―偵察―
どうも、祈りです。
お手にとっていただき感謝です。
熱は下がりましたが、ダルさは残りますね。
今日もはやく寝よう。
では本編へどうぞ!(っ´ω`)っ
何かの違和感を感じるのか、生存本能なのかは分からないが、荷車を引いている鳥形の家畜カルガァは動かない。
リーナが戻ってきた。
「それで、これからどうなるんです」
「カルガァは人間より鋭い感覚を持ってるので、動かないなら我々も待機だそうです」
「まじめにヤバそうな空気だもんな」
いつものショウの呑気な顔がまったくない、お前がそれほど変わるならヤバイのだろう。
―クシャアァァァ!―
「...!」
「...今の鳴き声」
「ちょっと見てきます」
大型の鳥類であろう鳴き声がわりと近くから聞こえる、確実にライオウのものだろう。木が邪魔して声の方向を向いても見えないが。
イヴさんも偵察にいくようで荷車から飛び出した。
「ミナトくんも偵察に?」
「はい。イヴさんは戻ってていいですよ」
「ふふ、一応ギルマスだからね、仲間を守るらないといけないから」
「...分かりました、もし戦闘になったら?」
説得は諦め素直に受け入れる、別に俺一人で行きたいわけじゃない、むしろギルマスであるイヴさんがついていくのは道理だろう。
「応援を呼んできてくれ」
イヴさんはそういって走り出す、俺もそれについていく。木の根が大きく森は凹凸で走りにくい、慣れているのかイヴさんはすいすい進んでいく。
「いた...気づかれてたっぽいかな」
「...ほんと野生に生きる生物の感覚には敵いませんね」
ライオウはこちらを向いて待っていた、そのライオウは大きな傷をおっている、開拓者から逃げてきた個体だろうか。
「まぁミナトくん、これだけ手負いなら私たちだけでもやれるかな?」
「ええ、やりますよ」
―クルァァァ!―
「「...!?」」
手負いのライオウの後頭部に矢が突き刺さる。途端大暴れするライオウ、四方八方に電撃を吐き散らす。
「...あっ」
「危ない!」
俺めがけて電撃が放たれた、突然のことで判断できず動けなかった俺の右腕をつかんでイヴさんに引き寄せられる。
「あ...ありがとうございます」
「誰かと戦闘中の個体らしいね」
そういって矢が放たれたほうを見る。
黒い鎧を纏ったウルクさんが飛び出してきた。そのままライオウの攻撃を全てさばいていく。
「...!...ウルクさん!」
「その声はイヴさんですか」
ウルクさんがライオウの懐に潜り込んで短剣を突き刺す。そこはライオウの急所なのだろう、力なく地に倒れる。
「...ミナトくんも、どうしてここに?」
「おっ、イヴとミナトじゃねーか」
俺とイヴさんを発見したギールスを始めとするブラックナイツのメンバーがぞろぞろと木の奥から姿を現す。
「私たちはジンク遺跡のライオウの依頼を受けたんですが」
「ジンク遺跡?そこにもライオウいんのかよ」
「依頼によるとそうです」
「うーん、俺はな、北の森で何かおきてると思うんだよ」
ギールスが突然違う話を切り出す、おそらく今回のライオウ大量発生の原因だろう。
「ライオウは本来、人里離れた森に群れで暮らすんだ、俺達は北からライオウの群れが飛んでるのを見た」
「ミナト、イヴ、よかったらだが依頼が終わったら北に、ちょっと出向かないか」
読んでいただき感謝です。
言いたいことはひとつだけ!
風邪には注意しましょう。
ではまた明日、お疲れさまです。




