概念 Safariのデータ容量
ふとiPhoneのストレージ詳細を見るとSafariが凄まじい勢いで容量を喰らっていた。気になってしまったからには何とかしたい。
軽く調べてみると、似たような悩みを抱え解消しようとしている生命体が沢山存在し、あれやこれやと答えているサイトもまた数多存在していることが分かった。
しかし自分が知りたい情報が見当たらない。
僕が知りたかった情報は『Webサイトデータの消去では効果が無い場合、バックアップを取り端末を初期化する等の手間がかかる方法以外でSafariが侵食している容量を削減する方法』である。
今後同じ情報が知りたくなった方が検索に費やす時間を減らせるように、僕が得た情報を纏めて雑談しておく。
まず基本事項として、例えばYouTubeのようなアプリが端末容量を喰っている場合は一度アプリを削除して再度ダウンロードすれば整理される。アプリ内の設定等にキャッシュ消去という項目がある場合は、それを行うことでも改善される。因みにアプリ削除の際に事前準備無しで書類とデータまで消すと、再度ダウンロードしても完全な復元が出来なくなるので注意して欲しい。
しかしSafariはiPhoneに標準装備されたブラウザである為、ホーム画面からアイコンを消すことしか出来ない。従って本作戦は行えない。
次にWebサイトデータの消去である。大体のサイトが本作戦を促すだけで説明を終えてしまっていた。本データは、以前に利用したサイトを再度利用する際のキャッシュデータや自動ログインの為に保存したパスワードやアカウントデータ等である。
本作戦はパスワードを覚えておらず分からなくなる等のリスクが無いのであれば一度試して欲しい。全く知らずに放置していた方は改善される可能性がある。
最後に困った時の伝家の宝刀、端末再起動である。当然妙なリスクは殆ど無い為、上記の作戦を遂行した後に一応試して欲しい。
解決しなかった方の多くは、僕と同じ情報が知りたくなったはずである。
ということで結論を言うと『なんと何ともならない』らしい。解決策が存在しないのである。少なくとも検索時点の僕が辿り着ける範囲には無かった。道理で多くのサイトが説明をツマラナイ所で中断するわけである。存在しないことの説明や証明は難しいのである。
iOSの更新が不可逆であったりシステムデータの中身が端末と正規アプリだけでは見られなかったりと、多くのユーザーが直ぐ気が付き気になる単純な問題をひた隠しにして解決する気がないAppleの良くない部分が、本件でも出てしまった形となる。非常に残念である。
因みに予防策は存在している。
それはSafari以外のブラウザを使ってデータをダウンロードするように心掛けるという作戦であった。使うと内部に勝手にデータを溜められるのでそもそも使用を避けよということである。そういうことをする時はChrome等を使えと。なんと不便な。
もし貴方の端末の容量不足が喫緊の課題であるならば、面倒ではあるが端末の初期化と予防策の遂行を丁寧に行うことを推奨する。