―興味ない―
どもー、祈りです。
お手にとっていただき感謝です。
いやー、あと少しで今年も終わりですね、実は私、毎年除夜の鐘をつきにいってます。かなり田舎に毎年集まるので、親族とご近所さんだけで108回ならしてしまいます。
では本編へどうぞ!(っ´ω`)っ
「ミナト!」
白竜が着地する風圧と共にもう聞き慣れた声が数十メートル先から響く。その声には怒気や焦りなどない、いつもの男前にして心の広い声だった。いつものアランに安堵する。
「お前がやろうとしてることは正しくはない、だが間違ってもねえ」
「...どういうことです」
いつも意見をはっきり持っているアランが珍しく分からないことを言う。一瞬どういうことか分からない。
「お前のやろうとしてることは、こっちじゃ正義だ...だが逆の立場からみたら悪なんだ」
アランの言いたいことが本当に分からない。話の結末が見えない、俺はアランに明らかに不安な目を向ける。
「あー、やっぱ格好つけるんじゃなかったぜ...」
アランが白竜の背で頭をポリポリとかいて誤魔化しに入る、白竜もしっかりしろと言わんばかりの不安な目を向ける。
「...あの黒龍を殺したいんだろ?」
「はい」
自分の反応が信じられない、人間を殺しただけで発狂してたのが恥ずかしくなる。心で呆れる。
「お前は今この世界の最大戦力の一柱を壊そうってわけだ...戦況はどう転ぶか分からん」
「それで...結局何が言いたいんです」
アランが話を長引かせようとするのが分かった、俺が黒龍を討つのを止めさせたいのだろう、それくらいすぐに分かった。黒龍を討った後の俺のことを考えてくれてることも。
「...覚悟があるのか、この戦争を動かす覚悟」
アランの声が突然真剣になる、それでも俺は自分の意見を曲げないと決めた。
「覚悟...そんなのないですよ」
「だろうな」
「俺はただ...俺の目の前で人が死んでほしくないだけ...世界なんて興味ない」
言いたいことを全て言った、なのにアランは笑みで返す、俺の言いたいことを完全に読まれてたようだ。
「やっぱそうか、覚悟なんて決めてたら、怖くて動けないよな...子供は後先考えず突っ走ってこいよ、若いうちは何やっても死なん」
アランはいつものようにニカッと歯を出して送り出してくれる。その顔には歪みなど一つもない、この顔をされたらどんなことでも上手くいく、そんな気がする。
「はっ...俺はこんなとこじゃ死にませんよ」
俺も満面の笑みで返して、相棒の背を叩く。
読んでいただき感謝です。
祈りです。
すいません、明日から更新が途切れます。
明日から環境が変わってしまうので、年末年始は忙しいですしね、ゴロゴロしてるかもですが。
来年の3日からは確実に更新ができるので、気長に待っていてください。
では来年まで、年末に怪我とかしないでくださいね。お疲れさまです!




