―神隠し―
どうも、祈りです。
休日を満喫してる私です。
前書きが形骸化してることで有名?な私です。
本編へどうぞ!(っ´ω`)っ
「ん...ここは、どこだ」
俺は目を覚ました、俺は何かに乗せられているのだろうか、体は振動を感じる。周りは暗い、微かなランプの光しか感じられない。
「やっと目ぇ覚ましたか」
目が暗さに慣れてきた、よく知った顔と周りには少年が二人。俺はちょっとした荷車に乗せられていた。
「グランデール、ここは」
「海割りの道...って洞窟らしいぜ」
海だと、レリアから海まではどれだけあると思っている、レリアは大きな谷を越えなければ海に出ることはない。
「あれだよ...転移、神隠しだな」
「っ!そういやレリアは!」
その質問にグランデールと周りの少年は首を横に振った。
「そうか」
レリアが落ちたのだ、何十年も黒翼の攻撃に耐えた壁がとうとう突破されたらしい。
「んで、なんでここが海割りの道だと分かる」
そうだ、転移事件をまさか俺が体現するとは思ってなかった。転移事件は狭い範囲、広くても1つの町全体におき、ランダムで飛ばされると聞いたことがある。この転移事件こそ、この世界の文明では作れない謎の物体が発見される真相だと考える学者もいる。
「ここ、レリアの地下から繋がってて、抜けると森に着くんです」
突然少年一人が返答する。
「えっと、君の名前は?」
「ベリトっていいます、こっちはガイです」
ガイと紹介された少年も頷く。少年二人はスラムの中でも食料などは困っていなかったのだろう、色白で服もボロボロだが、骨が強調されることはなく、パッと見10歳ほどにしては筋肉はかなりついている。
そこで少年達の俺の見る目が明らかに他人ではないことに気づいた。どこか敬うような視線だ。
「白竜に乗ってた人ですよね、俺の仲間を助けてもらってありがとうございました!」
突然のお礼と共にマルスが頭を下げる、その後に続いてガイも頭を下げた。
分かった、ミナトと黒龍が助けたチャイルドソルジャーのメンバーだと察した。
「俺が助けたわけじゃない、礼ならミナトに言ってくれ」
「そんなことないです!俺が見た仲間の真っ黒影、それを照らした過程には絶対貴方も入ってる!」
マルスの熱弁、少年にここまで言わせてしまっては何も反論できない。
「...分かった、てことは君達も転移を?」
「いえ、海割りの道で倒れてる貴方達を見つけました」
なるほど、わりと近くに転移したもんだな。
「レリアは落ちた、なら俺たちはどうする?」
「ミナト達のとこにとりあえず行くか」
「まぁそうなるか、とりあえず君達も住むとこなくなったわけだし、俺達についてくるか?」
そう声をかけると二人は満面の笑みを浮かべた。
「ならなら!ギルド名決めないと!」
楽しそうな声で言われる、一瞬理解が追い付かない。
「白竜の人だし、剣士だし、ホワイトナイツってどうですか!」
「え、ああ、開拓者登録するのか」
「はい!俺達、地上に出れたら!開拓者になって!金かせいで贅沢な暮らしするんだ!」
スラムの子供はそういう暮らしに憧れているのか、これから旅をするのならモンスターとの戦闘は避けられない、生活のためにも開拓者になるのは必要だった。
「分かった、森を出たら町にいこう、そこで俺達の旅が始まるんだ」
いいよな、という感情を視線でグランデールに問いかける、グランデールもやれやれと納得してくれた。
待ってろよ、お前。
アランの新しい旅が始まる。
読んでいただき感謝です。
さーて寝ます。
明日からまたマンネリした毎日が始まるわけです。
ではまた明日、お疲れさまです。




