第一話 短い人生に
少しの間は続けて投稿できたらと思います
僕の家族は5人家族だ
親が再婚同士で義父側がに子供が2人いて
残り母さんと僕で足して5人だ
そして僕はこの家の居心地が悪かった
小学卒業と共に親が再婚して僕は義父と義姉と義兄に出会った
義兄とは同学年ではあったが仲良くなることはなかった
新しい家族とは仲良くできなかった
それが嫌になり高校は寮のある学校に行き卒業後もそのまま就職して一人暮らしをしていた
高校時代から長い休み以外は実家に帰ることはなかったし
帰ったとしても母親としか特には話さなかった
そして自分がいない間に自分以外で家族が出来上がっている感じがして余計に帰りづらくなっていたのだ
なのだが親が再婚して10年経った節目に家族5人で外食でもしないかと連絡が入った
それと一緒に話したいこともあるからと言われ、家に帰ることになった
家に着くと義父が玄関の前にいて何かを見ていてが少し近づいても気づく気配はなかった
何かを見ているのか気になり覗くと表札を眺めていた
[三崎]の苗字から始まり横に家族の名前が入っていた
家には何度か帰ってきていたがあることは知らなかった
そしてそれ以上に
そこに未来と自分の名前も入っていることも初めて知った
いや、家族なのだから当たり前ではあるのだろう
でも、寄り付かない自分も入っていたことに驚いた
表札を眺めていると僕が帰ってきたことに義父が気づいた
「おかえりなさい、未来くん…」
「ただいまかえりました。」
ぎこちない挨拶をかわし、そのまま2人とも黙ってしまう
久しぶりに帰ってきて元から義父と話しをしない僕は会話が続かないどころか会話にもならなかった
それは義父も同じようで何を話していいのかわわからないような顔をしていた
そんな2人を少しの沈黙な包んだ後、義父は一緒に中に入ろうと僕を誘い2人で家の中に入ることになった
家の中に入りリビングに行くと母さんと義姉と義兄が揃っており自分がつくのを待っていた
リビングには家族5人があつまりはしたものの僕が母親に挨拶をし
少し会話をしているうちに他3人は先に外に出て行っていた
「母さん、ただいま。」
「おかえりなさい、元気にしてた?」
「元気にしてたよ。母さんも元気そうで安心したよ。今日は話があるって聞いたから来たけどどうかしたの?」
「話はあとでするから!今日のメインは10年記念よ?みんなで外食に行くんだから!話はそのときにしましょ!3人は先に外に行ったから私たちも行くわよ。」
そう言うと僕を追い出すように一緒に家から出る
外の道路の方で話しながら3人は待っていた
特に会話に混ざるわけではないが母さんが鍵を閉めるため外に出て3人の近くに行き母さんが鍵を閉めるのを待っていた
鍵を閉め終わり、こっちを振り向いた母さんは急に悲鳴をあげた
その悲鳴にみんなが母さんの方を向いた瞬間
僕の背中からドスっと音がし背中に熱をおびはじめた
振り向くと思い出したくない顔の男がそこにはいて僕の顔を見ると嫌な顔で笑い逃げていった
追いかけようとしたが次第に体に力が入らなくなり僕は倒れてしまった
目もうつろになっていく中、人が集まってきて僕の名前を呼んでいるのに気づいた
そしてそれと同時に胸の鼓動と呼吸が止まり三崎未来22歳の人生は終わった
ストーリーが落ち着くまでは少しの間
毎日を目指して投稿できたらと思います