亡国の皇子と灯火の旅路
リトバスという国の皇子であるミランは、幼い頃に見た壁画に描かれた救世主に憧れていた。
しかしリトバスは平和そのもので、救世主が必要になる騒乱もない。
だがそんな国は、「終の瘴気」と呼ばれる軍勢の手によって一夜のうちに消えてしまう。
救世主になれなかった彼は、自身を助けてくれた少女、リリアハートと共に「終の瘴気」に立ち向かうことを選ぶ。
家族を奪った敵を、なにも守れなかった己を、滅ぼすために。
しかしリトバスは平和そのもので、救世主が必要になる騒乱もない。
だがそんな国は、「終の瘴気」と呼ばれる軍勢の手によって一夜のうちに消えてしまう。
救世主になれなかった彼は、自身を助けてくれた少女、リリアハートと共に「終の瘴気」に立ち向かうことを選ぶ。
家族を奪った敵を、なにも守れなかった己を、滅ぼすために。