第十八話 たこパ2
遅くなりましたが本日2本目です
冬真と秋さんがたこ焼きをやいてくれていた
そして第一陣が焼き上がりみんなの前に盛られていく、調味料は色々用意してあるので各々が好きな味付けにしていくのだが調味料の中に1つおかしなものが混ざっていた
その異質な物は赤黒いパーケージの小さなビンなのだが、タバスコの何倍も辛いと言われている何にでも使える激辛ソースだった
テレビなどでも取り上げられる程辛いソースなのだが、それを手にとったのは秋さんだった
秋さんはその激辛ソースを普通のソースをかけるようにかけている
僕はその光景を見て自然とポカンとしてしまっていた
冬真とまりねーは知っているためいつものことの様にしていたが母さんも知っていたのだろう、僕1人がポカンとして驚いていた
冬真や、まりねーも辛いのが平気なのかと気になり2人の方を見ているとそれに冬真が気がついた
「普通の辛さはいけても俺はあんな辛いのはむりだからね?父さんだけ。」
「私は辛いのはあんまり得意じゃないからお父さんだけしかあんなの食べないよ。」
「2人が言うほどこれは辛くないよ?食べてみる?」
そう言って秋さんは激辛ソースたっぷりかかったたこ焼きを進めて来たがまりねーと冬真は首を振り、母さんはこの話に触れないようにしてるかのように自分のお皿のたこ焼きを黙々と食べていた
でも、そのソースがどんだけのものか僕は気になってしまった
「秋さん、一個もらってもいいですか?」
「うん、どうぞ。みんなが言うほど辛くないけど熱いから気をつけてね。」
1つだけもらうと秋さん以外がやめろと言わんばかりに首を振っていた
でも、もらってしまったからには食おうと思い口に入れると口の中にすごい刺激が走った
それはたこ焼きの熱さではなく完全に激辛ソースのものであった
たこ焼き自体は丁度よく冷めていて食べやすくなっていたが激辛ソースの量も多く辛さで口の中に刺激が収まらなくなっていた
刺激で口を閉じれなくなり、汗がすごい量出てきた
「私も秋さんと前にご飯食べに行った時に秋さんが食べてる辛いのを一口貰ったんだけど、その後大変でしょうがなかったのよ…」
辛さに苦しんでる僕に半分トラウマになっていると母さんが話した
確かにこの辛さじゃトラウマになりかねない
そんな僕を見て「そんな辛いかな?」と首を傾げて食べる秋さんに少しの恐怖を感じた
その後、味覚も何とか戻り普通にたこ焼きを楽しんで食べた
中身も色々試して食べていく
さっき辛いのを食べたせいもあり、キムチをそんな辛いと思わず食べることができだのもあるのだろう、タコキムチのたこ焼きが僕の中で1番のお気に入りのたこ焼きになった
僕もたこ焼きを焼くのを手伝ったが冬真や秋さんのように上手に焼くことは出来なく、2人に教わりながら少しずつ綺麗に焼け、最後には綺麗に焼くことができていた
焼いたたこ焼きを食べていき、お腹いっぱいになりながら僕は今日ふたつ成長できたなと考えていた
1つ目はたこ焼きを上手く焼けるようになったこと、2つ目は秋さんの薦める辛い物は決して食べないことだ
辛い物は程々が、丁度いいと学べた夕飯であった
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