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55話 旧家の名
短くてすいません。
鈴音と宇迦之御魂は行かない事になり、アリスと史は大和から話を聞いた
「まずこの国は幾つかの家によって裏から支えられてきた。
一つは九頭竜家、政治への関わりが強く私が長だ。
九頭竜家は国のあり方を大事にしてきたが、他の家は政府を第一に考えている為我々と相容れる事は無い。
その家の説明をしておく。
一つ目は国の政治の統括を行ってきた桐生院家
二つ目は環境省を統括していた桜花家
三つ目は工事などの指針を定めていた御菖蒲
四つ目は死体の葬儀などを行ってきた紅葉家
五つ目は農部を管理していた藤宮院家
六つ目は祭典の実行をしていた萩月毛
七つ目は軍事を管理する兵部の菊粂家
八つ目は戸籍、税を管理していた松霧家
九つ目は物価の操作をしていた柴梅院家
十つ目は医療の研究をする柳谷家
十一つ目は財源の管理を行う牡丹露家
十二家目は花札の名前を由来とするそれらを管理する鬼灯家だ。」
「花札なら芒が足りないじゃないの?」
「アリス、その通りだ。
最後の一つは国につぶされている。
国の腐敗を消し去る事を掲げていたから邪魔だったようだ。
その家の名は『夕月家』。
陽はその家の家長だ。」




