仏陀とガンジー5
「師よ阿頼耶識って何ですか?」
仏陀「何それ?」
「いや私が聞いてるんですけど、意地悪してませんか?」
ガンジーはふと思う所があり、仏陀に説明をする。
「私そんな事言ってないぞ?」
「ええ?」
更に詳しく言うと
「ちょっとまった、それ」
「心の癖?」
「それは言った」
「え何に当たり前のこと言ってるの?って思ったおばあちゃんの知恵みたいなやつが?隅っこに地味に置いてあった、こっちが注釈のように」
「そっちが本体だよ!」
「大乗の前からすでにやらかしていたか。道理で気が付かないはずだ」
「それよりなんでこっちが注釈だと思ったんだ?」
無意識の話とか始めると。
「何それ便利だな」
ああ、こっちで攻めればよかったのかと、科学の話を顕微鏡など以前の話を絡めてする。
「便利だが同時にそれ危険」
二人でいろいろ話してると
「師よ前から思ってたのですが、師って実践第一にしては理解の法を重視していません?」
「えだって難しいだろ?」
「全然」
現代の哲学科学の話をする。くそ今までの苦労何だったんだ食いつき良いじゃないか。
仏陀「お前それ賢くなった代わりに自分も実践から遠くなってるのに気が付いてないのでは?」
「なんと危険の正体はそれ?」
「僧の間じゃそれ無理だな。戒律そのものだ」
「最初は師の嫌いな思考ゲームから始まったんですよ。でも最近になって実学に使うようになって頭の中も調べるかと、師のやってる内省的論の危険性についても触れられています」
「ある程度分かってるからやりすぎないだろ?」
「ああだから阿頼耶識…」
「それほんと私じゃないからー」
「じゃ在家にやってもらうのは?さっきも話したようにこれ実学に将来使えるんですよ。僧たちで頭固い奴とかこっちにかんぞくさせて送りこんで」
「戒律の大切さは実践で重要になるんだよ。出家からその逆を在家に伝える?お前そんなのばっかだな」
「師が在家の扱い雑なせいですよ。在家が皆出家したら人類死ぬんですよって、それ受け入れてますよね」
「ならないしね」
「雑になるわけだ」
「またお前が自分の判断でやれば良いのでは?」
「師ってやっぱ在家の扱い雑だ…、でも確かにこれ法を残す事と関係ないですね。ダブスタに見える部分はすべて私の責任だし。結局戒律がそれだけ重要って事なんですか?」
「まあそうじゃない?在家軽視じゃない、そっち」
「く、お得意のうっちゃりきたか。後の坊主が悪い面ばかり師の技継承しやがって…」
「しかしなんでこうも後世の問題が噴出するのか、そりゃいつかは滅する覚悟はあるが、自滅早すぎるだろう?」
「師の今のシステムが雑だからですよ。悟りを開いた弟子放り出して集団化しないようにすれば防げます」
「それはそれでな」
ガンジー「まあ組織化が問題でかつそれが法を伝えてきた合理的な方法でもあるって板挟みもあります」
「ままならんか?」
「ままなりませんな、あれそっちじゃないんですか?」
「うん違う、先の事を考えすぎるの方がよっぽど問題なんだよ」
「ああだから私師に線引きをいつも迫ってるんですね?」
「悟りに応じて考えるしかないのよ。数字じゃないの。やっぱお前実践がなってない」
「く、事情が分かるとマウントとられてるような微妙な気持ち」
その後科学や哲学、ただしこの人極端に食いつきに差が出るので話題選びがめんどくさい。もうあれだな悟りは脳も変えてしまうんだろうな。さすが実践宗教。こりゃ科学を僧団に持ち込めんはずだ。若いうちにさらされたら、この脳確実に破壊するよな。仏教のその後をさらりと語ってると。
「空?」
「空ですよ?以前使ってましたよ?」
「勘違いだろそんなの初めて聞いたぞ?」
「あちゃまた始まったよ」
私はいろいろそれらに話す。
「さすがに私の名を語っての説法はやめろと言いたいな。近い事は言ったよ?」
「残っています。いつもあれです、関係性の無視です」
「縁起じゃないかー言葉も縁起だよな。ただ新語による問題が大きいが、空は後半を無視すれば悪くないな」
「空が?」
「新語の問題さえ無視すれば悪くはない、空うん空、心が軽くなってきた。さあやるぞ」
『ランラン、ララララーン、ランララララン』
あああー、目覚めた。これで判明した、転生経験じゃないわこれ。前空を言った仏陀私の妄想だ。でも私がそれに教えられるってなんだろ?それより、在家問題また押し付けられたな。科学って思考ゲームと生きる知恵なんだよな。死の宗教とも言える仏教とくそ相性が悪い。何それ陰気過ぎない?
その視点がすでに大乗は失敗してるんだよな。世界を覆うユダヤ教の系譜とノリが変わらん。




