31話 大阪にて
「なるほど、
陽にニュクスの血が流れていたとはな。」
「ん~そうだね、
それはあたしにも想定外だったわ、
今のところは力を使う事に慣れてないけど、
まともに力を使えたら危険な存在になるね。」
史から報告を受けた大和は答えた
「共に実力主義を目指すのだから問題無いだろう。」
そこで史は冷たく答えた
「それがあいつら別の未来の可能性を摸索してる様に見えたんだよね。」
「そうか、
だが問題無い、
私は主義主義者だ、彼らが我々より優れた未来を築くなら、私はそれを歓迎しよう。」
高らかに大和は言った
「でも敵対するなら戦うつもりだね…
まあいいけど。」
史は面倒そうに言った
そこに慌てた様子の局員が入って来た
「何の用だ?
非常時意外入るなと言ったはずだが。」
「局長に手紙です、
何故か鳩が運んできました。」
大和の問いに局員が答えると
「アリスからだな、渡せ、
あとお前は通常任務にもどれ。」
「了解致しました。」
局員が立ち去ると大和は手紙を開いた
「局長、どうした?」
表情が険しくなった大和に史が問うと
「陽が魔術の反動で血を吐いたらしい。」
「どうする?」
大和は決断を下した
「薬師寺を向かわせる、
彼女なら治療魔術に詳しいから陽を救う手立てもあるだろう、少なくとも我々よりはな。」
「菖蒲さんだね、そう言えばポラリスの高い地位にいる人って女性率高くない、
ところで局長は何をする気?」
大和の顔を見た史が問うと
「私も力をつける必要がある、
陽と敵対した時の為にもな……
史、我々が封印している悪魔の封印解除コードを渡せ。」
「色々いるけど、
どの悪魔のコードがいる?」
「ケルト神話の戦いの女神、
呪術師でながら武芸にも秀で、
かの英雄クーフーリンを鍛えた者、
[スカアハ]だ。」
「分かった、後でコードを携帯電話に送る。」
「なら私はしばらく留守にする、
その間局員の統率を任せた。」
「了解、
局長、スカアハは厳しいらしいから頑張れよ。」
「当然だ、それではな。」
大和は局員に留守の間は史に統率を任せる事を通達し、
大阪本局を後にした




