―森道―
どうも、祈りであります!
前回同様、前書きと後書きに書くことが思い浮かびません!
読んでいただくことに感謝する以外に書くとこあるのでしょうか。
では読者の皆様、お手にとって頂きありがとうございます!
「うぉらぁぁ!」
アランの右腕の拳が植物型のモンスターを吹き飛ばす。続けて背後のモンスターも左足で蹴り飛ばす。
「アラン、こっちの花全部終わりました」
ショウがアランに報告する。植物型のモンスターはそこまで強くなかった、根っこの攻撃も片手で振り払える程度の威力だった
「あいつらは数で攻めてくるやつらだからな、剣初心者にはおすすめの相手だったろ」
アランがニカッとはを出す
「アランはいつも一人でこの道を通ってたんですか?」
「俺とこいつらの一人と二匹?だな」
アランがドラゴンと牛を親指で指す、しかし二匹はただ歩を進める
「一人でも植物はなんとかなるしな、それに知能があるやつはドラゴンにビビって近づかねーよ」
アランが緑色の牛を撫でながら言う
「あとミナト、朝の質問だがな」
アランがまた言いにくそうに
「ドラゴンはいろんな所に住んでる、海にも山にも町にもな」
胸が高鳴るのが分かった、夢にでも見てたドラゴンがいろんな所に住む世界、声がでなかった
「だが、ドラゴンからしたら俺達はそこらへんにいる虫と同じような非力な存在だ」
アランが歩を進めながら言う
「人間からしたらドラゴンはいつ襲ってくるか分からないモンスターと変わらない」
アランは前を向いて俺たちには表情が見えないが
「人間の中には竜狩りって言われる職業もある」
アランがどんな顔をしてるか容易に想像できた
「とりあえずっ、ドラゴンと共存出来てるやつは数少ないってわけだ」
アランの声色が明るくなる、だが無理矢理変えているのはすぐ分かった
「ほらっ、もう森を抜けるぞ」
アランが前を指差す、日があまり差していなかった森の中から見たら森の抜け道は余りにも輝いていた
「森を出たら町につくんですか?」
歩き疲れてしまった俺、森の凸凹な地面では自転車を使えないため荷車に置いていた
「ああ、もう着くぞ」
そこでアランはこっちを向いて
「お前さんら旅の者なんだろ?目的地とかあるのか?」
こんなことを聞いてくる、旅の者というのは真っ赤な嘘なので
「特に目的地はないです、なっ」
ショウにも同意を求める
「ええ、特に決めてないっす」
ショウがうなずきながら言う
そこでアランが予想してなかったことを口にした
「ならその町でゆっくりしてけよ、俺の家の空いてる部屋を使わせてやるからよ」
アランがまたニカッと歯を出す
俺達は断る理由など無かった
「いいんすか、ありがとうございます」
ショウに続いて俺も
「ありがとうございます」
頭を下げる
「あー、だが一人先客がいるんでな、仲良くしろよー」
アランの声にうなずく俺達、日差しが突然強くなり、ようやく森を抜けた、そこには山を頂上で半分に割ったような崖、崖の上に建った建物の側には飛行船、崖のふもとに建った家たち、町を囲む壁。
「フロル宿町ってとこだ、俺みたいな旅の中で生きるやつらが帰る場所だ」
アランの声に心がまた高鳴る。
俺はまっすぐ前を見て町に向かって歩き始めた。
白竜と共に生きる新世界、5日目となります。
三日坊主を完全に克服してホッとした祈りです。
毎日このペースを続けていきますよー、応援お願いします!
では、お疲れさまです!