをとらなければ。
ではまた明日、お疲れさまです。




