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10日目 まさか…不審者?

1004字


また小学6年生の頃です。

その日は、何故か父、祖母、祖父、姉、自分以外の人は、何処どこか出かけていて、帰りが遅かったです。


たしか姉以外は葬式そうしきで居なかったはず……。そして、姉は友達の家にお泊りだったっけ?まあ、そんな感じだったと思いますが、よく覚えていません。


自分は相変わらず、何かのゲームをしていた。そして、18時頃になり、お腹がすいてリビングに向かいました。

秋の中旬。薄暗うすぐらい光が差し込む窓。


何時いつもなら、祖父がテレビを独り占めしているこの時間。何時もなら、祖母が作る料理の、良い香りが立ち込めるている、このリビング。薄暗く、自分の音しか聞こえてこない、何時もと全然違うこの部屋は……何とも、さみしい雰囲気をただよわせていた。


まあ、そんな事を考え続けるのは止めて、電気を付けて、目的の物を探し出します。

そう!食べ物です!!目的の物を手にし、ほくそ笑みながら机の上に弁当を置きました。


帰りは21時頃になると聞いていたので、父が、自分の為に用意してくれた生姜焼き弁当を開け、手を合わせて食べ始めました。

美味しかったわ~。生姜焼き弁当。


なのですが…味わいながら食べてる時、目のはしに、変なものがうつり、自分は、顔をしかめました。


遮光しゃこうカーテンを閉めるのが面倒臭かったので、薄いレースカーテンしか掛けてない状態。

…なので、薄暗い窓の外が見えるんですよ。


その窓の外で、この部屋をのぞいている様に、窓スレスレの所に真っ黒な人影が、スーパーマリオ・ブラザー○の伸び縮みするキノコみたいに、定期的に身長伸びたり、縮んだりしてる姿が見えた。


ソイツが、何がしたいか分からない。不審者だったらヤバイ!


そう考えて、玄関げんかんかぎが閉まっているか確認してから、再びリビングに戻りました。


まだ主張し続ける、黒い物体を横目に、テレビを付けて、家には人が居るアピールをしながら、お弁当を食べました。


お弁当を食べ終わって、片付けてから、テレビは点けたまま、部屋に戻ってゲームを再開しました。

で、その日以外、黒い物体は見ていません。


…しかし、やはり何だったのでしょうね?


その黒い物体が居た所は、当時自分が飼っていたメダカの水槽すいそうがあり、とても伸び縮みしていられる様な所じゃないのです。


と、言う事は、水槽の水に足を入れていた事になりますねwww


ノンフィクションです。


体験談の話を、友達に全部したら

「すべてオマエの妄想だ~!!」「怖い・・現象を全て、お化けのせいにするのは良くないぞ!!」

て、言われてしまい、少々ショックを受けました。(´・ω・`)

まあ、科学で証明できないから、妄想だと言われても分かる気もするけど

でも……これ、怖いですかね?

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