39日目 あの人が私の
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今から7年前の、お盆の日の事です。この出来事は小学生6年生の時に体験したのですが、今でも鮮明に記憶に覚えています。
雨が地面に叩きつけられていたり、風が勢いよく吹いて様々な隙間を通ったり壁にぶつかったりしている音が聞こえる。
鍵をしっかり閉めた家の中なのに、耳を塞いでも音はうるさく聞こえる。そんな嵐の日の事です。
そんな中、当時小学6年生だった私は、お父さんは仕事に行っていて、弟は保育園で預けられているので、リビングの真ん中で肩を震わせていました。
(早く雷やんで!)と、心の中で強く願っているが、その日の雷はしつこくて激しく、強烈な一筋の黄色い雷光が落ちた瞬間、家のブレーカーは落ちてしまい、停電してしまいました。
「きゃぁぁぁああぁぁぁあ!!」
私は思わず悲鳴を漏らしてしまう。そんな感じで、怖くて怖くて蹲りながら泣き叫んでいた時のことです。
背後から方を叩かれたので、驚いて勢いよく振り返ると、どこかで見覚えのあるような、なんとも懐かしい女性が、心配そうに私を見つめていました。
「だ……だれ?」
「大丈夫。1人じゃないよ。怖くない怖くない……」
私の問いには答えず、女性は優しい声で囁き、私の頭を撫でたのでした。
何故だかわからないけど、その時物凄く安心しました。
「……あれ?」
で、雷が聞こえなくなったのと同時に、若い女性の人は、いつの間にか、消えていました。
その日の夜、「私も弟も大きくなったし、今日がその命日でもあるから、写真見せてやる。」と、お父さんが言って見せてくれた写真を見て、その時の私は驚いて
「あの人が……お母さんなんだ。」
そう呟いたあと、その日はそれ以外は何も言えなくなりました。
その日は丁度7回忌だったらしいです。
撫でられてる時は忘れていましたが、そんな事があったから、私はもう二度と、お母さんの優しい声表情を忘れることはないでしょう。
フィクションです。




