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新世紀の殉教者

片思いの王様

作者: keisei1
掲載日:2016/05/04

 雨降りの午後の図書室で

 物憂い気持ちを隠したまま 


 本は綺麗に並べられて

 博士気取りで 読書する


 僕の目線は君のもと


 アー 恋の悪循環は一周して 

 地球の果てから 僕を貫いて

 

 恋煩いは いつも斜め上

 アー 痛々しい 片思いの王様よ 



 風が吹き抜ける屋上で

 髪を掻き上げる君を見て


 曇天の空から 雨一粒

 君の肩を濡らし 悩ましげ


 始業のチャイムが 鳴り響いて

 スプリンター張りに 走り出す


 僕の視線は 君のもと


 アー 恋の目眩はグルグルと

 地球とともに周り続けるよ


 恋の口癖は いつも「尊い」で

 アー 悩ましい 片思いの王様よ



 季節の変わり目は転調だ

 僕の心も揺れて揺れるよ


 五月晴れがやけに眩しくて

 僕の沈む心 貫くよ


 オー 辛い



 アー 恋のインフレで 高騰して

 ドラマなんかにはとてもならなくて


 君は手を振りながら 立ち去って

 彼の傍へと寄り添って


 僕の想いはいつも届かずに

 アー 切ないほどの 片思いの王様よ


 報われぬ王様

 一人ぼっちの王様

 報いなき王様

 孤独な王様

 

 曇り顔の王様

 一人きりの王様

 沈み顔の王様 

 アー そこにいる 孤独な王様よ





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