―馬鹿やろう―
どうも、祈りです。
お手にとっていただき感謝です。
眠いですね。
今回はわりと意味分からない本気の話です。
では本編へどうぞ!(っ´ω`)っ
シャンティガルは巨体からは想像がつかないような速度で突進してくる。
翠嵐は守るために生まれた龍だ。その突進は受け止めることができる。
「シャンティガル!」
ミナトはその隙にシャンティガルの頭部に飛び移る。
「っ...負けるかぁ!」
シャンティガルの纏った怒りの具現たるオーラが彼を蝕む。ミナトは今殺戮願望が芽生えて仕方がない。
「てっめ!」
ミナトがシャンティガルの鱗の隙間をぬって剣を突き刺す。
シャンティガルと森は一心同体なのか、樹木がうねって彼を拘束しようと動き出す。
『ちぃっ!』
翠嵐は地下水を汲み上げて操る。
個体と変わらない強度に魔力によって練り上げなれた水柱は、水圧を一気に高めて樹木を切り裂いていく。
「お前なぁ!」
ミナトは叫ぶ。
この冷静さを失った守護龍に。
「バッカだろぉ!」
あえて馬鹿になって叫ぶ。
「俺もなぉ!おまえを殺してやりてえんだよぉ!」
守ると言っていた龍にも、こんなことをいってしまう。
彼はかなり我慢していたが、殺戮願望を打ち負かすことは出来なかった。
「でもなぁ!皆との約束だからお前は殺さない!」
でも負けてはいなかった。
シャンティガルは怒り狂ってるだけの馬鹿だ、なら俺も馬鹿にならなければ伝わらない。
まともな考え方をしても伝わらないとミナトは決心して罵倒を続ける。
「お前は!馬鹿なのに一人で頑張って!それで管理ができなくって他人に迷惑かけやがって!」
ミナトは自分が何を言いたいのかは分かっていなかった。ただ言いたいことを叫ぶ。
「お前を助けてやるっていってる味方の声まで無視しやがって!もっと他人のことかんがえやがれ!」
翠嵐はただ呆れている。だが馬鹿には伝わっていく、頼れる者がいなかった、管理に失敗して自分のことばかり攻め続けた者にはこの言葉を理解できた。
「俺だって暴れたいんだからな!一発蹴らせやがれぇ!」
ミナトはシャンティガルの頭部から飛び降りながら、思いっきり自分の掌ほどある眼球めがけて蹴った。
『ナイスだ馬鹿!』
「馬鹿じゃねえ!」
想いに負けたのか、ただ痛かっただけなのか、シャンティガルは倒れた。
「おい馬鹿!」
オーラを失って綺麗な翠に輝く龍の顔に向かって走る。
「人間の力をなめるなよ!ちゃんと森は人間が守ってやるよ!」
シャンティガルは動かない、ミナトはこれを肯定として受け止めた。
「いろいろたまってるんだよな?もう数日待てば全部終わる...。それまで待ってろ」
ただ倒れたままが気にくわなかったのか、シャンティガルはミナトと翠嵐が去ってからすぐに体を起こした。
守護龍は何を言われたのか、理解できた。
知能は龍としてかなり高い。
自分のことを本気で叱ってくれる人間、怯えるのではなく立ち向かって、倒すのではなく守りたいと思ってくれた人間に心を動かされていた。
読んでいただき感謝です。
馬鹿になりました。
なに書いてるのか分かりませんでした。
ただ私だったらこうしたい!というのを詰め込みました。
ではまた明日、お疲れさまです。




