螢への報告書2
『安部清明』
平安時代からしぶとく生きている陰陽師。
妖狐の血を受け継ぐ為、能力は高い。
長い間生きてきた経験と知識は底知れないものがある。
陰陽の法により大抵の魔術を打ち消す為危険な存在となる。
『酒呑童子』
何故か安部清明と共にいる酒好きの鬼。
典型的なバカで計画性や罠への注意などは全くない。
実質罠や障害は全て破壊して突き進むような者である。
ただ義理や人情に厚いようで、安部清明と共に居る理由と関係があるかもしれない。
戦闘能力は高く素手で刀と渡り合える程である為、良い司令官の指示通りに動けば危険な存在となるだろう。
『薬師寺菖蒲』
ポラリスの医者。
本来は柳谷家の生まれで、残酷な実験を繰り返す家に愛想を尽かし出て行ったまま消息不明だったが、いつの間にか九頭竜大和の下で働いていた。
過去、夕月陽との接点は無いらしいが夕月陽は恐らくそのことを解った上で何も言わないことから無意味と判断していると推測される。
薬師寺の姓は柳谷家の中でも特に有能な者に与えられる名である。
メーディアを宿し、毒、薬を操る能力があると推測される。
治療技術も高いため仲間から引き離す事が最善と判断される。
『御神楽史』
出生経歴共に不明の変態科学者。
一切の経歴が不明だが、妖魔や術式についても詳しいことから特別な生まれの者と思われる。
ポラリスのセキュリティの全てを組んだ張本人であり、我々が今まで一度もハッキングに失敗し、逆にウイルスなどでパソコンを何度も破壊されたことからもその才能が窺える。
ダイダロスの力により精密な機械を瞬時に生成する為、一見無防備でも油断できる相手ではない。
『エレボス』
ギリシャ神話暗闇そのものを神格化した存在。
妖魔人の様だが、人間としての情報は一切ない。
夕月陽に近い魔術を使うが、性能としては破壊力、精密さ等が夕月陽に劣る。
とは言え、能力事態は強い為、夕月陽が異常なまでの能力を持って居るだけでしかない。
『望月小夜子』(仮)
十年以上、屑に囚われていた少女。
親に売られ、何度も苦しめられたため世界の様々なものに対する憎しみと嫉妬を胸に抱いている。
誰も味方の居なかった所から助け出し、居場所をくれた夕月陽を信頼している。
情人離れした聴覚を持ち、足音も気配も完全に消した夕月陽の接近に気付いていた。
妖魔の血を受け入れた様だが、何の力を持つか解らない為注意が必要。
夕月陽が目を掛けていることからも潜在的な能力があるだろうと思われる。
そうでなければ、妖魔の血を与えることを彼がするとは思えない。
全てが未知数な注意が必要な存在である。




