5話 退屈の終焉
九頭竜 大和と出会った日から1週間がたち、約束の日が訪れた。
「これで退屈な日々も終わる、
もう政治家にはこの国を治める資格など無い。」
そう呟いて夕月 陽はベッドから起き上がり、
いつもの私服である。
紺色のシャツに黒の膝まである薄手のコートを羽織る。
そうした後
目玉焼きに味噌汁、ご飯で簡単に朝食をとり、
大阪城に向かうことにした。
陽の家は大阪城から遠いが、
徒歩で向かったので、着いた時には11時50分になっていた。
「言われた通りに受付で名前を名乗ったらすぐにポラリスの本局に案内された、流石は九頭竜家の当主だな。」
大和は仕事で忙しいらしく、用意されていた部屋で待つことになった。
ベッドだけでは無く本棚やテレビ、机、パソコンまで用意してある、
それにホテルの一室ほどの広さがある、ここで暮らすことになるのは間違いない。
ベッドに座ってそんな事を考えていると、
「コンコン」
「夕月 陽さん局長がお呼びです、私が貴方を局長室に案内するよう、との命令です。」
局員が呼びに来たので、案内してもらう事にして、部屋を出た。
「夕月さん、こちらです、局員に案内されるがままついていくと
[局長室]
と書かれた部屋にたどり着いた、その扉の中に入ると、
「夕月 陽か、よく来たな、遅れて済まない。」
「別に構わない、ところであの部屋は何だ?」
椅子に座って待っていた大和にそう返してついでに質問する。
「あの部屋は使っていなかったから、君の好きに使ってくれて構わない。」
「そうか、なら使わせて貰おう。」
「さて、本題だ、準備は済んでいる、後は局員に開始を伝え、国に反乱することを宣言するだけだ。」
「なら初めよう。」
「分かっている、君を待っていた、
5分後ホールで局員に通達するとしよう。」
5分後
ホールには沢山の局員が集まっていた、
陽も一緒に大和局長の演説を聞く事になっている。
「私、九頭竜 大和より局員に通達がある、
事前に伝えていたが私達ポラリスはこれより国に反乱を起こす、
そして我々が実力主義の国を築き上げる為にお前達の力を貸してくれ。
腐りきり、腐敗した政府を潰すためにな。」
「「「「「はい!」」」」」
演説が終わった後、大和は国にテレビ電話を掛けた。
「やあ、愚民の諸君、既に分かっていると思うが私達は貴様らに反逆する、
貴様ら腐敗した政治家に反対は認めない、
貴様らに待つものはただの[死]だ。」
それだけ言うと大和は一方的にテレビ電話を切った。
「さて、これで良い後はとりあえず大阪で苦戦中の場所に応援に行くとしようか。」
「分かった、行こうか大和。」
「とりあえず、ここ大阪城公園に警官隊が来ているようだからまずそいつらを倒しに行くぞ。」
こうして九頭竜 大和と夕月 陽は警官隊の鎮圧に向かい初めた。
やっと物語が本題に入った。




