―翠嵐―
どうも、祈りです。
正月が終わりましたね、ほんと正月は疲れます。
これからも毎日更新をしていきますよー。
では本編へどうぞ!(っ´ω`)っ
「うおっ...すっげぇ風」
空高くから戦場を見下ろした時とは違う、最高スピードでの低空飛行の滑空はすぐ景色が変わるのも相まってか体感スピードが全然違う。
『いい感じのこと言っておいて、結局私任せではないか』
言い返す言葉がない、人間は銃をもって初めて獣と対等になれる、それほど身体能力が違うのだ。そして相手はドラゴンだ、そこらの獣より明らかに身体能力が高そうな生物相手に俺の剣は何かできるのか。
「まぁ...リーナ達と町の防衛にでも行こうかなと...」
『ふん...そうしてくれ、私が止まったタイミングで飛び降りろよ』
「ああ、負け...!?」
―グラァァアア―
ただならぬ気配を感じたのか、黒龍が突然こちらに振り抜き咆哮を放つ。周りには今も効かないと分かりきってる槍を向ける衛兵がいた。
『しっかり護ってこいよ』
―グギュラァアアアーアア―
今までで一番強い感情を込められた咆哮を放つと同時に翼を縦にして速度を一瞬落とした。
「任せとけ」
(翠嵐)
最後に相棒の名前を心で呟いて背中から飛び降りた、そして次聞こえてきたのはドラゴンの悲鳴。
「...っ!」
胸がつまる思いで振り向くと
―キュガアァァァ―
―ンンガガァァアア―
相棒が黒龍の首に噛みついてそのまま体で押し倒している。
ドガンと大地に叩きつけられる音と共に風が起こって少し飛ばされる。
(頼むぜ、翠嵐)
心で呟いても相棒は分かるのだろう、ここは俺がどう足掻いても変わらない、ならば俺の出来ることをする。
「グランデールさん!ここはドラゴンに任せて!町の防衛に行きましょう!」
「...分かった!」
少し考えた後グランデールは返事をした、彼の装備は血で赤黒く染まっている、表情にも余裕がなかった。
周りを見ると黒翼と思われる兵の死体に混じって少数だが分厚い鎧を着た衛兵も横たわっている。
(すいません)
一瞬だけ本音を漏らし、すぐその感情を切り捨てる。そして前をむいて町に向かって走った。
どうも、祈りです。
読んでいただき感謝です。
相棒の名前、翠嵐ってどうですか。
水を使うとなると「すい」はつけたかったのです。
風林火山にもあるように、護りといえば山なんですよ。
翠嵐は青々とした山のことらしいです、検索しました...( ̄▽ ̄;)
これだ!と思いましたね。
ではまた明日、お疲れさまです!




