―追いかけて―
どうも、祈りです。
お手にとっていただき感謝です。
風邪が治りました。
しかし更新はやめない。
本編へどうぞ!(っ´ω`)っ
ジンク遺跡のライオウはすぐに討伐された。考えてみれば当然だった。ブラックナイツにシルバーウルフ、2つの強豪ギルドが束になって押し寄せたのだ、ライオウに同情したくなる。
こういう勝ちが確定してる勝負こそ、ブラックナイツに同行して日が浅い俺達は連携などを確認することが出来て実のある依頼になった。
「んで三人はどうすんだ?北に行くか?」
帰り道、カモガァが引く荷車の中で揺られながらギルドの幹部クラスと俺達で話し合いの場が出来ていた。
「俺達は...」
ちらりと二人を見る、俺だけの意見でリーナとショウを動かすことなんて出来ない。
「北にいきますよ、ね」
「...!」
リーナが自信満々で返事をする。人脈は多い方がいい、アランの情報を得るのなら広い範囲で情報を集める必要があるだろう、それを二人も理解している。
「よっし、んじゃうちの数名とお前らで北に行くからな、今日アルテマで報告だけしたらすぐに行くぞ」
ということはシルバーウルフのメンバーは参加しないのか、住み慣れた町を出るのは抵抗があるのかもしれない。イヴさんも申し訳なさそうにうつむいている。
「気にすんなって、ギルドから依頼を受けたのは俺なんだからよ」
「北はまじで開拓が進んでないからな、お前らも覚悟しとけよ」
なんか開拓者っていう職業の名前の通りの依頼を受けたようだ、男としてはこれは心踊る、未開の地に足を踏み入れる、聞いただけでゾクゾクする。
「具体的に目星はついてるんですか?」
「最前線の開拓者ギルドに住み込みだな」
つまり、目星はついてないらしい。
「心配すんな、原因ってのは開拓進めてけばいつか見つかる」
不安しかない、その返答をされて心配しない人はこの世界にほとんどいないだろう。
「北は魔大陸に近いからな、異形のモンスターが住んでるって噂だぜ」
「え...」
リーナがなんか固まった。
「リーナ?どうしました」
怖いのか、怖がりなのか、可愛いぞ!
「異形って、どんなのですか...」
恐る恐るって感じだ、これはフラグたったな、うん。
「大丈夫だ、噂だから」
質問にちゃんと答えないとテストでは点数貰えないんだぞ、と言ってやりたい。つまり根拠も何もない、嘘だということだろう。
「まぁ、とりあえず俺の考えてる原因としてはだな」
「ライオウより強いモンスター、はぐれ竜あたりがライオウの住む森に住み着いた」
ライオウは基本的には群れで暮らすという話を聞いている、ライオウが群れでいても勝てない相手となると。
「Zランクの討伐依頼になりそうですか」
「そうだな」
突如空気が静まり返る、荷車のゴトゴトという音、森が揺れる音だけが聞こえる。
「人間だけじゃ勝てないかもしれない、黒龍と手はあまり借りたくないが、もしもの時はミナト、頼む」
たぶん俺が来ること前提の依頼なのだ。ブラックナイツは何日か前、はぐれ竜と遭遇して壊滅寸前まで追い込まれた、Zランクのモンスターの強さはよく知っているだろう。
「分かってます」
ブラックナイツと俺達の利害が一致したこの関係、一瞬利用されてると考えたが、ギールスは俺たちの事情を知った上で協力を要請している。
本気で俺達の目的をサポートしてくれているのだと理解した、彼らもZランクとの戦闘は怖いのだから、このチャンスは無駄にはしない。
読んでいただき感謝です。
これから北へいきます、はい。
...頑張ります。
ではまた明日、お疲れさまです。




