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第1話 引っ越してきたうさぎの子

 今日は本当に運が悪いです……





 新幹線に揺られて数時間、私はちょっぴり酔い気味です。ううう……上半身がだるいです……


 そんなことを思っていると、目的の駅に着きました。駅の名前は確か、大宮……だったと思います。

 重い体を持ち上げて、リュックを背負います。うう、すごく体がふらふらします……


 何とか降りられた私ですが、ここからまた電車に乗らなければならないのです……想像するだけで、ううう、憂鬱です……


 昔から乗り物は苦手でした。車はもちろん、電車も、バスも。あ、昔1度だけ乗ったことのあるメリーゴーランドでも気持ち悪くなりましたね……自分でもよくわからないのですが、多分、乗り物という概念自体が苦手、というかダメなんだと思います。例えるなら……あ、注射。注射って全然痛くないのになんか嫌いですよね。そういう感じです。多分。


「はぁ」

 思わずため息が出てしまいます。


 目的地に着いたのは、それから30分後でした。私の住んでいる家は、あ、でも、正確にはまだ行ったことがないので私が引っ越す予定の家ですね、そこは駅から近いみたいなのでちょっと安心です。


 こんな私ですけど、地図を読むのは得意ですよ!迷わずに家に着くことができました。

 カギをリュックから取り出して、ワクワクしながらドアを開けました。


 家具は一応揃っているからって引っ越す前に聞いていたのですが、予想以上でした。あの時は少し心配でしたが、言われた通りに家から服しか持ってこなくて正解でした。

 荷物を整理した後、時間もあったのでお隣さんに挨拶に行くことにしました。ここは角部屋だったので、お隣さんと言っても1人しかいないんですけどね。


 そして、お隣さんのドアの前まで来ました。ここにきた途端に、なんだか緊張してきました。でも、そんなことも言っていられないので思い切ってインターホンを押しました。

「はーい」

 聞こえたのは女性の声でした。軽く挨拶を済ませて、持ってきたものを渡しました。さっきまではとっても緊張していましたが、隣に住んでいる方が優しそうでなによりでした。


 引っ越してきて1日目は、平凡に過ぎて行きました。

 明日は転入する予定の学校へ行きます。と言っても、明日は入学式前日で、ちょっとした手続きをしに行くだけですけどね。


 あ、そうそう、皆さんはもうお分かりだと思いますが、私、一人暮らしを始めたんです。

 あー!こんな頼りなさげな子が一人暮らしなんて……って今思いましたよね?ひどいです……


 まぁ、そんなことは置いておくとして、明日に備えてもう寝ることにします。

引っ越してきた…ってことを簡潔に書いて終わりにしようと思っていたのですが、いつの間にかこんなに長くなってしまって>_<

次回からは、もっと物語を早く進められるように頑張ります…

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