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誰がアガメムノンを殺したの?

作者:安路 海途
 舞台上には、セーラー服姿に血塗れの仮面という、奇妙な格好の人物が立っていた。彼女は犠牲者にして勝利者、虐げられた女にして復讐を遂げた者――

 凪城高校演劇部の次回公演演目が『アガメムノン』だと告げられたとき、わたしが思ったのは、「——何で、アガメムノン?」だった。アイスキュロス作、古代ギリシア悲劇。高校生としては、いささかクラシックな舞台演目。
 夏休みになり、着々と舞台隊準備が整っていくあいだにも、わたしの疑問がなくなることはなかった。そこで、今度の舞台の発案者が誰なのかを、探っていくことにする。部員の一人ひとりに質問していくわたしだったけど、犯人(?)探しはいっこうに捗らない。
 でも、わたしはどうしても、知りたかったのだ。
 ――そこにある、運命みたいなものの正体について。

 そしてとうとう、わたしは真実を知るのだけど……

(18/9/21~18/10/3)
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