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《29》ティンダーリのソワゾ

 制御室の電気はやけに白く、温かみが乏しい。

 科学的な明かりだ。

 いつも浴びている魔法師団での明かりとは少し趣が違う。もしかしたらロキはこのような科学的な明かりをいつも浴びているのかもしれない。

 そう思いながら、ネロはそっと呪文を唱えた。


 モニターの前の空間が少し歪んだ。

 指を繰って、その歪を左右に空ける。

 すると、中かが勢いよく小さな妖精が二体飛び出してきた。

 魔の精だ。

 ネロの言いつけをまもって、小さな妖精の姿を保っていた。


《ネロ様》


《マイマスター》



 魔たちは可愛らしい声でネロを呼び、くるくると周りを飛び回てからネロの肩に座った。

「あの魔人はどうなった?」

 わずかに開いた異空間の向こうには、蛇に似た魔人が眠っている。

 コルセッカが配下、ソワゾ。

「起きたか?」

 まさか死んではいないだろう。高等な回復魔法を使ってやったのだ。

 魔が耳元で囁いた。


《四回 目を覚ました 今も 起きてる》


《呼ぶ?》


 呼ぶかどうか、ネロは躊躇した。

 目覚めたソワゾはいったいどのような反応をするだろう。

 マーガレットが眠っている。ここで暴れられたら困る。


《もう だいぶ 馴染んだ》


《うまくいった》



「ならば、お前たち全員出て来い。もしも暴れそうになったら全員で押さえつけてくれ」



 ネロが命言うと同時に、残り八体の魔の精霊がネロの胸の辺りから飛び出してきた。

 どれも小さな姿を保ち、黒曜石のような色をして、銀の光を風呂巻きながら制御室をを飛び回ている。

 リィン、リィン、そんな小さな耳鳴りがする。羽音だろう。

「お前たち、大きくなっていいぞ。これから魔人を呼び出すから、暴れそうになったら全力で押さえつけるんだ。いいな?」

 魔たちはすぐに大きく転変した。

「うっ」

 可愛らしさはどこかに消えて、十体の異様に美しい黒い妖精たちがネロを取り囲んだ。

 しかも距離が近い。

 ネロを慕っている証拠なのか、近い。

「ちょ、ちょっと……もう少し離れろ」


《なぜ?》

《どうして?》

《せっかく会えたのに》

《次は傍にいさせてくれる?》


 離れろと言ったのは逆効果だった。不満をあらわにネロにのしかかってきた。


「いや、ちょっと色気が怖いんで……すみません……」


 つい敬語になってしまう。

 原初の魔王マナは妖艶なエロティックが好みだったようだ。

 ネロも嫌いじゃない。

 むしろ好きである。

 だから怖い。

 なんとか離れてくれた魔たちを、円を描くように等間隔で並ばせる。

 その足元を目印にし、念のために結界を作った。

 魔法攻撃と物理攻撃の影響を半減させる結界だ。

 念のためである。

「よっし、じゃあ呼び出すぞ」

 角界の中央、魔たちが一斉に見つめる中心で、ネロは空間魔法を解いた。


 ぽう……


 月明かりのような淡い光に包まれて、青白い色をした魔人が姿を現した。

 淡い光は部屋の無機質な明かりの中に溶けて消え、魔人ソワゾの輪郭がはっきりと表れる。

 ただその瞳はどこか虚ろで、口元もわずかに開いている。

「コルセッカが配下、ソワゾ」

「……」

「返事をしろ」

「……はい……」

 力なくソワゾは声を出した。

「名前を言ってみろ」

「私の名前はソワゾ。ティンダーリのソワゾ」

「ティンダーリとは?」

「ティンダーリ族、ティンダーリの集落……。私はティンダーリ」

 どうやらこの蛇ににた魔人はティンダーリという種類の魔人のようだ。

 魔人には、人間とは違い様々な種族があるという。ネロの知らない種族があって当然だが、

「もしや、一族の族長なのか?」

 その一族の長というならば、それなりの対応をしなければならない。

「……であれば、なんだとおっしゃるのか……?」

 まだ虚ろなまま、ソワゾは答えた。

「いや、なんだというわけじゃないが……」

「ティンダーリのソワゾ。……ティンダーリ……。……。あなたは?」

 急にソワゾが訊ねてきた。

 ネロは慌てて立ち上がった。

「俺は……私は、カンバリア共和国はコーカルの貴族、ネロ・リンミーと言う」

「カンバリア、……コーカル……、ネロ・リンミー……。コーカルのネロ。……ネロ」

「そうだ」

 ソワゾの視線が動き、ゆっくりと覚醒して言っているのが分かった。

 ネロはすかさず魔たちに目配せした。

 覚醒しきったソワゾが攻撃をしてこないとも限らなかった。

 けれど、ネロの緊張をよそに、ソワゾがゆっくりと片膝をついた。

「コーカルのネロ様。私はティンダーリのソワゾと申します」

「……あ、ああ。それは先ほど聞いたが……?」

「よろしく申し上げます」

「……、は、……?」

 ソワゾがいったい何をしたいのか、ネロには皆目見当がつかなかった。

 どのように接すればいいのか。

 カンバリアでは、敵対している種族同士でも、お互いの代表者は丁重に扱わなければならない。

 不敬を働けば諍いはより大きく深いものとなってしまう。

 であるので、ソワゾは得体のしれない敵ではあるのだが、族長であるのならば丁重に扱うべきである。

 そのように思うのだが、当のソワゾにはそれが通じていないように思えるのだ。

 カンバリアの魔人ではないからだろか。

「……ええと、コルセッカが配下、ティンダーリのソワゾ。お前は私の捕虜となった。……これから、様々な情報を聞き出したいと思っているが、協力をしてくれるか?」

 おかしい。

 なぜこんなに丁寧な言い方をしているのだろう。

 もっと威圧的に命じてもいいはずだが、それができない。

「はい。ネロ様」

 ソワゾは素直な返答を寄越す。

 威圧的になれないのは。このソワゾの従順な態度のせいだ。

 戦闘直後の態度からもっと反発されると予想していただけに、戸惑いが隠せない。

 もしかしたら他国では、戦闘で負けた者は勝者に従うという慣習があるのだろうか。

「……、ティンダーリの長というならば、最低限の権利を主張することができる。こちらの要求に素直に応じるならば、拷問などは行わない。軟禁にはなるだろうが、衣食などは保証される」

「ティンダーリはもうすでにこの世には存在はしておりません」

「……存在していない、というのは……」

「コルセッカに滅ぼされました」

「滅ぼされた? しかし、お前はコルセッカの配下なのだろう?」

「ティンダーリは滅ぼされ、生き残りのティンダーリはコルセッカに吸収されました。ティンダーリという地名とティンダーリはありますが、ティンダーリそのものはもう存在しておりません」

「コルセッカとは……なんなのだ?」

「将軍です。魔王を名乗るものの、右腕にございます」

「魔王の、右腕……」

 ネロにはいささか、作り話のように思えた。

 今時、魔王。

 鼻で笑いたくなってしまったが、事実他国には魔王を名乗る魔族がごろごろいるのだ。

 人間同士の諍い、人間と魔人との戦い、魔物同時の諍い、様々な混乱がある。

「その魔王ってのは?」

「私には分かりません。コルセッカは知っているようですが、会ったことはなく、魔王軍の指揮は全てコルセッカがとっております」

「コルセッカとはどのような魔人なんだ? カンバリアを狙っているのか?」

「はい、カンバリアこそが、最終目的地です」

「カンバリアがか!」

「カンバリアは、魔族の聖地。人間の手からカンバリアを取り戻してこそ、魔王となのる資格があるのです」

 カンバリアが、魔族の聖地。

 初耳だった。

 この国に生まれ、育ち、しかも貴族の一員として国家公務員となっている身でありながら、そのような話は初めて聞いた。

「いや、まさか」

「本当です。コルセッカの目的は、この地、カンバリア。……原初の魔王、マナの生まれた聖地を目指しております」

 マナの名が出た瞬間、ネロはソワゾの言葉が真実であると理解した。

 そして十体の魔の精霊もわずかに気を張ったように思えた。

 カンバリアが、魔王の聖地。

「コルセッカの魔王は、東の最果てよりカンバリアを目指し、様々な魔族を吸収してまいりました。そしてここまで来た」

 ネロは下唇を噛んだ。すぐに気が付いてやめようとしたが、やめられない。

「新魔王が立ったというのは、その魔王のことか?」

「新魔王……どの魔王のことでしょうか。コルセッカの魔王は、むしろ古くからいる魔王と思われます。ただ、この地までやって来たのは初めてでしょう」

「魔王とはそんなにたくさんいるものなのか」

 するとソワゾは、ふっと大きく息を吐きだすようにして笑った。

 酷く馬鹿にされたように感じた。

「魔王はたくさんおりますよ。……しかし、どの魔王も聖地を探し出すことができないのです。……原初の魔王、マナの生まれた地を……、探し出すことが……」

 ゆっくりとソワゾが顔を上げ、ネロの目を見つめる。

「ここにあったとは」

「……、なにが……」

「もしも以前の私のままであれば、私が新たな新の魔王を名乗っていたやも知れません。ですが、私はもう以前の私ではないのです……」

 なんだ、なにが言いたいのだ。

 訳の分からないまま、ネロは首を撫でた。そして指先にちりっと当たった冷たい感触に、はっとした。

 魔公サヴァランのタリスマン。

 中には、魔王マナの魔力が詰まっている。

「……お前、……」

「私は、ティンダーリともコルセッカとも縁が切れたようです。私は、あなたの元に」

 そう言ってソワゾはゆっくりと頭を垂れた。

 伏したソワゾの向こうには、魔王マナの側近、十体の魔の精霊がいる。

 魔王マナの力で命を取り留めたソワゾ。

 魔は顎を開け、冷たい瞳でソワゾの背を見下ろしていた。



「疲れただろう、異空間の中に戻ってくれ。……コルセッカとやらとは縁が切れたとは言っても、お前はまだ捕虜の身だからな」

 ネロは再び異空間の中へとソワゾを戻した。

 そして二体の魔も傍につかせた。

 空間を閉じると、ネロは体を投げ出すように椅子に座った。

「あー……」

 とんでもないことを聞いてしまったし、してしまった。

 残った八体の魔は、まだ大きな姿のままで残っている。それをちらりと見て、ネロは玉息を吐く。


《ネロ様》


《マスター》


《マイマスター》


 魔たちは少し遠慮がちにネロにまとわりついてきた。


「あー……、面倒なことになったな……」


《ネロ様 疲れた?》


《ネロ様 もう寝る?》


《ネロ様 疲れた?》


 振り払うのも面倒だった。

 どううやってこれをサヴァランに伝えればいいのだろうか。

 いや、サヴァランはほとんどを知っているかもしれない。

 魔王マナの配下となる前のソワゾは、宣戦布告をカンバリアが無視をしたと言っていた。

 国王とつながりがあり、しかも王族専属の魔術師の家系で、魔法師団の所長である。

 知らないほうがおかしい。

 カンバリアは宣戦布告を無視した。

 国王は動かない。なにかを秘密にしたいらしい。

 主導権は魔法師団で握りたい。

 軍が動かない。

 人工衛星もおかしくなった。

 リヒャルはソワゾが作ったわけではない。

 コルセッカの配下の魔人はまだいる。

「……」

 サヴァランは何を知っていて、何を知らなくて、何が知りたいのか。

 考えなければ。

「……」

 そして、それを知ったサヴァランは何をしようとしているのか。


 ビー!

 ビー!

 ビー!


「なんだ!」

 突然の警報音がネロの思考を遮った。

 音の出どころに目を向け、すぐにモニターを確認する。

 侵入者警報だ。

 暗闇を映し出しているはずのモニターには、眩い光の筋がいくつもはしっていて、その先には二と影のようなものが複数見えた。

「くっそ、コルセッカの手下か?」

 ソワゾ級の魔人が複数、しかも無傷の状態で襲ってきたら、ネロとて勝てる気がしない。

「魔よ、力を貸せ!」


《はい ネロ様》

《はい ネロ様》

《はい ネロ様》

《はい ネロ様》

《はい ネロ様》

《はい ネロ様》

《はい ネロ様》

《はい ネロ様》


 ネロは杖を抜き、魔法剣を腰に挿した。

 侵入者の姿はモニターから消えている。

 魔たちは風そのもののように軽やかにネロの周りを浮遊している。

 その魔を引き連れて、そっと廊下へ出た。

 電気が消えているため、辺りはよく分からない。玄関の外にある街燈が、窓を通して宇うっすら入り込んできている。

 マーガレットは、この警報音で起きてくれただろうか。呼び行く暇はなさそうだ。

 廊下の向こう、ドアがゆっくりと開いた。

 入ってくる。

 誰だ。

「誰だ!」

 ネロが叫ぶ前に、ドアの向こうから大声が飛んできた。

 若い男の声だった。

 同時にネロにめがけて炎の矢が放たれた。

 屋内で火。

 とっさに避けると、炎の矢は背後の壁にぶつかり、刺さることなく床へ落ちる。

「ふざけるなよ!」

 運よく火はすぐに消えたが、攻撃をされたことと、それが火の魔法を伴ったものであることに驚きと怒りを抑えきれない。

 ネロは杖のかわりに剣を握り、水魔法の印に魔力を通しながら駆け出した。

 これ以上屋内で火魔法を使わせてなるものか。

 魔法活動前に切り殺す。

 ひときわ大きな姿の影がネロの前に立ちはだかる。

 剣士のようなシルエットだった。その腕には大振りの剣が見えた。

 振り下ろされる刃を、ネロの魔法剣が受け止める。

 その瞬間に水が剣をまとい、更に切れ味を増して相手の剣をスパッと切った。

 そのまま剣士らしきものを切ってもよかったが、すぐに隣の影が剣をふるってきたので、それを受け止めた。

 再び水魔法が発動されたものの、今度の影はすぐに打ちあいを辞めて後ろに下がった。

 敵はもう一人いた。

 長いロッドを持っているので魔法使いか僧侶だろう。しかしそのロッドの持ち主も素早い動きで退き、なにか呪文を唱え始める。

《マキュー》

 ネロはとっさに小さな水球を大量に作り、円を描くように辺りに放った。

 室内は水びたしだ。

 だけれど、小さな火魔法ならば無効化できるし、水球弾の威力は大男を吹き飛ばして骨を砕くくらいの威力にはなる。

 三つの影は見事に吹っ飛んでくれた。

 けれども一つの影は、またもや見事に体制を整えて、剣をふるってくる。

 結構いい腕だった。

 水で足元がおぼつかなく、暗闇であるので視界もわるいというのに、的確に攻撃をしてくる。

 かといってネロも負けているわけでもない。

 剣の腕は師範の資格を取得しているし、なによりサヴァランからの無茶な命令をこなすうちにその辺の剣士よりはずっと強いという自負がある。

 ただ、目の前の影が、意外とやるのだ。

「ファールーカ! 灯りを!」

「はい!」

 ネロと剣を合わせている男が良い、女の声が返事をする。

 そしてネロは背後から強い力で肩を掴まれた。

 剣を折った剣士だろうと思った。

「魔よ!」

 ネロが叫ぶと、控えていた魔の一体が銀粉をまき散らせながら飛んできて、目の前の男と背後の剣士を吹き飛ばした。

 そして少し離れたところで、女性が小さく悲鳴を上げた。

 僧侶らしき女だろうと察するが、できれば彼女には電気なり明かりをつけてほしかった。

「くそ、やはり魔族だったか!」

 ネロが魔を呼んだため、そう思ったのだろう。

「魔人よ、すぐにここから去れ。でないとお前を倒さなければならない」

「……」

 魔はネロの傍にやってきて、キラキラと光の粉を撒きながらくっついた。

 はたして相手にはこの魔が見えているのだろうか。

「この非常事態だ、お前も逃げてきたのだろうとは察する。しかし、ここは限られた人間しか入れぬ施設。……カンバリアの魔人であれば分かるはずだ」

「……」

「返事がないというのならば、……そうか、……逆にここから出すわけにはいかない!」

 目の前の男が再び剣を握り直した。

「我が名はピクスリア! 勇者ピクスリア! 貴様を討つ者の名である!」

 勇者ピクスリア。

 覇気のこもった声と共に、剣が振り下ろされた。

 それをネロは受け止める。

 キィン、耳障りな音がしたと同時に、パッ明かりがついた。

 目の前に、銀髪の青年がいた。

 その双眸はは血のように赤い。

「……な……!」

 銀髪赤眼の勇者は、ネロを見て目を見開いた。

「……え? ……、そんな」

 剣をひき、信じられないような表情で一歩下がる。

「初めまして、勇者ピクスリア」

 ネロはゆっくりと剣を鞘にしまった。

 勇者ピクスリアは特徴的な容姿の、ちょっと優男風の青年だった。

 そして顔に大きな傷のある剣士。もしかしたら戦士かもしれない。

 ロッドを持って、電気のスイッチを触っているのは女性だった。この女性は人間ではなく魔人かもしれない。人間と変わらない姿に見えたが、どこか人外の雰囲気がある。

「爆炎の勇者、だったかな。私の名は、」

「先輩!」

 ネロが名乗ろうとしたとき、勇者ピクスリアが震えた声でそう叫んだ。

「は?」

「ネロ先輩! お久しぶりです!」

「は? 誰だよ」

 勇者ピクスリアである。

「俺です、ピクスリアですよ、ピクスリア・アーチ!」

「知ってるよ。いや、誰だよ」

 勇者ピクスリアとは初対面であるし、名前だってマーガレットにあってから初めて聞いたのだ。

「忘れちゃったんですか! 俺ですって! ナンチャーです! ナンチャー! なんちゃって勇者の『ナンチャー』! 先輩! 会いたかった!」

「いや、誰だよ」


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