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テクノブレイクしたけれど、俺は元気です  作者: 水月一人
3章・パパは奴隷でATM
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鶏が先か卵が先か

 腐女子たちのホモに対する熱きパトスに、揉みに揉まれてから二日が過ぎた。八月第二日曜日の空は、カラッと晴れた雲ひとつない快晴で、まだ早朝という時間帯にも関わらず、猛暑日が約束されたことを思い知らされそうな、覚悟が必要な日差しが降り注いでいた。


 初日の疲れもまだ癒えぬ体を引きづって、一人お盆ダイヤの中央線に揺られること約1時間。藤木は再度お台場の地に降り立った。コミックマーケット3日目。ジャンルは男性向け成人漫画、いわゆるエロの日である。


 世界最大のエロ本見本市と言って過言でないこの3日目は、オタクの祭典コミケでも一際集客が見込まれる日で、その混雑っぷりは初日2日目の比ではない。ゆりかもめは正午過ぎまで乗車率200%を下回ることはなく、その開場を待つ行列も異様なほどに伸び、ビッグサイト前の大通りを埋め尽くして、お台場方面までみっちりと人が連なる様は、人がゴミのようだと形容してはゴミに失礼なほどである。


 そんなすし詰めの行列を横目に、優越感に浸りながら、藤木はビッグサイトの入場口まで来ると、サークル参加証を提示して館内に入った。開場までおよそ1時間、来場者の熱気を見込んでガンガンに冷やされた館内は上着を持ってこなかったことを後悔するほどであったが、それもあとちょっとの辛抱である。


 東館ホールに入ると、準備を行うサークル参加者がいそいそと動き回っていた。二つある大ホールの一つだけとは言え、その数は恐らく5千を下らない人数が絶えず動き回っているのであるが、どうにも閑散として見えるのは気のせいであろうか。これが午後には人でごった返し、人にぶつからずにはすれ違うことも出来ないほどに混雑すると思うと、想像を絶する思いがした。


 島中のサークルスペースへ行くと、まだダンボールに入った同人誌の蓋をパカパカしながら、手持ち無沙汰な感じの諏訪が欠伸をしていた。近寄って挨拶をすると、


「おう! それじゃ後、よろしくな」


 と言って、彼は意気揚々とスペースを飛び出していった。行き先は大手壁サークルで、開場前から並んでしまおうという寸法である。因みに、もう一人のサークルメンバーの大原も、とっくに来てとっくにどこかへ行っている。


 ありがちな話であるが、どうせ開場直後の島中なんて、客が来るわけないので、スペースに荷物だけ置いたら、さっさとお目当てのサークルにダッシュするわけである。これを目当てにサークル参加する不届き者もいると言うから笑えない。


 行儀は悪いが、机を跨ぐようにしてスペースに入ると、藤木は持ってきた組み立て式の棚と、簡易金庫とを取り出し、ダンボールから10冊ほどの同人誌を出して、机に平積みした。新刊1冊300円。他に売り物は無し。因みに50冊ほど用意したが、これも完売するかは結構微妙である。両隣のサークルと挨拶代わりの交換したり、身内が冷やかしに来て数部がはけたら、後はさっぱりと言うことも往々にしてある。藤木たちはそんな弱小サークルだった。


 開会の宣言がアナウンスされると、何故か既に出来ていた壁の行列から盛大な拍手が沸き起こった。恐らく初参加であろうサークルが、興奮気味にパチパチと手を叩き何かを叫んでいたが、耳には入らなかった。何度か参加していれば、あと少なくとも1時間くらいは、自分たちのサークルに客など来ず、暇であることは分かりきっていた。


 諏訪か大原かがスペースへやってきて、真っ先に取り出したのであろう、少しクタクタになった自分たちの同人誌をパラパラめくり、それに不備がないかを確認したら、セロテープに見本誌と書いて貼り付けた。両隣のサークルが挨拶してきたので、お愛想を返して同人誌を交換し合ったら、もうやることはなくなった。


 開場して数分。ドドドドド……と、押し寄せる波のように足音が聞こえたかと思うと、やがて狭い入り口から、卵巣に突撃する精子みたいにわらわらと、数万人のオタクが吐き出されてくるのが見えた。


 いよいよかと気が引き締まる思いもするが、まだまだ気合を入れるときではない。彼らは島の間を物凄い勢いでダッシュしていくが、途中で止まることは決してない。壁やシャッターなどの外周に人が吸い寄せられるように散っていき、間もなくあちこちからスタッフの金切り声が上がった。


 戦場を遠巻きに眺めること1時間半、徐々に壁の行列も短くなって、代わりに島端、いわゆるお誕生席のサークルに人垣が出来るようになってくると、ようやく島中をちらちらと横目に通り過ぎる客が増えてきた。


 藤木は周りのサークルに習って立ち上がると、「良かったら見てってくださーい」と、最低限の呼び込みを行っていた。


 そのお陰か、時折、見本誌を手にとってくれる客がちらほらと現れるようになったが、彼らは数ページパラパラとめくると、すぐに興味を無くしたかのように、ぽいっと捨てて次のサークルへと向かっていくのだった。


 やっぱり、自分の漫画が拙かったのだろうか……


 こんなものと言えばこんなものであるが、芳しくない売上げに意気消沈していると、やがて両手に下げた紙袋いっぱいに戦利品を詰めた大原が現れた。


「……よっこらセックス~。ああ、ちかれた~……」


 彼は紙袋をスペース内に居る藤木に手渡すと、自分は机の前にウンコ座りして、長い長い溜め息を漏らした。全身は汗でびしゃびしゃである。


「こりゃまた買い込んだな……」

「いやあ、今回は凄かったよ。諏訪も慣れてきたのかチェックする数が半端無くて……でも、言われたとおりに回れば回りきれちゃうんだから、ある意味すげえよな」


 藤木はそれほどではないのだが、諏訪と大原は欲しい同人誌が多く、お互いに金を出し合って人気サークルのそれを買いあさっていた。どちらが所有するかは後でドラフトをするのだが、いつでも都合しあうのが前提の、共同保有みたいなものである。


 藤木はそれが嫌で下りたのだが、何を買うか最初のうちは揉めていた。しかし、最近では諏訪が選ぶのが殆どになったようである。すきこそ物の上手なれとでも言おうか。彼はソムリエのように知識が豊富で、さらに掘り出し物を見抜く才能があるらしく、おまけにサークルの人気や配置を見て、買い物のプランを立てるのも上手く、そうなったらもう全部任せておいたほうが楽だと結論付けたらしい。


 その諏訪はまだまだ回るサークルがあるらしく、大原と一度合流して荷物を預けたら、また颯爽と人ごみの中に消えていったそうだ。オタクの友達を見ていて常々思うのだが、一体彼らはどういう体力をしているのだろうか……普段は100メートルも走ればバテバテのくせに。


「暫く休むから、藤木も回って来いよ」

「いいのか?」

「ああ、俺はもう限界だわ~……あらよっと」


 大原は腰をトントンと叩きながら立ち上がった。もう動くのも億劫なのか、スペースに入らずに、そこで接客するつもりらしい。それじゃ任せるわと言って、藤木はスペースから出た。出入りは島端までいかないと出来ないので、正直これが億劫である。

 

 時刻は正午を少し回ったくらいであったが、館内の混雑はピークを迎えたといって過言でないほど凄かった。まだ入場制限が掛けられ、自由に出入りは出来ない時間帯で、外には行列も残っているのだろうが、逆に自由に出入り出来ないからこそ、外へ出るのを躊躇する参加者が多くなるせいか、場内はすし詰めの人ごみで歩くのも一苦労なほどであった。


 この中をスイスイ歩く諏訪はある意味尊敬もするが……時折すれ違う人のヌルっとした汗が腕については、不快指数をうなぎ上りに上らせつつ、藤木は2つ3つほど隣の島へと移動した。


 そこは周りの混雑とは裏腹に、少し落ち着いた雰囲気を留めており、早足に通過するだけの客を除けば、呼び込みをするようなサークルも無く、非常に閑散としたというか、裏寂れた雰囲気をダダ漏らしていた。


 評論・情報ジャンル。藤木たちの創作ジャンルもそうであるが、ここはそれに輪をかけてあまり人が寄り付かない。


 尤も、それがつまらないと思ったらとんでもない誤解である。アニメ・ゲームに比べれば需要が少ないというだけで、わざわざこんなジャンルで参加するだけあって、その中身は濃く、優良図書がいくらでも見つけられるのである。まあ、参加証目的の雑なのも多いが。


 ただただ特定の作家を評論した評論本、俺的ベストチョイス映画批評、淡々とゲームを攻略するだけの攻略本もあれば、りんかい線マップ付き実際に食べ歩いたレポートなどは、帰りにすぐにでも利用出来るであろう気の利いた一品といえた。


 今までで一番面白かった出物は、都内のあらゆる古本屋でクズ本を箱買いしてきて、それらの中身など一切気にせず、ただただそれに挟まっていたレシートやらメモやら書き込みやらを紹介する本で、その内容もさることながら、本から転がり落ちてきた陰毛の最終的な本数は、感慨深いものがあった。


 他にも様々な趣味やジャンルを論評した情報誌の数々は、どれも一読の価値があるものが殆どで、まさに玉石混交、暇つぶしにはもってこいの一大ジャンルだと藤木は思っていた。おまけにこういうマニアックなものを手に入れてこそ、コミケを満喫しているのだという自己満足にも浸れて、一石二鳥である。


 そんなこんなで、いつものように冷やかしにやってきたのであるが……何か面白そうなものはないかとキョロキョロとスペースを冷やかして回っているときに、それに気づいてしまった。


 と言うか、どんだけ天丼すりゃ気が済むのだ。


 とあるスペースに、一人の見知った男が座っていた。


「あ~……」


 思わず、脱力するかのような溜め息が漏れた。いや、実際問題、コミケでの知り合いとの遭遇は、想像以上に多いのではあるが……


 藤木の溜め息に気づいたのか、男が顔を上げた。


 男の発行する同人誌は、「世界の動物性器図解。獣姦コレクション~かんこれ~」とあり、オライリーのマニュアル本みたいな動物が描かれた表紙には、ただただ哀愁が漂っていた。


 性器といえばこの男、


「佐村河内……おまえ、ついに人間やめちゃったのか」


 苦笑しながら近づくと、顔色一つ変えない佐村河内が、本を一冊抜き取り、突き出してきた。普段から無口な奴だったが、挨拶くらいないのかよ……と苦笑いしつつ、それを受け取ったときにはたと気づいた。


 そういえば、こいつは自分のことを覚えているのだろうか?


 数日前にカラオケに行ったとき、鈴木たちの記憶は曖昧になっていた。それじゃ、同じクラスメイトである佐村河内は?


 よくよく考えても見れば、当たり前のように接してくれたが、品川みゆきや白木さんなども、どの程度の認識を藤木に持っていたのだろうか……夏休みに入って人に会う事も少なくなったし、色々とおかしなことが続きすぎて、すっかり忘れていたが……


 本を受け取ったまま固まってしまった藤木を怪訝に思ったのか、


「どうした……藤木……」


 と、佐村河内が珍しく声をかけてきた。その、思ったよりも甲高い声にどきっとしながらも、藤木と呼ばれたことにホッとしつつ本をめくった。少なくとも、クラスメイトの藤木くらいの認識はあるようだ。


「いや、別に……つか、マジで性器本だな、これ……豚の交尾て。また、マニアックな……」


 タイトル通りの内容のそれをパラパラとめくると、相変わらず精緻な性器の断面図があちこちにふんだんに取り入れられ、論文調の文体で、淡々と動物の交尾について記述されていた。


 その内容の下らなさはさておき、よくこれだけ集めたな……と苦笑しながら読み進めてみたが、そのバリエーションや図の美しさなどは、「というか、これって学術的に価値あるんじゃないか?」と思うようなものばかりで、段々と、凄いものを読んでいるような気になってくる。


 スペースを見てみれば、新刊のこれ以外にも本が置かれており、そっちは人間のそれだった。普段から性器の断面図ばかり書いてるやつだと思っていたが、どうやら、こういう生物学的なものに興味があったらしい。


 いや、それとも性器に興味があったから、生物学に興味が向かったのだろうか?


「鶏が先か、卵が先か。ちんぽが退化したのか、クリトリスが進化したのか……そんな感じだなあ。いや、しかし、良く出来てるよ、これ。一部ずつ貰おう」


 人間の性器本も手にとって、尻ポケットから財布を取り出すと、佐村河内は御代はいらないと言いたげに、藤木のことを手で制した。そして、


「クリトリスは和名で陰核と呼び、ヒトを含む哺乳類のメスに備わる小さな突起であり、発生学的には雄の陰茎に相当する。構造は女性器の上部に存在する器官で、男性のそれとは違い、尿道は含まれず、海綿体組織である細長い陰核体と陰核亀頭がある。大きさは成人女性で3センチから5センチ、個体差があり、稀なケースでは小児のペニスほどに肥大化したものも確認される。陰核から左右の陰唇内部まで海綿体組織は続いており、それが男性器の名残とされ陰核の一部とする声も大きい。組成的にはペニスの亀頭の、傘の側の上半分が陰核となり、カリの側の下半分がこの陰唇部にある海綿体組織となるわけである。クリトリスに尿道口が含まれないのは、このようにペニスが二つに分かれてクリトリスを形成するからであって、元々は一つのものが尿道口を挟んで分かれたのだ。従って、藤木の問いに答えるのであれば、ちんぽが退化したと言ってもいいが、そもそも、これもまだ学説の一つでしかなく、人体の神秘はまだ解明されきったとは言えないので、そうであると断言するのは学術的に非常にリスキーであると言わざるを得ない」

「お、おう……」


 こんなに饒舌に喋る佐村河内を見るのは初めてだった。藤木は財布から取り出した千円札を引っ込めた。


 その後、自分もサークル参加していることを告げ、あとでお返しに本を持ってくると言ってその場を離れた。あまり人付き合いのいい奴ではなかったが、どうせだから帰りに一緒しようと持ちかけたら、意外なほどあっさりと乗ってきた。なんやかや、同人活動している仲間と見做(みな)してくれたのだろうか。


 いや、もしかしたら、こいつも仲間が欲しかったのかも知れない。


 品川前会長といい、白木さんといい、漫研なりなんなりを作ったら、思いのほか人が集まったのかも知れないなあ、あの学校は……などと考えつつ、藤木は人ごみの中を、またえっちらおっちらと突き進むのであった。



 

 佐村河内と出会うという偶然もあり、思ったよりも時間を食ってしまった藤木は、冷やかしを適当に切り上げると、自分のサークルスペースへ一旦戻ることにした。


 大原のことを信用していないわけではないが、あの調子では接客するよりも、休むほうに力を注いでそうな気がする。それに、あれだけ大量の汗をかいていたら、水も相当飲むであろうし、トイレも近くなるだろう。


 そんなことを思いながら、来た道をテクテクと戻り、直接ブースに行こうとお誕生席の隙間から島中へ入ろうとしたとき、


「おい! 藤木! 藤木ぃ~!!」


 と、自分たちのスペースの方から、諏訪の大声が聞こえてきた。なにやら切羽詰った感じの声に、おやっと思い、中に入るのはやめて、そのまま通路を歩いて自分のサークルまで戻ってくると、


「どこ行ってたんだよ! 大変だったんだぜ!?」


 と、少し興奮した様子の諏訪が、藤木の胸倉を掴んできた。なんじゃこりゃ。


「大変ってなにがさ?」

「おまえが席を外してから暫くして、俺も帰ってきたんだけどさ? 大原と二人で接客してたら、なんか変な客が来てよう……」


 変な客とはどんな客だ。詳しく聞いてみる。


「藤木が居ないかって聞いてきたから、多分、おまえの知り合いだろう? 見た感じはえらい綺麗なコスプレイヤーって感じだったけど……おまえが居ないってことを伝えたら、それじゃ待たせてもらうっつーんで……なんか雰囲気あるっつーか、話しかけ辛かったもんだから、沈黙に負けた大原が良かったらどうぞ……って、俺たちの本渡したんだよ」

「まあ、ありがちだな……しかし誰だ? コスプレイヤーに知り合いは……うん?」


 なんとなくだが、一人だけ思い当たった。しかし、いや、まさか。


「それで最初は大人しく本を読んでいたんだけど……暫くしたらなんかみるみる顔面が紅潮してきちゃってさ、おやおや、初心なお嬢さんにとんでもないもの見せちゃったかしら、テヘペロなんて思ってたんだけど……いきなりその女が、「この同人を作ったのは誰だー!」って、美食クラブの厨房に怒鳴り込む海原雄山のように暴れ出して」

「ええ~……」

「偉い剣幕で同人誌ビリビリに破ってぶちぎれるもんだから、俺たちもびびるっつーか、言ってることもまた滅茶苦茶でよ? おまえらが、藤木の同人誌を駄目にしたのかって、なんか理不尽なこと言いながら掴みかかってきてさあ」


 マジかよ。


「あまりに凄いもんだからスタッフが飛んできて、取っ捕まってよ? んで、おまえら代表は誰だって、大原も連れてかれて」

「とばっちりじゃねえか……あー、参ったな。とりあえず、どこに連れてかれたか知らないが、弁明しにいかなきゃ。救護室辺りで聞きゃいいんだろうか?」


 後を諏訪に任せてスペースを離れようとしたときだった。


「あああああああーーー!!!!」


 と、これから向かう方角から、甲高い声が聞こえた。


 混雑する通路の人垣が、モーセのようにパカッと割れた。


 その先には全身黒づくめのゴスロリファッションの、サラサラの絹みたいな金髪を軽く巻いて大きなリボンを頭に乗せた女性が、まるで親の仇敵でも見つけたような驚愕の表情で、藤木を指差し立っていた。


 なんか知らんがいやな感じだ……思わず、二三歩後ずさるが、ダッシュで距離を詰めてきた彼女にあっさりと胸倉をつかまれた。


「藤木様! これは一体どういうことです? どうしてこんなことになってしまったと言うのですか!!」

「いたいいたいいたい。苦しい苦しい。あと近いから」


 胸倉をつかまれ、頭をガクガクとゆすられた。


 ゴスロリファッションの女、白木安寿は藤木の胸にしがみついて、泣きそうな顔で彼を見上げた。端から見れば痴話げんかでもしてるように見えなくも無いが、


「あなたの、あのどす黒いリビドーはどこへ行ったんですかあああ!!!」


 叫んでる内容はかなりどうしようもなかった。

 

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