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黄昏  作者: うみ
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神々と人間とが同じ世界で暮らしている。

神は人々を災厄から守る。人々は神を崇め奉る。


時に起こる災厄は神の怒りと人は考えていた。

怒りに触れないよう決してその領域には足を踏み入れなかった。


日が昇れば人の世界、落ちれば人ならざるものの世界。

 

 そんな神々の時間、黄昏時に家の中から外を眺めている少女がいた。



―――あの子は何処へ行ったのだろうか・・・。

いつも一緒に居たはずだった。


そして少女はいつも何かを探すように後ろを振り返るのだった。



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