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実力主義への道  作者: 酒呑童児
第五章 東北戦開始
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閑話1 あたしの在り方

アリスの話です、


題名は変える可能性があります。


時は平安、夜の都を妖魔が跳梁跋扈する時代



都が京都に移った頃にあたしは生まれた。


あたしは生まれた時から知能の高い動物や長く生きた木々と意志疎通が出来、その為、親族達からは、『先祖帰り』だの、『妖魔の子』と言われ、忌み嫌われていた、


それは両親も例外では無く、

父はあたしを生まれ損ないと言い、

母は自分の子では無いと言った



だからあたしは家を出た、

あたしは動物達に助けられながら、

外国にも行った、そこでは、あたしが蔑まれる事もなく、人々も(あやかし)達も良くしてくれた、



そしてあたしは北海道に行き、まだ人も居ない大雪湖で妖刀[エペタム]に出会った、



「貴方はだれ?」

突然姿を現した女性に、あたしは言った


(わらわ)が誰とな?

妾はエペタムと人間に呼ばれておる。」


あたしはアイヌ語を思い出す


「人食い刀ね、

あたしに何か用?」


「なかなか気の強い娘じゃ、

妾の本体は刀じゃから、この場所から動けないのでな、妾をここから連れ出してくれまいか?」


「あたしを攻撃したりしない?」


「勿論じゃ、

主はなかなか良い刀の使い手の様じゃしのう、

なに、心配なら契約を結べば良い。」


「分かった、貴方と契約するわ。」



その時は気まぐれだった、

あたしはせめて、

生まれ持ったもの以外で自分に意味を見いだしたくて、武芸者と言えるほど強くなっていた、


それからあたしは日本に出た妖怪を狩り始めた、

人に害をなす鬼や霊魂、

死してなお現世に縛られた哀れな船幽霊(ふなゆうれい)や七人ミサキ等の亡者を葬ってきた、


そうして日本のあちこちに行き、

安倍晴明(あべのせいめい)賀茂保典(かものやすのり)と共に戦ったりもしていた、

特に酒呑童児(しゅてんどうじ)との戦いは辛く、怪我をして1ヶ月ほど寝込んだぐらいだ。


それなのに北海道に行ったある日、

あたしは飢饉を招いたと呼ばれて、エペタムと共に大雪湖に封印された、


その間にあたしとエペタムは混じり会い一つの存在となった、

エペタムは2本だったけど、








そして長い時がたった、

もう何年たったかも分からず、あたしは力を求めた少年と戦い負けた、





そして、

あたしはその少年と共にいる、


少年は実力主義を掲げているにも関わらず、


心のどこかで死を願っていたあたしを生かした


あたしはそのあと、何故殺さなかったと聞いた、

すると少年は、


「それは、私が我が儘だからかな、君を救いたいと思ったんだ。」


少年は笑って答えた


あたしはそれは偽善で独善的だと言ったけど、


「そうだね、

でも私は助けたかったんだ。」


そう返されてしまう


「貴方は酷い(あるじ)です。」


あたしが言うと


「そうかもしれない、

ところで主とはどういう意味だい?」

「あたしは初めて会ったあたしより強い人に仕えると決めていました、

それも、あたしを殺さなかったらの話でしたが。」


「そうか、でも主は止めてくれ。」


「分りました。」


「出来れば、敬語も止めてくれ。」


「分かりまし...分かる...分かった?」


「それでいい。」







そんな事があって今、

あたしは彼と2人でいる、

今から青森県に行く、

国を変えるために…



「アリス、君を危険に逢わせる事になって済まない、

それでも、私についてきて来てくれるかい?」


あたしはちらっと笑う


「答えが分かっていながら聞くとは、

相変わらず貴方は酷い主ですね。」


「ごめん。」


「いいんですよ、

私は貴方に従います。」


「ありがとう。」





そうしてあたしと彼、[夕月 陽]は青函トンネルを抜けて、青森県へと歩き出した。

名前が登場した人物や妖魔は実在します。



予定ですが、

安倍晴明は物語にでるかもしれません、

(20話位後だと思いますが)

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