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テクノブレイクしたけれど、俺は元気です  作者: 水月一人
2章・がんばれがんばれ
58/124

弁護士を紹介してくれ

 トゥルルルル……トゥルルルル……と、呼び出し音が2回。


「もしもし?」

「鈴木か? 頼みたいことがあるんだけど」

「なんだよ、藤木かよ。おまえ昼間、俺らから天使ちゃんを奪っておいて、よくそんなこと言えるな。つーか、妹は兄貴の奴隷ってホントなの?」

「知るかっ。それより頼めるか」

「何をさ?」

「数日前の隣町の凶悪犯逃走事件。あれで聞き込みの刑事と接触を持った奴らのことを知りたいんだ」

「んー? そりゃまた突拍子もないな。もうちょい具体的に何が知りたいのか言えよ」

「そんなに詳しいものは必要ない。聞き込みを受けたって奴らのピックアップと、そいつらの出身中学、可能なら交友関係……警察も闇雲に声をかけるわけじゃないだろ。何らかの共通点があると思うんだ」

「……おまえ、殺人犯でも捕まえようっての?」

「どうかな。逃げ回ってる奴が殺人犯とは限らないからな」

「なんだよ、思わせぶりだな……で? 知りたいのはそれだけか」

「取りあえずはそんなとこ。また何かあったら聞くけど」

「はいよー。これくらいならすぐ分かるから、折り返し電話かけるわ」

「悪いな」


 鈴木は特に何も聞き返さずに電話を切った。色々と事情を聞かれても、どこまで話していいことなのか分からないから助かる。


 2年4組でも中心人物であるが、とにかく鈴木は交友関係が広い。老舗の造り酒屋の息子で、北口の商店街では知らない人は居ないらしい。中学時代はぶっちゃけヤンキーで、地元の連中と色々悪さをしていたそうな。成美高校に入学したのはスケベが目的だと断言するような奴で、もちろんモテない。


 鈴木の折り返しの電話を待っていたが、いつ掛かってくるかわからない。手持ち無沙汰を紛らわせるべく、PCを起動すると、適当にラジオを流した。


「はい、今週もやってまいりました、お悩み相談コーナー! 先週はゲストのヤスタカ君も交えて賑やかでしたけども、愛ちゃんも大活躍でしたね」

「いえいえ、そんなことないですよ」

「謙遜謙遜! 今週もね、こんなにたくさんのお便りいただいちゃいました」

「わー、すごーい!」


 毎週視聴している深夜番組が始まっていて、思わず時計を見た。もう、こんな時間か……


 学校から帰ってからも、あーでもないこーでもないと考え続けていたせいか、時が経つのがやたらと早い。


「はい、それじゃ今週最初のお便り、読んでいきまっしょい」

「っしょい!」

「……えー、東京都にお住まいのラジオネーム、ザーメンまっ黄色さん(5さい)!」

「あー……また来ちゃいましたか」

「来ちゃいましたねえ……えー、ケンスケさん愛ちゃん、にょわにょわ~」

「にょわにょわ~」

「先日はご相談に乗っていただきありがとうございました。おかげさまで父のオナニー癖も最近はめっきり影を潜め、食卓には笑いと団欒が戻って……くるわけないじゃないですか。何の相談にもならなかったので、父は相変わらずオナニー三昧の日々を過ごしていますよ、割と冗談抜きに……あー、そう。正直すまんかった」

「……えーっと、前の同じような相談ですかね」

「けど、オナニーとかそんな細けえことはもう良いんです。実際、そんなことくらいで目くじら立てた私は、つくづく子供であったと痛感しております。ケンスケさん愛ちゃん聞いてください。実は先日、うちの母がおめでたになりまして……おー、めでたい」

「わー、おめでとうございます」

「おまえら50近くにもなって中出しセックスするのかと……」

「ぶっ……ごほごほっ……」

「父の部屋から見つかったコンドームの箱。もう要らないからお前にやるよと。そりゃ、オナニーすんなと言いましたよ? でも、こんなことになるのなら、オナニーくらい好きにさせといてやれば良かったと、そう後悔している次第であります」

「……この人、病気なんですかね?」

「……えー、で、そこで、お二人に質問です……おー、なんだろう。普通の質問だと有り難いけど……えー、そろそろ父の日が近いですね? と言うわけで、父に日ごろの感謝の意を込めて、何か送ろうかと思うのですが、一体どんなものが喜ばれるでしょうか。私はセックスを禁じられた父のために、ダッチでも送ってやったら喜ぶのではないかと思ってるのですが、どうでしょうか」

「どうもこうもないよっ!」

「愛ちゃんがキレるの珍しいね……えーっと、そうだね。そういやそろそろ父の日だ。何かプレゼントを送りたいと言う、なかなか思いやりのある一面も見せてくれるザーメンまっ黄色さんだけど……えー、そもそも5歳でザーメンまっ黄色は有り得ないっ!」

「またそれかっ!」

「確かに男子は5歳くらいから勃起するけど、精通まだだからザーメンまっ黄色とか、ありえないから! 白ですらない!」

「そうなんだ!」


 天丼かよ、ケンスケさん……あんたもヤキがまわったもんだ。


 割と真面目に相談したつもりだったのに、またこの落ちとは、放送作家はなにをやってんだ。別にそんな奇を衒った返事など期待してなくて、普通にハンカチとか言ってくれれば、それにしたのだが……しかしどうしてこうなった。回りくどいのが駄目なのか?


 首を捻っていると、電話が鳴った。


「もしもし、鈴木か?」

「よう、早速調べてきたぜ」

「おお、助かる」

「とりあえず、聞き込みされたので確認取れたのは5人。で、おまえの予想通り、全員が七条寺市立二中出身って共通点があったわ」

「二中か……町の北の方はよく分からないんだよな。どんなのが居るんだ?」

「そうだな……なんなら、うちの学校の二中出身者、全員上げてみるか?」

「そんなこと出来るのかよ?」

「こないだ、おまえから貰った学生名簿があるじゃん」

「あー……つーか、まだ持ってたのか。それ、絶対流出させるんじゃないぞ」

「分かってるって。俺も警察には捕まりたくないからな」


 いや、警察とかはともかく、流出させたら多分ユッキーに殺される。


 鈴木は紙をペラペラとめくる音をさせながら、名前を読み上げた。女子の方が多くて、3学年合わせて合計21名が在籍していた。


「で、男だけど……台場聖(だいばさとし)邑楽修(おうらおさむ)藤原騎士(ふじわらないと)の3人だ」

「……そりゃまた、分かりやすすぎて気持ちが悪いな」

「殺人事件の被害者と、その関係者か……あ! もう一人居た。董家拓海(とうかたくみ)、こいつは2年だから気づかなかった」


 これまた事件のとき、旧校舎に居た人物だ。しかも全員野球部ではないか。


 確かに、男子の部活動は基本的に野球部しかないから、その部員が固まってるのは分かる。しかし、同じ学校の出身者、しかも特定の事件に巻き込まれたとなると、話は変わってくる。


「つか、男子で4人も同じ学校出身がいるのがまず珍しいな」


 成美高校は元女子高だから、男子生徒が圧倒的に少ない。さらに、現状では学費が高いだけのタダのFラン学校だから、わざわざここに進学しようと言う物好きも少ないのだ。現に、藤木と同じ中学出身の男子は一人も居ない。


「初めは変なことを気にする奴だなあって思ったけど……ここまで来ると俺でも怪しいってことが分かるな、これ。で、どうする? まだ他に何か知りたいことあるか」


 もちろんある。情報の出所があれであるから、少し躊躇してしまうが……


「それじゃもう一つ、藤後玲(とうごあきら)って名前を知らないか?」

「藤後……? そりゃおまえ、知ってるよ。知らないわけがない」

「結構有名なやつなのか?」

「かなり無茶する奴らしくてな。俺らはそんなでもないけど、町の北の奴らはそいつの名前出すだけで縮み上がるらしいぜ。去年、二中を卒業したやつで、在学中からやりたい放題。いつもナイフを見せびらかして、誰彼かまわず絡むらしい。教師を刺して警察沙汰になったとか、上級生をシメた時は、跪いて許しを請う相手の指を一本一本折ってまわったとか聞いたな」

「……いつからこの町は世紀末になったんだ」

「この町で逆らう奴もいないけど、味方もいないからな。卒業後は隣町の奴らとつるんで、相変わらず無茶苦茶やってるらしい」


 隣町でね……刺傷事件があったのも隣町だ。


「ふーん、こいつの名前を出してくるってことは……逃げ回ってるのは、こいつか」

「どうかな」

「おまえの気にしていた二中出身者だぜ。まあ、なんでもいいけどよ。あまり危ないことには首突っ込むんじゃねえぞ」

「ああ、ありがとよ」

 

 

 翌日の天気も、いつ降り出してもおかしくないような曇天だった。ぼちぼち関東も梅雨入り宣言しそうな気配である。


 二日前の殺人事件の余波は未だに健在で、校内のどのクラスも上の空で勉強が手に付かない様子だった。いっそ学級閉鎖も考えたそうだが、ただでさえ遅れ気味の授業進行に、2年4組のような落ちこぼれクラスのことを考えると、そうも言ってはおられず、今日から平常どおり授業を開始した。


 藤木は時折事件のことを思い出しながら、ぼんやりとその授業を聞き流し、昼休みが訪れるのを待ち侘びた。昼休みになるやいなや、彼は邑楽修(おうらおさむ)と接触を試みようとしたが、残念ながら邑楽は学校を休んでいるらしく、その試みはいきなり頓挫した。先にナイトに話を聞こうかと思ったのだが、邑楽と言う男に会うまで、下手な先入観は持ちたくないと思い、それは後回しにすることにした。


 まあ、ぶっちゃけ藤原騎士に聞きたいことといえば、立花成実(なるみ)のことしかないわけだから、それは直接本人に聞くより、周りから攻めた方がいいような気がする。


 そういうわけで仕方なし、いつものように弁当を持参して部室へと向かうと、部室棟の前で中沢が妙に難しい顔をして佇んでいる場面に出くわした。


「よう。何やってんだ。部室に行くんじゃないのか」


 中沢はいきなり背後から藤木に声をかけられて、びくりと肩を震わせて振り返った。


「あ、ああ……そうだな。今そうしようとしていたところなんだが……」

「なんだよ、変な野郎だな」

「……なあ、僕は何故、ここのところ毎日、文芸部室で昼食を食べているんだ?」


 まるで狐に鼻をつままれたかのような顔をして言う。


「何故って……朝倉先輩がいるからじゃないか」

「……そうか……そうだよな」


 そういうと、中沢は歩き出し、部室棟の中へと入っていった。


 藤木は胃の中に何か冷たくて重い物が落っこちてきたような感覚に見舞われた。


「ところでよ、中沢。昨日のことなんだが……」

「生徒会再選挙のことか。うん。あの殺人事件のせいで、のびのびになってしまったが、逆に今のように浮き足立っているときこそ、気が引き締まっていいかも知れない。僕もいい加減、腹を決めたよ。出馬の件は受け入れよう」

「…………」

「君たちとの話し合いで折り合えず、一度は無責任にも放棄したが、なに、こうして対話をすることを覚えたんだ。今度は上手くやるさ」


 そう言うと中沢は、まるでイケメンのようにキラリと歯を輝かせて藤木に笑いかけた……


 気持ち悪くて吐きそうになった。


 いや、こいつは元々イケメンなのだ。ここのところの仏頂面で、ムスッとした顔をしていた方がおかしかったのだ。これがあるべき姿なのだ……


 中沢は部室占拠事件のことを覚えていなかった。


 

 文芸部室のパーティションを潜ると、がさがさと音を立てて、なにやら小町と朝倉がノートを隠すような素振りを見せた。何事だろう? そんな二人を遠巻きにして、なるみが苦笑いしている。


「どうしたんだよ、おまえら」

「別になんでもないわよ。ちょっともも子に勉強教えて貰ってただけ……って言うか、なんでこの子、あんたらの4組にいるわけ? あたしなんかより、全然頭いいじゃない」

「え? ああ、うん。そうだな」


 それより今、この女は朝倉のことをなんて呼んだ……もも子?


「そんなことないよー。小町ちゃんだって凄いよ。教えたことはすぐに吸収するし、とっても教え甲斐があるの」


 にこにこと朝倉が小町のことを褒め称える。


「えーっと……それじゃ、そろそろお昼にしませんか?」


 藤木たちが来たことで、それじゃ昼食にしようということになり、全員が弁当箱を取り出した。女子三人が横に並び、その体面に藤木と中沢が座った。遠慮するかのように少し離れて座るなるみに対し、小町は朝倉とまるで十年来の友のように肩を寄せ合い、お互いの弁当を突きあっている。


 なんじゃこりゃ。どうしてこうなった。


 昨日までは朝倉のことを毛嫌いし、今とは逆の十年来の仇敵を見るような目つきでいたはずだ……やることなすこと気に食わないと、学校では滅多に見せない、いつもの不機嫌そうな顔を隠そうともしないで、朝倉を睨みつけていたはずだ。


 それが今ではにこにこと笑いあって、おかずの交換なんかを和気藹々と行っている。


「ははは。もも子と小町は仲がいいなあ」


 中沢の呑気な言葉が耳に届くと、同時に、ズドンと胸が撃ち抜かれるような衝撃が藤木を襲った。


 もしかしたら……


 もしかしたら中沢が、あの部室を占拠した日のことをを忘れてしまうかも知れない。そんな予感はしていた。場合によっては、朝倉も、なるみやユッキーだって、そうなるかも知れないと覚悟はしていた。


 でも、馳川小町。この女だけは、何があっても忘れることはないと、盲目的にそう信じ込んでいた。


 それは何故だ? なんの根拠もないのに……


 今、まるで昨日とは別人のように朝倉とべったりの小町が目の前に居る……


「おい、小町……」


 吐き気がするような倦怠感の中。藤木は呟くように言った。


「なによ」

「おまえ、いつから先輩とそんなに仲良くなったんだよ」

「はあ? いつからって、別に普段からずっとこんな感じだったでしょ」

「そんなわけあるか。勉強を教えてもらうとか、そんな気安い関係じゃなかったろ」

「あんたが勝手にそう思ってただけでしょ? 別にあたしは何も変わってないけど」


 自分の記憶が確かなら、そんなはずは絶対にない。一体、どういうことだ……まさか……まさか本当に、中沢と同じように、小町も藤木の記憶を無くしてしまったと言うのだろうか。


 ドクドクとした鼓動が耳たぶにまで伝わってくる。


 過呼吸にでもなってしまったのか、いくら酸素を取り込んでも、胸が苦しくて張り裂けてしまいそうになる……


 視界がぐるぐる回って、視点がぼやけて定まらない。まさか……そんなはずは……


「ちょっと、あんたどうしたの?」


 はあはあと息を荒げて、苦しみに悶えながら小町を見ていると、ちらちらと、何かに視線をやっているのを感じた。


 なんだろう?


 それは、ここへ入ってきたとき、朝倉と二人で隠すようにしていたノートだ。


 勉強をしていたのではないのか?


 藤木は藁にも縋る思いでそれに手を伸ばそうとすると、小町はガバリと体を盾にするようにして、そのノートの上に覆いかぶさった。


「おい、小町、ちょっとそれを見せてみろ」

「いやよ」

「いいから、見せてみろよ」

「やだったら」


 藤木は覆いかぶさる小町の背中に指を這わすと、「……押し込むようにして、くいっと……」小町のブラのホックを外した。


「ひゃいんっ!」


 いきなりブラを外されて驚いた小町は、腕を交差して、胸を隠すようにして立ち上がった。藤木はその隙を見逃さず、さっとノートを取り上げた。


「わあああああああああああ!!!!」


 小町が叫ぶ。


 その必死の形相が、このノートの重大性を物語っていた。


 一体何が……藤木はごくりと唾液を飲み込むと、そのページをぱらりと捲った。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 藤木は中沢の股間に手をやると、荒々しい手つきでそれをしごき上げた。

「溜まってんなあ、おい。硬くなってんぜ」

「そ、そんなこと……ないっ!」


 ビクビクと全身を震わし、中沢は仰け反るようにして体をくねらせた。


「だ……だめっ」

「なあ、おい、どんだけやってないんだ。どんだけやってないんだよ」

「そ、んな、僕は」

「大分溜まってんだろ」

「あっー! 上手いから……勃って来ちゃった」


 中沢はいやいやをするように股間に顔を埋める藤木を押しのけようとした。藤木はその手を掴んで、逆に自分の股間を触らせた。


「っ!? 藤木、これ……」

「分かるだろう。なあ、中沢。気持ちいいか? 気持ちいいか?」

「やめてっ、やめてくれよ、藤木……」

「お前のことが好きだったんだよ」

「んっ!」


 強引に唇を奪われた中沢の顔が恍惚に揺れる。


「もっと、舌使ってくれよ」

「あああああ、きもちいいい」

「アーそれいいよ」

「んー、駄目、きもっちいい。ぎもっぢぃ」

「暴れんな! 暴れんなよ」

「ぎもっぢいい、ぎもっぢいい」

「気持ちいいかあ?」

「アン、アン、アアーン」

「中沢!」

「ああ、気持ちいい……。いいよぉ……アアッー、アッ、ンアッー、ンッォゥ、ォウ、 オォン!アォン!アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ」


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「……違うのよ?」


 藤木は汚物を見るような目で小町を見た。


「違うのよ? 初めはその、ここまで書くつもりはなかったの。でも、もも子ったら、思った以上に腐ってたから……あたしもつい……そう、ついなのよ! 本当はこれだって中藤のヘタレ攻め、強気受けだったのに。もも子の話聞いてたら、いつの間にか藤中になってて、これがまたさあ~やってみたら中々……って、あああああああああ!!!!!!!!!」


 ああ、知ってる……知ってるよ。あの女は腐ってる……


 藤木はノートをビリビリと破いた。マジで止め処なく涙が溢れた。引きつった顔で明後日の方向を見ているなるみが見えた。これセクハラ裁判やったら勝てるんじゃないか。


 弁護士を……弁護士を紹介してくれ。


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