―法―
どうも祈りです。
お手にとっていただき感謝です。
いつものごとく前書きに書くことがありません。
本編へどうぞ!(っ´ω`)っ
レリア城壁町の目抜通り通りを走るミナトとグランデール、住民は城の前に避難して町は静まりかえる。
「さっきみたいに、まだ黒翼いますよね」
「まだ数分かかるしな、何組か遭遇するだろ」
黒翼二人を突破したがまだ油断できない状況、焦りは思考を鈍らせることを理解して周囲の警戒は忘れない。
「住民は戦わないんですか、地形的にこういう戦闘は想定されてるでしょ」
ミナトの疑問は当然のものだ、戦闘を想定しているのなら、自分で自分を守るために武器を各自持っているのが普通だろう。
「そうなんだが...」
グランデールが珍しく歯切れの悪い答えをする、こういう人の上に立つ人の自信のない言葉は周囲を不安にする。
「何かあったんですか」
「うちの王がよ、身分だけに固執するバカ野郎でな、暴動を怖がって成人男性は全員衛兵試験を受けさせるし」
例えるのなら徴兵令だろう、ミナトもグランデールも一瞬顔が暗くなる。
「暴動を怖がって武器は住民には流さねえ」
大きくため息をつくグランデールにミナトも同意する、上に立つものがこの有り様なせいでここまで戦争が続いているのだろうか、そんなことを考える。
「それでも住民避難は完了したんでしょう、なら安心ですね」
またグランデールがため息をつく、ミナトも突然不安になった。
「どうせあの糞ジジイが庭が荒れるからとか言って、壁の中には入れてないんだろうな」
「...っ」
それはつまり避難とはいっても戦場の端にいるだけではないか、ミナトが奥歯を噛み締めて殺意を押さえる。
あと少し、あと少しだから...
そう祈って遠くに見える城を目指して走り続ける。
読んでいただき感謝です。
祈りです。
出来の悪い上司を持つと大変ですよね、そんな上司からのバカな対応から部下を守るために奮闘するグランデールです。
ではまた明日、お疲れさまです!




