―対峙する絶望―
どうも、祈りです。
お手にとっていただき感謝です。
今日、いつものことですが疲れました。
妄想で続いていくこの小説、よく続いたらなぁとつくづく思います。
では本編へどうぞ!(っ´ω`)っ
「...!?」
翠嵐はこれから起こることを正確に察知した。
私の主はどれだけ悪運が強いんだ、本音はそれだった。
まったく、大変な人を主に持ってしまった、そう思いつつ翠嵐は洞窟を飛び立った。
脳裏に浮かんだ未来を歪ませるために。
「うおらぁぁ!」
ショウがヒトクイバナの茎の部分を真っ二つに引き裂く。
ブシュッという音と共に体液がショウに降り注ぐが体液は体に当たるとすぐに蒸発していく。
「リーナ、今何体目ですか?」
「ちょうど20ですね、依頼は一応終われますけど続けますか?」
ミナトはショウのほうをチラッと見る、ショウは雄叫びをあげ、やる気をアピールしている。
「ショウがあれですし、後10続けますか」
「ショウ!後10頼んだ!」
「オッケ!しっかりついてこいよ!」
そういって森の奥の方に進んでいくショウ、それを追いかける俺とリーナ。
俺はこの森に入ってから何も考えられない、原因としてはリーナだ、リーナと自転車を二人乗りしたわけだ。
俺は純粋で健全な男子高校生だ、年の近い異性に手を後ろから回されては思考が停止するのは当然である。
「ミナト?」
「はい!?」
「ショウ、行っちゃいましたよ?」
あ、何やってんだ俺は、緊張感が足りない。
「あー、すいません」
「しっかりしてくださいよー、いくら余裕でも油断してはいけません」
叱られてしまった、わりと落ち込む、現実ではあまり関わりを持つことが出来なかった同年代の異性だ、経験がないことに後悔する。
肩を落としながらもショウを必死に追いかける、やっとショウの背中が見えてきた、ショウは森の中の岩場にいた、周りは木が生えてなく、見るからに外からの手が入っている。苔が生えて自然に造られるとは思えない柱、遺跡でもあるのだろうか。その時ー。
―グルアシャャアァァ―
何があったのか、威圧するような咆哮が聞こえる。
「うおっ!?」
突然ショウの乗っていた岩の足場が崩れた、と同時に破壊された岩場の下から巨大な影が現れる。
「あ?また白竜かよ!」
「ミナト、はぐれ竜です!退きましょう!」
「でもショウは!」
はぐれ竜は主を持たないドラゴンの総称だ、これらのドラゴンは周りの生物のピラミッドを大きく壊す危険がある。
そんな焦る中、壊されて出来た穴から何人もの人影が出てくる、それと向かい合うように着地する白竜。
出てきた人影にはショウの姿もあった、そしてすぐ横には見たことある顔。
「あ?おい新人!夢の続きが見たいならさっさと逃げな!」
やはり、この挑発的な声はギールスとかいう男だ、偶然ライハ森林の依頼を受けていたらしい。
はぐれ竜から距離をとって遺跡の中を覗く、腕がない人影が3体、壊された武器の破片らしきものが散乱している、戦闘があったことが一目で分かる。
「チッ、俺らが時間稼ぐからさっさと逃げろ!ギルドに戻ってはぐれ竜のこと伝えてくれ!」
ギールス、あんたいいやつじゃないか、そんなことを考えてしまう。
「ミナト、行きますよ」
「しかし!」
「はぐれ竜は本来想定されていないモンスターです、あのギルドがはかなり強いらしいですが相手が悪すぎます」
レリア防衛でドラゴンの強さはよく知っている、百戦錬磨の衛兵達の攻撃がまったく聞いていなかった、見たところギールスの他にいるメンバーシップは10人ほど、勝てるはずない。森からアルテマまで自転車で体感30分、ドラゴンはブラックナイツのメンバーを逃がすつもりはないようで、援軍がくるまで持ちこたえるのは不可能だろう。
―グラアァァァ―
絶望に纏われるなら、希望の咆哮が耳に入ってきた。
読んでいただき感謝です。
祈りです。
とても困ってることがあります、地名です。
人の名前はその人の顔をイメージしたら候補が浮かぶのですが、地名だけは浮かびません。
ライハ森林、フロル、レリアは参考があるのですが、アルテマだけは謎でしたね。
ではまた明日、お疲れさまです。




