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白竜と共に生きる新世界  作者: いのりさん
レリア防衛編
55/105

―心の橋―

どうも、祈りです。

ようやく書きたいとこ書けた気がします。

では本編へどうぞ!(っ´ω`)っ

俺は相棒の背を叩いた。相棒は俺の意思を察して砂煙に歪む大きな黒い影のほうに巨体を合わせる。


―キュアァァァ―


「...?!」

突然頭に直接声が入ってくる。それは今まで聞いてきた怒気の入った声ではなく、優しい相棒の声だった。

突然体が軽くなり、ふわっと宙に浮いた感覚の後に視界が白く濁る。


気がつくと俺は草原にいた。黄昏時の光を得て金色に光る草原に。

「なんだっ」

後ろから巨大な気配を感じて振り向く、そこには翼を大きく広げた相棒の姿。


『ここは、私とお前とを繋ぐ橋だ』

耳に入ってくるのは優しい相棒の鳴き声、しかし頭の中に意味が直接入ってきた。


「なぜここに俺を連れてきたんだ」

『特に意味はない...お前の考えは手に取るように分かるからな』

「ハァ...なら早く出してくれよ、一応戦場だし、立ち話なんてするもんじゃない」

そうだ、ここは戦場、さっきまでアランと会話をしていた自分が恥ずかしい、覚悟なさすぎだろ俺。

『恥じることはない、そんな感情を持っている時点で戦うことは出来ない』


そうだった、今俺は意思を完全に読まれてるんだ、こういうとき不便だ。

『...お前を呼んだのは...相棒と呼ばれるのが嫌だっただけだ』

そういって相棒は長い首を回し、大きく息を吸った。

「なんだ、なら何て呼べばいいんだ」

『私の真名は...』


―キュアァァァ―


また頭に直接声が響いて、体が浮き上がり...そして相棒の背中に帰ってきた。

まったく、名前を教えるためだけに呼び出すとかどうなってんだよと呆れる。


後ろを見ると特に違和感がないアランの顔、どうやら俺達の意思疏通にかかる時間は体感よりずっと短いらしい。

「おし...今度こそ行こうか」

「グガァラァァアアア」

そういってポンと背中を叩いた、頼もしい声を発して...跳び出した。

どうも、祈りです。

意思疏通をする二人、憧れますね。

ちょっと、いろいろあるのでここらで終わります。

ではまた明日、お疲れさまです。

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