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実力主義への道  作者: 酒呑童児
第八章 新たなる戦いへ
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53話 復讐者

「その目で私が入って来たと何故解った?」


「聞こえたから、扉の開く音、入ってくる足音が。」


「その目はどうしたんだ?」


彼女の耳の良さを内心認めながらも、ある程度答えを予想出来た質問をする


「くりぬかれた、そのあと治療され私は生き残った、いえ、生き残ってしまった。」


心の傷をえぐる事になると解っていながらも陽は質問する


「他に何をされた?」


「他には、見ての通り鎖に繋がれ、首輪を着けられ、鞭でうたれ、殴られ、蹴られ、踏まれ、嬲られ、縛られ、切られ、焔で焼かれ、針で刺され、

彼岸花、朝顔、ユリ、水仙、夾竹桃、紫陽花、等の毒草を食べさせられて体を壊したら治療され、

ハシリドコロ(錯乱性のある芽がフキノトウに似た毒草)で発狂させては治され何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も犯され穢され存在する希望を奪われた。」


少女の言葉に陽は思わず女の姿で彼女に抱き着いた


「女の人?」


「私は女の姿にも男の姿にもなれる。

安心しなさい、もう誰にも君に酷い事をさせないから。」


「あなたの名前は?」


「私は夕月陽、女の姿ではニュクスとと呼ばれている。」


「あなたが。」


「知っているの?」


「ええ、あいつが言っていたから。

わたしは願っていた、貴方が助けてくれる事を。」


「そうか、君はあいつや、あいつの仲間が憎くないか。」


答えが決まっている質問を陽はする


「憎い、わたしがこの手で殺してやりたい。」


その願いは少女のものにしては、とても禍々しく、狂ったものだったが、それこそが彼女が望んだものだった


「なら手を伸ばせ、武器をあげよう、復讐を果たす為の。」


少女は無言で頷き手を伸ばす


陽は闇を結晶化させて武器を創る


「魔法?」


「似たような物だ、他にも異能に力を持つ人もいるから君の眼を治すこともできるかも知れない。

それは良いとして力を望むなら契約を結びなさい、契約内容は自分の行動に責任を持ち、それがいかなる結果になったとしてもそれを受け入れる事、これだけは約束して。」


少女はまた無言で頷く、それを見た陽が手かせと足かせを壊すと彼女は陽の手から太刀を手に取り、立ち上がった



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