表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ

「このオンラインゲームは皆様の言われるゲームではない。新たな世界と言っても過言ではありません」

この言葉はゲーム会社アヴァロンの社長が最新ゲーム[ZABIJENI]をテレビで発表したときの内容の一部である


専用機器リアクターと呼ばれるフルフェイスメットのような物を付けてネットに意識をむけさせ本人の脳波を使って仮想世界でも現実世界のように細かく体を動かすことも可能にする最新技術を使用している。


さらに人工知能の進化系これまでのAIとは異なる成長するAI「CI」なるものを導入。

彼らCIはAIのように人間を模倣するが、AIとは違い柔軟な感情変化や心境変化による成長ができるという大きな進化をした機械的機能である。

見た目や仕草、言動のどれをとってもほぼ人間と区別が付かないほどの精密に作られたNPCとの生活も出来るなど。


魅力的な部分が多く目立つ中


「プレイして頂くにはこの契約書にサインをおねがします」


アヴァロン社の社長 米崎重彦 が一枚の紙をカメラにむける。

その紙には一言だけ書いてあり一番下にサインする場所があるだけであった。


[いかなる問題が起きて当社は責任をもちません]

「ただし過剰な違法行為やプライバシー管理は徹底しておりますので、ご安心ください」

と愛想のいい微笑を浮かべる。


このときは誰しもが不信感を抱いた。

しかしこの後の一言で大半の人間が、このゲームをプレイすることになる。




「言い忘れておりましたが、このゲーム、もとい新たな世界の頂点に立つことが出来た方には私の会社[アヴァロン]の資産を全てお渡しいたしましょう。 皆様の健闘を楽しみにしています」







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ