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興味を持って頂きありがとうございます。


スミマセン。

書きダメしてたものがなくなったので投稿ペースが落ちます。




この世界には写真といったものはなかったのだが、これも釣りの時に釣果を残すために開発していた物を流用して4人に衣装を着せた写真を撮って試しに販売してみたところバカ売れしてしまった。

自分の婚約者の写真を売るつもりはなかったのだが、タミレの商魂たくましい姿勢に圧倒されたエレンたちが承諾してしまったのだ。

そこでステージ用の時だけ髪色や目の色を変える事にし、ステージ衣装を身に纏って4人が並んでいるブロマイドにしたのだ。

これも銀貨1枚という値段にも関わらず飛ぶように売れたのだ。

元々、エレンは美姫(びき)として知られていたものが種族進化によりハイエストエルフになった際に更に美貌に磨きがかかったのだ。

その美しさは直接目で見なくてもその気配を感じるだけでも上気してしまう程なのだ。

エレンだけではない、ノルンは亜神族(デミゴッド)へと進化している。

女神が例外なく美しく見えるのはその神性によるもので、亜神族とは言え神性を備えたノルンはエレン以上にその美しさが人々を魅了した。

マヨルカもまたハイエルフになり、かつてエレンがそうだったように美しさが増し、人族から最上位人族ハイエスト・ヒューマンへと進化したタミレもまたマヨルカとは違った美しさを醸し出している。

この世界の美女トップ4が揃うのだから店頭に並んだ瞬間に売れ切れる状態となったのだ。


「個人のブロマイドは出さないからね」


俺がそういうとタミレは不服そうな顔を見せるが、俺は婚約者たちの間に目に見える上下関係を作りたくなかったのだ。

個人のブロマイドを作れば必ず「誰が一番売れている」といった話しになる。

俺はそれを避けたいのだ。


「それならステージ衣装だけでなく、ドレスアーマー姿とか普段着のブロマイドはダメ?」


タミレが上目遣いに訊ねてくる。

潤んだ目でお願いされて”No!”と言える男はいるんだろうか。

俺も婚約者たちを売り出す事に抵抗はあるものの、他の3人も乗り気なので思わず許可を出してしまう。

当然水着なんかはNGだと釘を刺す。

ステージ衣装を2種類、ドレスアーマー、そして普段着と4種類出すことになった。

学院生活とは全く違う所で多忙を極めていた俺たちだが、ダンジョン実習も無事に終え、演奏者の育成も順調に進んでいた。

そうこうしているうちに4年に1回学院の夏休み前の時期に開催される国別剣術大会が近づいてきた。

参加者は100歳以下であれば学生でも騎士であっても良い事になっており、各国の出場枠はエレンの母国であるバクトゥーリア王国から2枠、タミレの母国レマイオス王国から3枠、ヒデキが婚約したザルヴァルドゥクトの母国であるパルティア王国から3枠、獣人小国郡から3枠、そしてセレーコス帝国から5枠の16人で争う事になる。

そこで帝国でも出場者を選定する事になったのだが、S級冒険者の中で100歳以下となると全員ががエレン騎士団のメンバーであり、学院の中でも突出した存在であることから帝国代表の5枠は全てエレン騎士団から選出する事となった。

そこでエレン騎士団のうち、バクトゥーリア王国にいるアレクサ以外は全員学院寮にある俺と婚約者たちの部屋に集まってもらった。

メンバーは、俺、エレン、ノルン、マヨルカ、タミレ、アンティオコス、キュジケノス、ラオディアそしてデメテアだ。


「なんだか久しぶりに剣の話しをするような気がするよ」

「気がするのではなく本当に久しぶりの話じゃよ」


ノルンが俺の言葉に応える。

そう言えば最近は音楽の話しやアイドル化の話しばかりしており、ダンジョンに潜る事もしていなかった。


「本当にそうよね。5人は結局誰にするの?」

「まず、戦闘スタイルが魔法主体のマヨルカ、タミレ、ラオディアそしてデメテアを外すと、俺、エレン、ノルン、キュジケノスにアンティオコスちょうど5人になるけどどう?」


一応、マヨルカたちも剣術スキルはレベル10なので大会に出ても上位を目指せるだろうが、やはり同じレベル10でも日頃の鍛錬や経験からエレンやノルン、キュジケノスには及ばないのだ。

アンティオコスは規格外なので決勝で俺と対戦するのは彼になるだろう。


「私はそれで良いと思う」


真っ先に応えたのはデメテア。

それに続いてマヨルカとラオディアも頷く。

しかしタミレは少し考えているようだ。


「タミレは出たいか?」

「はい……5人に剣術で勝てる気はしないのですが、きっと出場する兄上と対戦してみたいと思って」


レマイオス王国は3枠あるのだが、レマイオス王国の第3師団長のセルビオスは確実に選出されるだろう。

もしかしたら第2師団長のマライアスも出てくるかも知れない。

そうなると対戦相手は1回戦は必ず他国の選出と対戦する事になっているからが兄弟と対決できる可能性は低くない。


「それなら私が辞退しますよ」


最近、人間らしくなってきたアンティオコスが手を挙げた。


「お言葉に甘えても良いんですか?」

「リュウタ様がお許しになれば私は構いませんよ。いかがでしょうか」


と、アンティオコスは俺の方に視線を向け判断を仰ごうとする。

俺としては剣の実力は国内屈指でもあるタミレの出場に反対する要素は見当たらない事から、


「それでは俺、エレン、ノルン、タミレそしてキュジケノスの5人という事に決定しようか。それではアンティオコス、そう学院側に伝えておいてもらえるか?」

「畏まりました。それではそのように」


出場者が決まった事から早速大会に向けて練習する事になった。

ちなみにバクトゥーリア王国はアレクサとアンドゴラスの部下が出場する事になり、レマイオス王国は予想通りマライアスとセルビオス、それと第1騎士団から1人が選出され、何よりパルティア王国からはヒデキが出る事になる。


お読み下さり誠にありがとうございます。

今回の話はいかがでしたでしょうか?

宜しければ感想・ブクマ・評価を頂けると嬉しく思います。


これからも少しでも楽しんで貰えるよう頑張っていきたいと思います。

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