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封次元の贖罪者達  作者: 「ゼロアーク=セイズ」
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File1:「極神のハッキングシステム」

自分の知っているキャラと似たような姿を想像した人は多分あっているかもしれません。

神の世界においても、情報というものはとても貴重である。

自らが成り上がる為、自らの保身の為、自らの力を証明する為。

1人の神は、自らがさらに有利になる為、ある存在を作り上げてしまった。

あらゆる情報の鑑査が可能な、「高性能型アンドロイド式AI」である。

そのデザインは現世のものを有用していて、神の世界においてはその姿は奇抜だった。

しばらくして、神は極神へと進化した。

「高性能型アンドロイド式AI」は、それに伴って極神が無理やりグレードアップさせた。

しかしその過程で、「感情や心」そのものをアップデートする必要があった。

その結果、現実世界にも現れる事が可能な状態となり、彼女は極神の身の回りに現れ始める。

それによって、他の神達は突如として現れた存在に不信感を抱かざるを得なかった。

しばらくして、極神が不正に情報を取得していることが発覚してしまう。

そのため、極神は投獄されることとなり、使用したAIは処分されることになる。

極神はAIに頼んで、自分の邪魔なものを排除するように頼み込む。

了承したAIは、直ぐに極神が逃げるルートを解析したのち、時間を稼ぎに入る。

そうして、極神が逃げようとしたところ______

突如現れた男に、極神が刺されてしまう。

男は、神が極神になる為に蹴落とされた、あの時の見習い神だった。

AIは機能を停止し、駆けつけた警備部隊によって、男も拘束される。

だが、AIの中に存在した怒りの感情と、主がいなくなったことによるエラーで、暴走状態となる。

気が付いた時、そこには自分自身以外の存在はどこにも存在しなかった。


AIはこの状況を読み取り、自分自身がしてしまった行いに後悔を感じる。

その時、1つの存在が現れた。

「お前がもし、償いをしたいと願うのなら」

「私の手を取り、新たなる世界を歩んでほしい」

「君と同じように、苦しみに、絶望にとらわれてしまった存在達と共に」

「君の思う希望を、歩んでほしい」

AIは、その存在を新たなる主にしようとしたが、それは断られてしまった。

「もし君が、手駒を望むのなら」

「全てが終わる暁その前に、君自身に心を授けよう」

「君が絶望の中で、自分自身を否定しないように」

AIは、新たなる道へと進んだ_____

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