第八話 かわれば変わる3
今日は2本投稿します
もう1本は夜投稿するのでよかったら見てください
いつのまにか5人の緊張も解け、笑顔で会話ができていた
その後も、くだらない会話などを繰り返し皆は距離をちぢめていった
仲も程よくなたってきたので、それを見計らっていた秋さんが今後の話を始めた
まずは、住む場所の話であった
お互いに今はアパートあったため一軒家を購入しそこに引っ越すという話であった
この話に関しては、僕たち子供の進学の準備などもあるので事前に知っていた
場所は、母さんと秋さんの職場になるべく近くまりねーの進学に影響ない場所にしたそうだ
ちなみにまりねーの行く高校はこの辺では偏差値の高い高校であり、そこに心配なく行けるだけ頭は持っている
なのでまりねーの進学にも影響なく通いやすい立地になったみたいだ
僕も冬真も元いた所から離れ地元の友達のいない中学に進学することになったがお互いにそこは気にならなかったのですんなり決まっていた
「ま、友達いないけど、みくも同じ所行くんだから大丈夫だよ。今日で仲良くなれたしね。」
と、サラリと言ってしまう冬真だが僕は1周目ではイケメン冬真の弟として比べられるのが嫌だっため顔合わせ前に写真をみて別の中学校にしていた
今回、同じ中学に行く訳だが比べられるのは気にしないにしても気がかりがある
聞いていたまりねーもおなじだったらしく呆れた顔をしていた
「とうま、とうまは良くてもみっくんに迷惑かけちゃダメだからね?アンタ目立つんだから!私が今までどんだけ苦労したか…」
「いやいや、まりも大概だからね。黙ってたらそこそこ顔いいからすぐ騙された奴らが近寄ってくるだろうが!」
うん、お互いに言い合ってるいるが2人とも美男美女だからね
まりねーのいう通り比べられるくらいは気にならないがイケメン冬真の弟として注目を浴びて冬真に近づきたい女子が寄ってくるだろう
そっちの方が心配でしょうがないのだ、むしろ比べられて残念がられる方が楽な気がする
まりねーも冬真の姉として何かしらの被害を受けていたのだろう
困ったらいいなね、と心配してくれた
被害に関しては冬真も同じようだったようで、この2人といたら苦労するんだろうなと覚悟した
他には、引越しの日程や準備、住み始めてからの軽い予定などを話してその日はお開きになった
次会う時は家族としてだ
今回の顔合わせは1周目と違いうまくいったのではないだろうか
順調に距離も縮まったし兄弟仲良くできそうで安心できた
前とは違う気持ちが自分に芽生えていることを自分でもわかった
僕は今から次会うのが楽しみでしょうがないみたいだ
家族の名前
自分=未来/みく
母さん=美月/みづき
義父=秋/しゅう
姉=真里/まり
兄=冬真/とうま
になっています。
引き続き、ご意見、ご感想、アドバイスありましたら
お待ちしています