―戦場に変わる町―
どうも、祈りです。
お手にとっていただき感謝です。
休日になりましたね、これを投稿したらゆっくりゴロゴロします。
では本編へどうぞ!(っ´ω`)っ
「はぁ、まだ体がなんか感覚が鈍い...」
「練習あるのみだぞ、ミナトよ」
ミナトが腕を肩からグルグル回し、いつもの調子でからかうショウ。
衛兵との訓練を終えて荷車に戻ったミナトとアラン、ミナトはそのまま疲れきって夕食も食べずに寝てしまった。
そんなミナトを労うのも兼ねて朝早くからバイキングに来ていた。
「そんなお前のために今日の防衛時間を夜にしてもらったわけだ、昼まではゆっくり休め」
「まったく、なんで真夜中に帰ってくるんですか」
「ちょっと衛兵どもが熱くなってな」
アランが歯切れが悪そうに言う。
ミナトの初の訓練、そこでミナトは驚きの強さを見せた。
衛兵の槍とシールドをすり抜けるように前進し、まっとうな剣術ではなく喧嘩技で衛兵を倒していく。
アラン似の危なっかしい体術に衛兵たちは燃えたわけだ、その結果ミナトは疲れきってそのまま倒れたわけである。
「しかし、ほんとに大丈夫なんですよね、もうじき戦場になるっていうのに」
「大丈夫だって、いや大丈夫じゃねえか、今からじゃどうにもならんな」
リーナの心配は当然のことだった、衛兵が剣初心者のミナトに敗北したのだ、この町を守る衛兵がそんな様では心配になるだろう。
そんな心配をよそに、時間は進んでいく。
――ドォオゴッ..グガアァァン―
突然の轟音、一拍遅れての爆発音が響いた。
「!?...なんだ!」
「爆撃だ!」
アランがイスから立ち上がり周りを見渡す。
四人のほかに十人ほどいる客もパニック、恐らく外も同じような状態だろう、壊れた壁から少しでも離れようと走っていく人々が見えた。
外を見ていると、突然店のドアが開いて、黒い鎧に身を包んだ剣士が4人入ってきた。
「何もするな!手を上に上げろ!」
ミナト達が座っていたのは入り口から一番遠く、入り口から直視すると植物などが置いてあり見えにくい。
「...どうやら町にはスパイがいたらしいな」
小声で他の三人に話しかける。
「アラン、こいつらやるんですか」
ミナトがまっすぐ純粋な目でアランに問う。
そんなミナトにアランは、いつもの戦闘用グローブを装備して返した。
「そこの男!お前もだ!」
先頭にいる黒衣の剣士がアラン達に気づいて近づいてくる。
アランはここまでか、と思った。
諦めて降伏するというわけではない、この状況になった以上、降伏しても安全が確保されるとは思っていない。
そんなアランは同じように黒衣の剣士に近づいた。
「!?...ふざけるな!」
侮辱されたと思ったのか、一瞬目を見開き剣を振りかざす。
それに対してアランのとった行動は驚きを呼んだ。といってもミナト達は予想していた。
右手で剣を掴み、そのままへし折った。
「なっ!...ふざけるな!」
黒衣の剣士は剣を捨て、拳を放つ。
アランの心境は余裕だった、むしろお前の口癖ふざけるな!なんだなとか思っていた。
その拳も掴み、体を横にして右足で腹に蹴りをいれて吹き飛ばす。
「ヒィッ」
悲鳴は入り口の剣士から聞こえた、味方が店の壁まで蹴り飛ばされたのを見たのだから恐怖を感じるのは当然だろう。
「さてと、んじゃ俺とミナトは前線に、ショウとリーナは荷車に戻ってくれ。...くれぐれも白竜を戦わせるなよ」
最後のほうは小さく、三人にのみ聞こえる声だった。
「了解」
三人同時にかけられた声に、アランは少しの迷いもないことを感じ取った。
読んでいただき感謝です。
祈りです。
これ、アランが主人公になっていませんかね、と思っています。
アラン、すごく動かしやすいです。
この四人は全員主人公なのですが、アランだけ特に出番ありますね。
では、ゴロゴロしてきます。
また明日、お疲れさまです!




