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ミミックの日常  作者: 本の繭
パンドラ編【短編】
26/50

レベル999のSSSランク冒険者




 57階層【永劫回廊】



 今日は普通にミミックをやってるよ。

 どんな冒険者がくるかな~ 


「…」


“超古代殲滅魔法・終焉の炎”


 謎の男が無詠唱で魔法を連発し、モンスターを一掃している。


 なかなかの魔力、装備も豪華そうだ。

 アイツをターゲットにしよ。


「…」


 男は僕を見つけた。

 そして警戒することなく、宝箱を開ける。


“強制捕食”


 僕はスキルで男を捕食する。


「!」


 男は抵抗してスキルを使用しているが、強制捕食の対象者はいかなるスキルも使用できない。ミミックに騙されたら、もう終わりなんだよ。


 どれどれ…おお、レアアイテムがいっぱい。


 ペッ


 良さげな装備を選んで奪って、男を吐き出した。

 久しぶりの当たりだな。


「!」


“極大禁術魔法・神罰の雷”


 男が僕に向けて魔法を放つ。

 強い魔法だけど、僕には効かない。


“透明化”


 僕は姿を眩ませた。

 搾り取った冒険者には興味がないのでね。


「………」


 僕を見失い、男は茫然と立ち尽くしている。


 さて…今日はもう拠点に帰ろ。


 ………


 え?

 簡素だって?


 本来の僕はいつもこんなだよ。

 相手が無個性の冒険者なら会話もしない。


 しかもパーティーも組まずに一人で乗り込んでくるボッチなんて、どんなに強くてもミミックにとってはカモだし。僕の情報が他の冒険者にシェアされることもないから安心。


 みんなは一人で冒険に出たらダメだよ、ミミックに食べられちゃうから。

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