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茜音ちゃんのランチタイム 3

「はいっ、あおいくん。

わざわざお弁当取りにこさせちゃってごめんね」

「別にいい。でも、」


と、そこで言葉を切ったあおいくんはまだ隣で騒いでいる双子と梨香をちらりと一瞥し、


「…昼、本当にあいつらと食べるの?」

「あ、うん、そうするつもりだよ。誘われちゃったしね」

「…ふーん」


少しだけ目を眇めてそう呟いていたあおいくん。

その様子は玩具をとられて拗ねた子供を想像するようで。



──これは、もしかして…っ!!!一緒に食べたいってことですかねっ?!


きゃー!!と心の中で歓喜しながら震える声で

「もっもしよかったらあおいくんもいっ一緒にご飯食べますか!?」

「…ん、そうする。」

そう問いかけると少し逡巡した後肯定の返事が返ってきた。



どーしよう!?嬉しすぎて死んじゃうかも!!



顔がにやけないよう必死で耐えていたらその話を聞いていたらしい梨香が

「あれ、成瀬も一緒に食べるのか?」

「ん。唯人、今日ここで食べるから」

「じゃあ俺もここで食べる!!」

「えー?唯人は一人で食べとけばいいよぉ」

「え。葵も俺と食べたいよな?」

「別に唯人なんていてもいなくても変わらないし。

それに唯人なんかいなくても茜音と一緒ならいい」


俺の扱いひどくね!?と喚く唯人くんの声を遠く聞きながら今のあおいくんのセリフが頭の中をぐるぐるまわっていた。


茜音と一緒ならいいって…今日のあおいくんどーしちゃったの!?


野崎茜音、17歳。

只今あおいくんにドキドキさせられすぎて、死んでしまいそうです。

お読みいただきありがとうございました。



今回、更新が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

これからも恐らく、更新は遅めになると思います。

というのも、作者の身近に死に直面する自体があり、まだうまく心の整理がついていません。

立ち直るには、もう少し時間が必要になると思います。

今はまだ余裕がないので余裕ができ次第、次を投稿したいと思います。


作者の都合で申し訳ありませんが、待っていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

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