あとがき
一応の注として。
ギリシア語の表記については、長音はつけず、おおむね岩波文庫の『ギリシア・ローマ神話』 ブルフィンチ(野上弥生子・訳) によりました。
劇のセリフについては、岩波文庫の『アガメムノーン』(久保正彰・訳)を少しだけいじって使ってあります。
カヴァフィスの「イタカ」は初版のものです。『カヴァフィス全詩集』(中井久夫・訳)に所収。もともと『通勤電車でよむ詩集』(小池昌代・編)で見かけたものなんですが、この初版は1500部ほどしか出ていないらしく、原書は確認できていません。普及版として第二版が出ていますが、こちらは訳が少し違っています。また、池澤夏樹による訳もあります。
アイスキュロスの予言(「人でないものに殺される」)については、どこかで読んだと思うんですが、どこで読んだのかは思い出せませんでした。町で女が二階から投げたレンガにあたって亡くなった、とかいう伝説もあった気がするんですが……。とりあえずそのまま使っていますが、間違っているかもしれません。
古代ギリシア演劇やアイスキュロスについてのあれこれは、ウィキペディアその他を参考にしたものなので、厳密なものとは言えないかと思います。
ちなみに、表題はマザーグースの「誰が駒鳥殺したの」によっています――だからどうとかはないんですが。




