よみよめ、よわば。~黄泉から嫁来て、我呼わば~【日本神話/現代ファンタジー】
よみよめ、よわば。~黄泉から嫁来て、我呼わば~
「おまえさまは、黄泉の王。――そして、私の旦那様」
幼い頃、事故で死にかけた経験を持つ主人公。
ある日、彼は下校中に巨大なひじき?の怪物に出会う。
思いつきで餌付けしてみると、ひじきは、何故か裸の少女へとメタモルフォーゼ。
本人曰く、彼女は、石動が死後の世界で娶った妻であるらしい。
なりゆきで家に居座る少女。不機嫌になる妹。興味津々な部活の先輩。
やがて、学校に異形の化け物が現れて……。
※異世界(というか異界)から、押し掛け女房な嫁がくる話。
※シリアスめな序盤から、徐々にラブコメ・ハーレム要素を含んだ現代ファンタジー(日本神話 風味)になっていきます。
幼い頃、事故で死にかけた経験を持つ主人公。
ある日、彼は下校中に巨大なひじき?の怪物に出会う。
思いつきで餌付けしてみると、ひじきは、何故か裸の少女へとメタモルフォーゼ。
本人曰く、彼女は、石動が死後の世界で娶った妻であるらしい。
なりゆきで家に居座る少女。不機嫌になる妹。興味津々な部活の先輩。
やがて、学校に異形の化け物が現れて……。
※異世界(というか異界)から、押し掛け女房な嫁がくる話。
※シリアスめな序盤から、徐々にラブコメ・ハーレム要素を含んだ現代ファンタジー(日本神話 風味)になっていきます。
人物紹介(画像あり)
2015/06/04 01:11
(改)
第一幕(1)
暗闇の中を歩いていたのだと思う。
2015/05/10 21:12
(改)
ごろりと。
2015/05/11 08:34
(改)
道玄坂石動には四年間の空白がある。
2015/05/12 08:50
(改)
(連絡なし、か)
2015/05/19 07:42
(改)
「……。で?」
2015/05/22 08:13
(改)
ややあって。
2017/05/28 04:40
(改)
第一幕(2)
口の中に異質な歯触りと甘味をおぼえ、石動は目を覚ます。
2015/05/23 22:36
(改)
椀の中では、熱々の汁が揺れている。
2015/05/29 17:18
(改)
昇降口で久霧と別れてから、石動はB棟の三階へと向かった。
2015/06/01 08:42
(改)
「ふうん。なるほどね」
2015/06/03 08:51
(改)
準備室を出たのは、石動の方が早かった。
2015/06/06 20:10
(改)
「わひゃっ」
2015/06/08 08:37
(改)
(いする美?)
2015/06/09 08:50
(改)
「くそっ、くそっ」
2015/06/13 10:41
(改)
その屋上で起きた惨事に気付く者が、どれほどいただろうか。
2015/06/13 14:36
(改)
幕間
おまけ:一幕完走記念イラスト&時系列表(画像あり)
2015/06/20 14:29
(改)
第二幕1(1)
結局、あの後、石動は、登校した足でそのまま学校を早退した。
2015/06/18 08:33
(改)
その日の夜、自室に戻った石動は、こっそりとある人物に連絡をとった。
2015/06/23 08:38
(改)
朝一番に、台所でいする美をつかまえる。
2015/06/28 21:17
(改)
さて、その逢引きだが、当然のごとく一筋縄ではいかなかった。
2015/06/30 08:33
(改)
結局、いする美の服選びに片がついた頃には、既に三時を回っていた。
2015/07/27 08:13
(改)
クレーンゲーム機のないゲームセンターが滅多に存在しないように、ゲームセンターのない駅前も滅多に存在しない。
2015/08/06 08:12
(改)
くまなくフロアを探してみたが、こういう時に限って、店員の姿が見えない。
2016/01/16 19:11
(改)
即死を免れたのは、全くの偶然だった。
2016/01/18 13:12
(改)
第二幕1(2)
こぽこぽこぽ。
2016/01/25 19:02
(改)
「女のにおいがする」
2016/01/26 09:04
(改)
「おまえさま、学校に行かれるのですか」
2016/01/27 08:38
(改)
到着した学校は、人の気配がない分、街よりもずっと寒く感じた。
2016/01/28 08:47
(改)
畳ヶ崎が来ていない可能性も考えたが、部室の鍵は開いていた。
2016/01/29 08:07
(改)
渡り廊下に出ると、外気の冷たさが再び体を刺してくる。
2016/01/29 21:07
(改)
準備室に並べた椅子に腰かけ、畳ヶ崎は、けだるく足を伸ばす。
2016/01/30 13:12
(改)
幕間2
おまけ:用語集
2016/01/31 14:02
第二幕2(1)
ことのあらましを、石動は、一条からの電話で聞いた。
2016/02/01 20:20
(改)
暖かい朝だった。
2016/02/02 09:01
(改)
病院の窓口で聞いてみたが、畳ヶ崎を見舞うことはできなかった。
2016/02/03 23:43
(改)
この久霧を、きっと石動は知らない。
2016/02/04 23:09
(改)
(何が)
2016/02/16 20:59
(改)
病院のエントランスから正面入り口を通って、外へ出た。
2016/02/05 23:08
(改)
リビングに続く扉を、かつてこんなに重く感じたことはなかった。
2016/02/06 15:08
(改)
騒がしくて、目が覚めた。
2016/02/06 23:11
(改)
「追わなくて、よろしいのですか?」
2016/02/16 21:02
(改)
第二幕2(2)
あれからすぐに高校に向かい、B棟に着いたのは昼過ぎだった。
2016/02/07 22:04
(改)
黄泉比良坂。
2016/02/08 23:17
(改)