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テクノブレイクしたけれど、俺は元気です  作者: 水月一人
3章・パパは奴隷でATM
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それは神様なんかじゃなく

 際限なく溢れ続ける品川みゆきの言い訳を右から左に聞き流し、どの辺りで現実と言う名の絶望のどん底に叩き落してやろうかと、突っ込みのタイミングを見計らっていたら、バックヤードに続く扉から人が出てきた。コンビニ制服を着用していないので、おそらくはトイレを利用していた客であろう。


 お先にと、軽い会釈をするその人を見送って、前が空いたことに気づかず、未だ必死にエクスキューズし続ける品川みゆきの頭を引っ叩くと、


「つーか、分かったからさっさとトイレ済ましてくださいよ。後ろ、つかえてるんすよ?」

「……出てくるまで待っててくれる?」


 弁明が終わるまでは、絶対に逃がしたくないのか、彼女が上目遣いに聞いてきた。おまえは一人でおしっこにも行けない幼稚園児か。逃げるも何も、うんこするまでここから離れることなど出来るわけがない。分かった分かったと二度頷くと、彼女は後ろを何度も振り返りながら、奥へと消えていった。


 長い……


 一体中で何をしているのか? 女のトイレはやたらと長い。化粧を直して出てくる者もいるが、彼女がそういうタイプではないことは先刻承知済みである。多分、本当におっきい方か小さい方のどちらかであろう。


 イライラして待つこと数分、藤木の便意が有頂天になりかけたときに、ようやく彼女は戻ってきた。しかし、


「ちょっ! 女の子が入った後に、すぐに入ろうなんて最低ね」


 今度は藤木がトイレに入ることをブロックしてきやがった。ぶっ殺してやりたい。


「こらこら、うんこだっちゅーに。あんた、洒落にならんから、そこどきなさい!」

「だ、駄目よっ! まだ換気扇回したばかりなのよ? あと10分は、待ってくれなきゃ……」

「そんなの無理だよ! 出ちゃうっ! 出ちゃうよっ!!」

「あっ! ちょっ! 馬鹿っ! ……いっちゃだめよ、だめっ!」


 何だか艶かしい声を出してきた。良く見ればどことなく顔が上気して見える。


「って言うか……あれ? なんで、藤木なんかにこんな……うそっ! 私……」

「させてっ!? させてよっ! なあ、いいだろ?」

「駄目よっ! って言うか、近い近い近いっ! ちょっと、あんた顔近づけないでくれる? あ……なにこれ。藤木なのに……藤木なのに、何かいい香り」

「そんなの知るか、やらせてよ。もう我慢できないんだ」

「あんっ! もう、駄目ったら駄目よ! 普段の藤木なら多分気にもならないんだろうけど、なんか今のあんたは駄目ぇ~!!」


 と、トイレの前で押し問答していたら、後から入ってきたトラックの運ちゃんが、物凄く迷惑そうな顔をして追い越していった。


「ちょっ! あんた、待てよっ!? 俺の方が先っ……」

「どうぞどうぞ」

「おい、こら。なんであんたが勝手にオーケーするんだ!」


 見知らぬおっちゃんに先を越されて、お尻をクネクネしながら待つこと数分、出てきた彼を押しのけるようにバックヤードに入る。みゆきも今度は止めたりしてこなかった。どうやら、間に一人でも入れば問題ないらしい。どういう了見だ。


 プリプリしながら店の奥へと進むと、例の赤と黒のマークが二つ。嫌な予感がしながら良く見れば、トイレは男女に分かれていた。よし、あの女……殺そう。

 


 

 伝説級のビッグウェーブを見事に乗り越え、げっそりしながらトイレから出てきたら、みゆきがヘラヘラしながら、両手にドリンクを持って待っていた。


 もはや上下関係など知ったことかと、気の済むまでぽかぽか叩きつつ説教をしていたら、ごめんごめんと言いながらも、彼女が満更でもない様子を見せてくる。この顔は良く知っている。女が藤木以外のイケメンを見つめるときの顔である。薄気味悪いから適当に切り上げると、科を作りながらテヘペロしてきた。


 怖い……小町もそうだが、自分は一体どうしちゃったのだろうか。キムタクにでもなったのか。ちょ、待てよ!


「うちの学校もさ、中学に入学したときは、本当にお嬢様学校だったのよ。まだ全寮制の名残もあってね」


 言い訳も一段落して暫くすると、聞いてもいないのにみゆきが語り出した。


「今じゃ信じられないでしょうけど、漫画とか音楽CDとかね、うちの学校は全面的に持ち込み禁止だったのよ。だから、うっかり中学受験なんかしちゃって、学生寮に入れられたときは、刑務所の囚人にでもなったような気分がしたわ……でも、今も昔も学生なんてそう変わらないわよね。そんな退屈な場所に押し込められたら、どうにかして抜け道を探そうとするのが人情。教師たちの目を掻い潜って、寮生の間では退屈しのぎの物品が物々交換されてたのよ」


 まんま刑務所みたいである。タバコ1箱20ドル。


「と言っても、ほら、音楽CDは聴きたくてもポータブルで一人で聞くしかないじゃない。好きなアーティストが居ても、ポスターを部屋に飾れるわけでも、PVを見れるはずもない。そんな世間から隔絶されてる環境だから、流行りものとかは、そんなに好まれなくってね。どっちかと言うと、オタク趣味と言うか……何より人気だったのは、少女マンガの単行本だったの」

「あー、それなら隠しやすいし持ち込みやすいし、回し読みも出来ますしね」

「そうそう……で、うちってさ、私のほかに姉が二人いるんだけど……これが、なんと言うか、ものの見事に……」

「腐ってんですか」

「言うなよっ! ええ……まあ、そうなんだけどさ。それで、なんていうか、漫画業界というかサブカルなんかには詳しくってね? 私も寮生の物々交換の材料を、帰省するたびに姉たちから色々教わったり、仕入れたりしていたんだけど……それが寮内でブームを作るくらい好評で……」

「なんというか……何を持っていったのか、言わなくても分かりますよ」

「まあ、とにかく好評だったわよ。サブカルのことなら品川に聞けってくらい、頼られてたの。で、それが高じて、私もついには生徒会長にまで上り詰めたのです……」

「……って、そんな理由であんた生徒会長やってたんかいっ!?」

「てへっ」


 てへ、じゃない。


「とまあ、そんなわけでね。品川の持ってくる漫画は面白いって言われたら、私も満更でもないじゃない。期待もされるし、帰省のたびに気合を入れて商品を見繕っていたら……知らず知らずのうちにどっぷりと」

「なるほど……それでオタクになっちゃったんだ。けどまあ、意外ですね。そんな事情があるんなら、うちの学校にももっとオタクっぽい人居てもおかしくないでしょうに」

「そうね。元々は沢山いたのよ? ……でも、これも共学化の弊害かしらね」


 去年、藤木たち男子が学校に入学するなり、それまで腐れていた女子の殆どが足を洗ってしまったらしい。みゆきは嘆かわしいと言わんばかりに首を振るった。


「寮制も廃止されちゃったし、校則もゆるくなったしね。現実の男が目の前にいたら、そっちの方が良くなっちゃったのよ」


 でも、隠れオタクくらいなら探せば居るんじゃない? と、みゆきは言った。


 実際、そうかも知れない。そんなに隠れてないけど、朝倉や小町なんかも腐ってるし……なるみちゃんも興味津々だったしなあ……


 などと思ってると、スマホに着信。


「……もしもし?」

「もしもし。藤木か?」


 電話に出ると、中沢が切羽詰った様子で話しかけてきた。


「早く帰ってきてくれないだろうか? 僕一人では、彼女たちの相手は手が余る」

「いや……おまえ、部屋に帰って寝るんじゃなかったの?」


 中沢は藤木に突き飛ばされたあと、ほうほうの体で部屋まで戻ったはいいが、シャワーを浴びる間もなく、すぐに朝倉に呼び戻されたらしい。


「戻んなきゃいいだろ……どんだけちょろいんだよ、おまえ……ああ! もう、分かったよ。すぐ戻るから」


 泣きつく中沢をけなしつつ、電話を切ると、みゆきが聞いてきた。


「あんた、誰と来てるの?」

「文芸部の連中です。会長も何度か会ったことあるでしょう」

「ああ、何か知らないけど廊下にたむろしてた人たちね……ん? 中沢君来てるの? いやいやいや、あり得ないでしょう」

「ですよねえ~……」


 どうしてこうなったんだか。


「と言うわけで、放っておくわけにも行かないから、俺はそろそろ戻りますよ。会長も、どこ回るか知りませんがご武運を」

「ああ! ちょっとちょっと、あんたたち、どこら辺並んでるの? 誰と来てるの? 連絡先、交換しておこうよ」


 訪れるサークルを分担し合うのも、これもコミケの嗜みか。聞けば、いくつか訪れる予定の大手サークルが被っていたので、分担を快く受け入れると、藤木は会釈して立ち去った。


 すぐに教えなきゃ良かったと後悔した。


 持ちつ持たれつとは言うが、大概、それはどっちかが持たれかかっているものである。


 西館前の待機列に戻ると、腐女子に囲まれて半泣きになった中沢が、キラキラした目で藤木に手を振ってきた。


 やめて、そこには近づきたくないの……そう思いつつも、放ってはおけないので渋々列に戻り、周囲の腐女子から突き刺さる怪しい視線を受け止めながら、小町たちの腐った会話を右から左に聞き流していた。


 夏真っ盛りであるからして、まだ8時前だと言うのに、日はとっくに上空高く舞い上がっており、気温も急上昇中である。そんなわけで、汗の臭いが気になるのか、藤木と中沢の近くを避けようと女子が動くものだから、気がつくとそこだけぽっかりスペースが開いていた。


 だから、よっぽど見つけやすかったのだろう。大体の場所しか言ってなかったのに、


「あ、いたいた! 藤木!」


 品川みゆきがやって来た。成美高校の隠れオタクを引き連れて……


「あ、どもども、お世話になりまーす」「中沢会長。おはようございます」「西館から回るの? 初日の企業なんだっけ?」「あそこはコミケと同時にすぐ通販入るから、後回しでいいよ」「いやあ、助かるよ~。うちらだけだと、こんないい場所取れないし」


 遠慮会釈なしにぎゅうぎゅうと人を押しのけて、彼女たちは藤木たちの列に加わった。流石に周りの人たちも迷惑そうにしていたが、よっぽど慣れているのだろうか、みゆきたちは顔色一つ変えなかった。


 朝倉もも子は元々拘らない性格ゆえに、みゆきたちの傍若無人な態度にも笑顔を見せていた。小町は最初、むすっとした顔をしていたが、暫くするとその濃さに迎合したのか、まるで十年来の友のように受け入れ始め、気がつけば藤木たちは周囲の中でも一際迷惑で目立つ集団になっていた。


 こんなとこに取り残されては堪らないと、適当に理由をつけて列を離れようとすると……はっしと袖を掴み、いかないで? と言わんばかりの中沢が、潤んだ瞳で見上げてきた。


 人を殺せそうな視線がざっくざっくと突き刺さる。


 やめて! ホモじゃないのよ!? 悪寒がした藤木が、咄嗟にぐるりと見渡せば、まるでウェーブのように周辺の女性たちがいっせいに顔を伏せた。


 

 

 ホモが大好きな者たちの、もはや女など捨てたような会話を聞きながら、途中、ついにグロッキーになった中沢が退場しつつも、時間はゆっくりと流れていき、10時20分前、行列が動き出した。


「人がゴミのようだ!」


 お約束をする者共を尻目にずんずん進み館内へ。冷房が効いていて、ホッとするのも束の間、すぐにエントランスにも十重二十重(とえはたえ)の列が作られ、すし詰めになった人ごみの中で、今か今かと待ち構えている人たちの、冷たい汗がぬるっと滑った。スピーカーからは井上陽水の例の歌が流れてきて、いよいよ、開場のアナウンスが始まった。


 満場の拍手のあと、一拍の静寂が訪れ、ゆっくりと列が動き出す。


 遅々として動かない列に並んでいると、まだどれだけ待たされるかと不安になるが、前のほうから聞こえてくるスタッフの、


「走らないでください……走らないで……走るな……走るなっつってんだろ! 殺すぞ!」


 という絶叫を聞いていると、どうやら前の方はもの凄いスピードで動いているらしい。


 取りあえず、自分はこんな前のほうに並んでは居るが、本来なら初日は用なしである。欲しい本も気になるサークルもなし、小町にくっついて東館を冷やかして回ろうかな……などと、悠然と構えていたら、


「それじゃ、小町ちゃんはこっち。朝倉さんはあっちね。絶対、離れないようにして? もしはぐれたら、SNSで。柱の文字を書いてくれれば行くから」

「はい」「わかりました」

「……それから、藤木はここね。何だらしない顔してるの。気合いれなさい」


 のんびりと欠伸を噛み殺していたら、いきなり品川みゆきに、なにやら折り詰めの入った紙袋と、細かい字のびっしり書かれた紙切れを手渡された。


「なんじゃこりゃ?」

「いい? 一個でも買いそびれたら、どうなるか分かってるでしょうね? 頼んだわよっ!」

「あ、おい!!」


 動きが速くなっていた列が徐々にスピードを増してきた。そして、スタッフの横を通り過ぎ、目の前が開けるや否や、


「いくわよっ!」


 言うが早いか、品川みゆき率いる面々が駆け出していった。


 いや、駆けるなと言うのに……案の定、周りのスタッフからぶち切れられて居たが、彼女たちはまるで意に返さずに、長い長いコンコースの彼方へと消えていった。


「あー……」


 取り残された格好の藤木は、引きつった笑みを浮かべつつ、何テンポも遅れてから、それなりに早足でその後をついていった。多分、関係者だと分かっているのだろう。周りの視線が痛い。


 みゆきに買って来いと指定されたのは東館のサークルが主で、良く見ると回る順番まで小さな文字で書かれている。最初はどうやらシャッター前のようで、せっかく冷房の効いた館内から、また灼熱の太陽が照りつける駐車場へと出る羽目になって、げんなりとした。


 パイロンで仕切られた道をグルリと回って、ようやく目的のサークルの下へ。そこには優に100人を超える人間が既に列を作っていて、目を丸くしながら最後尾に並んだ藤木も、数分もすれば列の中ごろになっていた。自分もサークル参加しているが、この雲泥の差。あやかりたいものである。


 サークル名はよく知らなかったが、代表名は黒木アンジュ、こっちの方は知っていた。確か、去年あたりに少女誌でデビューして、一躍売れっ子になった少女マンガ家である。砂糖を吐きそうな甘ったるい作風が持ち味だったはずだが、ホモも書いていたのか……


 みゆきに渡された紙切れを見れば、代表はスケブを絶対に断らないタイプらしく、是非書いてもらうようにと指示してあった。スケブて……そんなの、生まれてこの方頼んだこともない。それに恐ろしいまでに膨れ上がった行列に尻込みし、どうしようかと困惑していたら、列が動き出した。


 流石、大手というかなんというか、その捌きかたが半端ではない。


 100人以上も前に居たのに、数分もすると、あっという間に藤木の番が回ってきて、慌てて紙切れに書かれた指示通りに注文することになった。中央にいたキリッとした眉の凛々しい男が、手馴れた様子で周りに指示を出し、言われたとおりに売り子が本を用意した。流れ作業が完璧である。そして、


「会計はあっちでお願いします」


 と言われ、先を促された。注文してから、本当に数秒の出来事である。藤木はあたふたと慌てた。頼むなら、もうこのタイミングしかない。


「あの! 黒木アンジュさんですか? スケブお願いします」


 無視しても良かったが……あとでみゆきに腰抜けと馬鹿にされるのもしゃくである。藤木は紙袋に入っていた折り詰めを差し出すと、男に深々と頭を下げた。


 男は、おやっとした顔をしたが、すぐに気を取り直したように笑顔を見せると、差し出された折り詰めを受け取って、


「ありがとうございます! 代表、差し入れいただきました!」


 と言って、背後のスケブの詰まれた机に座る女性に声を掛けた。周りのスタッフが拍手する。どうやら、藤木は勘違いしていたらしい。苦笑いしながら、対応してくれた男にテヘペロし、改めて代表と呼ばれた女性のほうを見ると、その人はゆっくりと立ち上がって、こちらを振り向いた。


 藤木は思わず息を飲んだ。


 ああ……どうして、今まで気づかなかったのだろう。


 うかつだった……こんなに分かりやすい人が、一体どこにいると言うのか。


 夏だというのに、長袖のゴスロリファッションに身を包んだその女性は、汗一つかきそうもない涼しい顔をして、一つ一つが優雅で気品のある動作で、余裕のある笑みを崩すことなく、完璧なまでに調和の取れた人形のような仕草で振り返った。


 しかし、その完璧なはずの笑みが、一瞬、驚愕に変わる。


 シルクのように細くてさらさらとした金髪は、縦にゆるくカールしている。まるでフランス人形のように白くてきめ細かい肌に、上気した頬がピンク色に染まった。ゴスロリファッションにもまだ隠し切れないその豊満なバストは、彼女の美しいプロポーションの引き立てやくにさえ思えた。


「あ? え?」


 あんぐりと口を開けて、息をするのも忘れた藤木が情けない声を漏らした。対する女性は、すぐに気を取り直すと、いつもの美しくも、少しはにかんだ笑顔で言った。


「ごきげんよう、藤木様」


 初めて会ったときは、まるで漫画やアニメみたいだと思った。


 挨拶はごきげんよう、他人を呼ぶときは常に様付け。


 こんな典型的なお嬢様が、この世に存在するのかよと、寧ろ笑えてくるくらいだった。


 そりゃそうだ、そんなのは存在しない。


「白木さん……?」

「こんな場所で会うなんて、神様のいたずらでしょうか」


 成美高校茶道部三年、白木安寿がそこにいた。


 それは多分、神様なんかじゃなく、品川みゆきのいたずらだろう。


 立ちすくむ藤木に、流れをせき止められた列から不満の声が漏れる。しかし、あまりの意外さに、藤木は気の利いた返事も、愛想笑いさえも出来ず、一歩も動けず馬鹿みたいに突っ立っていた。


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