第二十五話 始まりのドア
教室前に着き入口前で止まる
ここを入ると新しい世界が始まる
僕は死んで2周目の人生を歩み始めたが2周目になってから今まで基本的に、しっかり関わる人達は1周目でも関わったり面識がある人ばかりだった
だが、このドアを開けたらそれも変わる
1周目とは違う学校へ来たのだからここから関わる人達は、本当の初対面になるのだから頑張らないとだ
ドアを開ける手に勇気と自信を込め開けようとすると…、後ろから一本の手が伸びてきて目の前のドアをガラリとあけた
「ねー、君も1組?俺も何だよね。こんなとこ居ずにさ、さっさと入ろうぜ。」
ドアを開けたクラスメイトはすごく明るく振る舞い、僕の肩にに腕を回すとそのまま前の黒板に向かって歩き始めた
僕は腕を肩をくまれてそのまま連れていかれる様に一緒になって黒板に向かって行くと黒板には席順の紙が張り出されていた
「お、俺の席あったあった。君の名前は?席どこよ?」
「僕は三崎未来です。僕の席はここみたいです。」
張り出された紙に描かれている自分の席を指差した
そうすると肩に回されていた腕をバタバタと動かし軽くたたかれた
「俺は堀井椿だよ。気軽にツバキって呼んでくれよ。ちなみにミクの前の席だよん。」
いきなり僕をミクと言ってきた無駄にテンションが高く明るいこの男は堀井椿というそうだ
この男はテンションが高いところがまりねーに少し似ているので、一緒にいたら疲れそうだなと思った
そんな男と席が近いとは本当に疲れてしまいそうだ
そのまま肩を組まれたままで席へと向かった
席に着き、自分の席に座ると前からグルンと椅子を動かしこちらを向いた男がいた
「椿くんまだ机の上の教科書確認してないでしょ?前向いて確認したら?」
「ミク、僕は椿君じゃなくツバキだよ、ツバキ。わかった?」
「じゃ、じゃあ。ツバキ。」
「うん、ツバキだ。これからよろしくな、ミク。」
「で、早速なんだけどさ、ツバキ。」
「お。早速どした?親友のミクよ。」
「親友ではないし、まだ出会ったばかりだから。で、前向いて準備しなくていいの?」
「ちぇー。ミクの言う通り出会ったばかりだからミクと仲良くなるために会話して色々知ろうかなってね。これは準備より大切なこと。」
前を向く気のなさそうなツバキに僕は観念して僕は準備をしながら「わかったよ…。」と諦めた
僕が許したことでニコニコと笑いツバキは調子に乗ってしまった
「ミクも俺と話したかったんだろ?」
「なら、僕は別に話さなくてもいいけど。」
「あー、うそうそ、嘘だってば。仲良くしようぜ。」
「わかったから。で何を話すのさ?」
「ミクってさ、この辺の小学校卒じゃないっしょ?周りに知り合いいなさそうだし。」
「よくわかったね、親が再婚したんだよ。その関係でこっちに引っ越してきたから。」
「じゃー。この中学では俺が友達1号だな。俺は近くの小学からだからさ、わからないこときいてくれよ。」
「ありがとうね。」
「お?ミクがデレたのか?前髪長すぎてわからないけどその下は出れてると俺はみた。」
「もー、いいから。もう少しで時間になるから前向いて準備しなよ。」
「はーい。わっかりましたよー。」
少しうるさいツバキだがいい奴っぽい
前を向いたツバキの背中を見ながら僕はドアを開ける前は緊張していたがツバキに出会えてよかったなと思った
ツバキのおかげで学校生活が少し楽しみになってきたなと僕はツバキの背中を見ながら笑った
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