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ワタシが、サいゴの、ヒトばシら!?  作者: おおかみさん。
ー壱章ー 再始。 〜また、始動まっちゃうんやね…〜
1/1

プロローグ 再始の始動 〜ReStart And Start〜

始めての作品です!

今後も頑張って(極力、更新間隔が開かない様に。)

書いていくつもりなので、よろしくお願いします!!

ぜひ、読んでください!!!

ガタガタ…ガタガタ…

頭上の高架を通り過ぎる電車の音が俺の鼓膜を振動かす…

ガタガタ……

電車が頭上を通り過ぎた…ぁあっ!!


ビシャブシャッッ!!!


電車の音より耳障りな水が炸裂ける音が足下で響いた。

「んだよっ!!てめぇら!!通報されてぇのか!!(もうしちゃったけどw)」

「口出したのてめぇだろ!!せっかくエリカちゃん、外に連れ出したってのに!!」

「エリカちゃんは、バイト仲間だよ!!」

ビシャァッッ!!

今度は狙ってきた。もちろん回避ける。

「知らねぇよ!!男三人で女の子囲んでたら明らかに不審だろ!!てか、てめぇら、エリカちゃんドン引きだぞww」

「うぅぅぐ…」

「第一、この話始動まったばかりなのに初っ端から何なんだよ!!」

「「「は……?」」」

…あ(笑)

「まぁいい…。てめぇr…」

三方向から水の球が飛んでくる。

ビシャッビシャッッ!!!

もちろん、回避ける……ありゃ?

一つ明らかに奇怪しい方向に飛んでるんだけど…

「やべぇっ!!」

「馬鹿っっ!!エリカちゃんがっ!!」

「きゃあぁぁ!!!」


「お前ら、人が話している時に…!!」


トン。


何かが軽く当たるような音がなった瞬間。

拾伍メートルほど離れた場所で事の顛末を窺っていたエリカ(ちゃんw)に水球が命中たる零.伍秒前に。

何かが(俺だけどw)エリカ(ちゃんw)を抱え参メートルほど移動した。

周囲りに居た男参人、唖然。(自分で言うのも何だけどねw)

もちろん、当事者であるエリカ(ちゃん…めんどくせぇ、やめるw)も何が勃発こったのかなど知る術もなく。

「「「「…………」」」」

「…どぉしたんだよ?急に黙りやがってwなぁ、エリカちゃん? …あ、ごめん。」

急いでたから忘れてたけど、抱きしめてちゃってたよ…

にしても、サツおせぇな…



(ナレーションと主人公の弐役は面倒くさいんだけど…)

[しかたないね〜。ナレーションはやらなくていいよ(笑)あと、エリカちゃんエリカちゃんって何度も出てきているけど、

彼女はほとんどストーリーには関係ないよ☆by作者]

(はぁっ!?)



「あの…」

「ん?どうしたの?エリカちゃん。」

「…と、とりあえず、ありがとうございます。」

「うん、あ、さっきはごめんね〜」

「いえ、あの、あなたの名前は…」

「あぁ、俺は剣ミ叉織ツルギミ サオリ

「叉織さん…?あの、男…ですよね?」

「男だけど…何の冗談?」

「あ、名前が叉織さんって聞いたから…」

「男だよ…」

「すいません!!」

「……(何で俺は、話にほとんど関係ないエリカちゃんとこんなに話してるんだ…?)」

「…えーと、まずさっき、何が勃発きて私は無事だったんですか?」

「…そのことは気にしない!!助かったんだからいいじゃん!!(汗)」

さっきの出来事…壱秒の間もない時間に如何様にして彼女をたすけたのか。

それが、彼が持っていないモノを補填うモノ、にしては十分以上の素質。

壱言で言ってしまえば、法術を使役うことができない人間に与えられたそれを遥に超越える強引な体技。

彼が持つ力…

視覚で捉えることの出来ない疾速さで翔ることの出来る足。

いざ、戦闘になれば全方位から無差別攻撃を仕掛ける事が出来る。

この様な能力は、アクション系の話にありがちだが、この世界は限りなく我々の世界に近接い形をしているわけだから、

基本、相手がどれだけの兵器で相手をしようと命中てられなければ意味がないわけだし、攻撃するまもなく墜落とされる。


ここで少しこの世界について説明する。

この世界は、我々の世界と姿形はほぼ同義じだ。

しかし、仕組みは大きな相違いがある。

法術と魔術。

聖種と魔種。

聖種は法力を持ち、法術を使役う事ができる。

魔種は魔力を持ち、魔術を使役う事ができる。

彼は、姿こそ聖種である人間だが、法術を使役うことが出来ない。

完全に使役えないのだ。

上手下手はともかくとして、聖種は法術、魔種は魔術を必ず使役えるはずなのに。


しばらくして、車の音が接近づいてくる。

しかし、接近づいてくる車は明らかにパトカーではない。

接近いてくる黒塗りの車は呆然としている男参人と叉織たちの寸前で終止まった。

「覆面車両か…?何で術使用違反程度でくるんだ?」

この国…日本なのだが、ここでは法術を指定された資格を保持たない者が公共の場で使用することが法令で禁止されている。

先ほどの水球攻撃、水属性の法術を使役ってきたわけだ、当然犯罪行為である。

ガチャ…

中から、茶髪碧眼の青年が降りてくる。

青年…は、明らかに警察ではない。

見た目からいって明らかに日本に居るべき様相をしていない。

青年の背中には、ロングバレルのスナイパーライフル、両足のホルダーには一丁ずつカンプピストルが装備されている。

「…通報してきたのは、お前か?」

「……エリカちゃん、キミは帰ったほうがいい。事後処理はこっちでやっておくから。」

「え……、は、はい。」

彼女は明らかに奇怪しい雰囲気を感じ取ったのか、すぐにその場を立ち去る。

彼女が立ち去るのを確認してから、叉織は再び口を開く。

「…お久しぶりでございますね〜、グリーリーさんw」

「たくっ…参年ぶりだってのに、手間かけさせやがって。…にしても、あの異常なガキがもう拾陸か。」

「そぉーですよ。まぁ、その異常なガキを使役って戦争の芽を摘んでた組織も異常だがな…w」

「…とりあえず来い。」

「…また、お召集びですか。はぁ…めんどくせぇ。やっと、まともな生活にもどったてのに。」

「しかたねぇだろ、俺らがやらねぇで誰がやるんだよ…」


グリーリー。彼は伍年前、叉織が強制的な召集をかけられ参加させられた組織、

『救世ノ鍵 〜Illuminatiy〜(イルミナティ)』

のメンバーだった。

だった。というのは、救世ノ鍵という組織が常設の組織ではないからだ。

『戦略級』

叉織やグリーリーはそう呼称ばれている。

戦略級とは、単独で戦争規模の戦闘を勃発、収束、そうでなければ戦局を激変させる威力を持つ人、兵器等のことである。

戦略級と称される人間または魔族は世界で拾人弱しかいない。

称される理由は様々で、叉織の様に法術等を使役うことが出来ずとも戦局を変えるだけの力を持っている者もいれば、

グリーリーの様に重火器、兵器の扱いに慣れていて作戦の考案等の能力に優れている者も居る。

しかし、戦略級と称される者は情緒不安定な者が多く、安定戦力として戦闘等に参加出来る者は漆、捌人である。

その安定戦力の内の六人が選抜されて組織されているのが救世ノ鍵である。

陸ツ柱などとも呼称ばれている彼らは伍年前、この星最期の戦争になるだろうと考えられていた、

『第参次世界(種族間)大戦 〜Ragnarok Attempted〜(R.A.)』

を終止めるべく、始めての召集を受け、集い、そして弐年の歳月をかけ戦争を未然に防いだ。

収束後の参年間は救世ノ鍵は解散、メンバーはごく普通の生活を送っていたという訳だ。


グリーリーの車で弐人は叉織のアパートへと向かう。

叉織はこれから再び始動まるであろう日々を予想していた。

だが、伍年前とは明らかに違う、今度の戦いの深意までは彼も予想することは出来ていなかった。

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