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実力主義への道  作者: 酒呑童児
第九章 螢達との決戦
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82話 大和と桐生院瑠花

書き方を大幅に変更しました、今までの分も時間のある時に変えていくつもりです

「福島県第一原発付近、放射能の為に人の居ない場所、ここに入れるのは龍脈の力でそれを防げる私と陽ぐらいの者か。」


 大和が設備の中に入り、暫く進むと目の前に矢が飛んでくる

「奇襲、にしては気配を隠していない。私を舐めているのか?桐生院瑠花。」

「・・・・・・」

沈黙の内に再び矢が放たれ、奥に逃げる気配がする

「逃がさん。」


 矢を再び槍で弾き、気配を追いかけると開けた場所に出る

「・・・・・・」

頭上から矢が放たれたと思った途端、前方からも矢が放たれるが槍の一振りで弾き返す


「かくれんぼは終わりだ、姿を現せ。」

フードを深くまで被り、ローブで身を包んだ少女が出てくる

「年は十九歳程か、後は解らんな。」


 大和は素早く距離を詰め槍で切り払う

「・・・・・・」

相変わらず無言のまま瑠花は後ろに飛びながら矢を放つ、フードの先に小さな傷が入った他は何も変わらない

「何故何も口にしない?」

「・・・・・・」

矢を払いながら聞かれたその問いにも当然のように沈黙を貫き、今度は三本の矢を連続で放つ


「無駄だと解らないのか?」

大和はそのまま矢を払いながら近寄り、少女に切り付ける

その姿を見て大和は驚愕する

「お前は!」


「解ったなら、もう黙っている必要はありませんね、兄上。」

「お前が何故ここに!」

「私はもう九頭竜家の者ではありません、今は桐生院家当主、桐生院瑠花です。」

「お前は呪術が効かないはず、それが何故国に付く?」


 瑠花はため息をつくと話し出す

「兄上は知らないでしょうが、私は銀髪金目という珍しい外見のせいでいつも好奇の視線に晒されてきました。

そして周りからの吐き出すような暴力と、蔑みの眼差しの中から私を助けてくれたのが螢さんです。

ですから私は国では無く螢さんに仕える。

今は何よりも大切な人だから。」


 それを聞いて大和は目を伏せる

「行方不明だとは聞いていたが、まさか名を変えていたとはな。」

「夕月陽は解って居たのかも知れませんね。」

「そうだな、そうかもしれない。

だが、お前を倒す事には変わりない。」

そう言って大和は槍を構え、瑠花を拘束する

 

「何故反撃しない?」

「できる訳無いじゃないですか、兄上と戦うなんて。」

か細い声で瑠花が言うと大和は呟く

「そうか、ならお前は私達と共に来い、螢の事は陽に任せておけばいい。」

「そうですね、そうします。」 



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